PR

ロシア製弾薬に39mm薬莢が多い理由とは?

HB-PLAZA 入門者にやさしい実銃解説 フォーラム FAQ回答掲示板(休止中) ロシア製弾薬に39mm薬莢が多い理由とは?

  • このトピックには0件の返信、1人の参加者があり、最後にポルポルにより5年、 7ヶ月前に更新されました。
1件の投稿を表示中 - 1 - 1件目 (全1件中)
  • 投稿者
    投稿
  • #63544
    ポルポル
    キーマスター

    ロシア製の弾薬は39mm薬莢のものが多い気がするのですが、何故なのでしょうか?

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――

    5.45x39mmや9x39mmは7.62x39mmをベースとして開発されたため、39mmのケース長を持ちます。

    歴史的経緯を見ると、ロシアは38式小銃で使用される日本生まれの6.5x50mmSRをM1916で採用していましたが、よりパワーの弱いオートマチック用ライフル弾の開発を始め、シモノフにより5.6x39mmが試作されました。

    しかしソ連のフィンランド侵攻(冬戦争)により開発を中断し、フルサイズのライフル弾を使用するSVT38/40(7.62x54mmR)にリソースを集中することになります。

    そして1943年、一度中断されたライフル弾の開発を再開し、7.62x39mm(M43/7N13)が誕生。

    その後、1974年に7.62x39mmを小口径化した5.45x39mmが開発されました。

    因みに規格上はケース長39mmと表記されますが、実際のスペックでは7.62x39mmのケース長は38.35mm、5.45x39mmのケース長は39.5mmとなっています。

1件の投稿を表示中 - 1 - 1件目 (全1件中)
  • フォーラム「FAQ回答掲示板(休止中)」には新規投稿および返信を追加できません。