1911系ピストルの携帯方法について質問があります。
・コンディション2はやはりコンディション1に比べて即応性が低いのでしょうか?
・コックのみで携帯するのは危険でしょうか?
即応性はコンディション1の方が2より上です。ハンマーはコックされている方が即応性が高くなります。
安全装置解除状態でハンマーをコックのみで携帯(コンディション0)すると、相対的に暴発の危険性が高まりますが、撃つ瞬間までトリガーガード内に指を入れないルールが徹底されていれば問題ありません。これには日常的な訓練が必要となります。
コンディションとは何か?
コンディションとは、1970年代のアメリカで射撃教官として活躍したジェフ・クーパーによって考案された1911系ピストルを携帯する際の銃の状態を分類した条件です。
コンディション4が最も即応性が低くなりますが、同時に最も安全な状態といえます。
コンディション0は最も即応性が高くなりますが、いつでも射撃できる状態なので、訓練が十分でないと誤射の危険性が高くなります。
薬室装填 | 弾倉装填 | ハンマー | セイフティ | |
コンディション4 | 装填しない | 装填しない | レスト | オフ |
コンディション3 | 装填しない | 装填 | レスト | オフ |
コンディション2 | 装填 | 装填 | レスト | オフ |
コンディション1 | 装填 | 装填 | コック | オン |
コンディション0 | 装填 | 装填 | コック | オフ |
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