チャーターアームズブルドッグについて質問があります。
メディアガン・データベースというサイトで「バックアップ用に愛用する警察官も少なくない」と書かれていましたが、本当に実際に使用されていたのでしょうか?
また、同威力(ジュール値で見た場合)で値段も安い22マグナムや威力の高い40S&Wや9mmパラべラムがある中で、現代でわざわざ44スペシャルを選ぶメリットはあるのでしょうか?
チャーターアームズ・ブルドッグ .44spl
画像出典:www.charterfirearms.com
チャーターアームズ・ブルドッグが予備のバックアップガンとして民間や警察で使用されていたのは有名です。
70~80年代に人気が高かったモデルで、価格がリーズナブルであったため広く普及しました。
また、アメリカの警察は日本の警察とは異なり、警察署によって(口径など必要条件を満たしたうえで)携帯する銃を自由に選択できることが多いので、許可されればどんなモデルが使用されていても不思議ではありません。
.44スペシャルのパワー
口径 | 弾頭重量gr | 弾頭の種類 | 初速(MV)fps | エナジー(ME)ft-lbf |
.44SPL | 165 | JHP | 1500 | 825 |
180 | JHP | 1000 | 400 | |
200 | JHP | 920 | 376 | |
246 | LRN | 755 | 310 | |
.22WMR | 40 | FMJ | 1910 | 324 |
9x19mm | 115 | FMJ | 1150 | 338 |
.40S&W | 165 | FMJ | 985 | 356 |
.45ACP | 230 | FMJ | 850 | 370 |
弾薬は、メーカー、弾頭重量、弾頭の種類、使用火薬の種類などによって初速やエナジーが異なります。
.44スペシャルは、9x19mmや.40S&Wといった現在警察で使用されるポピュラーな弾薬と比較しても、パワーが劣るとはいえないでしょう。
エナジーに注目すると、.45ACPを上回るパワーの.44スペシャルも存在するように、バックアップガンとして十分な性能を持つ弾薬であることがわかります。
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