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ポルキーマスター
バットストローク(床尾打撃)は白兵戦の基本的なテクニックで、ストック付きの銃が誕生した時代から存在します。
ですが、相手を死亡させる可能性があるため、失神させることを目的とする場合は適切ではありません。
>事例
こちらの動画が参考になるでしょうか。
ポルキーマスター感じ方には個人差がありモデルによっても異なりますが、私の経験では明確な差を感じることが多いです。
同じ弾薬で比較したとき、銃の総重量が重いほど反動が小さくなります。
しかし、銃身軸の高さ、重心位置、スライド重量、フレーム重量、フレームデザイン、グリップ、リコイルスプリングの強さなどの条件により、実際に知覚する反動の大きさ(フェルトリコイル)には差が生じ、重量と感覚的な反動が反比例するとは限りません。フルサイズは重量が重く、フロントサイトからリアサイトまでの距離(サイトレイディアス)が長いため、短いコンパクトやサブコンパクトのピストルより高い命中率を得られる傾向がありますが、5メートル以下といった近距離でマンターゲットに命中させることを目的とする場合はサイトを使用せずに射撃する「ポイント・シューティング」で問題なく、高い命中率を得るためにフルサイズを選択する必要はありません。
スライドが短いとスライド重量も軽くなるためフルサイズよりもキビキビとした動作になりますし、全高が低いフレームで小指が余るサイズではマズルジャンプが大きくなりやすくなります。
また、銃身長の違いによる弾速差については、貫通力や命中率に対する実用上の影響は誤差の範囲です。
その他、銃身長が短いほど銃声が大きくなるという違いもあります。
ポルキーマスター1911はエジェクションポートの前にスライドを閉鎖するためのロッキングラグが備わっているため、構造上ベレッタの様なオープントップのスライドを使用できません。
ローテイティングバレルロッキングやガスディレードブローバックを採用する1911ピストルはスライドトップをカットすることが可能ですが、1911はスライドと銃身の間に隙間があり、単純にカットしただけでは砂などの異物が侵入しジャムの原因になりやすくなります。
ロックアイランドアーモリーXT22はオープントップのスライドが備わっていますが、一般的な1911とは異なる構造のディレードブローバックを採用しています。
銃身に見える部分はバレルシュラウドで、エアガンに例えると固定されたアウターバレルの中でインナーバレルが後退する構造のため、オープントップスライドを使用できます。
>又、ああいったデザインのスライドの強みについてもお教えください。
「排莢時にスライドに邪魔されることなく薬莢を排出しやすい」、「スライド閉鎖時に起こるストーブパイプジャムを処理しやすい」、「薬室内を目視確認しやすい」、「銃が軽量になる」、「スライドが軽量なためパワーの弱い弾薬を使用した場合や銃が装薬のカーボンで汚れた場合でも作動しやすく、速射性も向上する」といった利点があります。
ポルキーマスター状況次第ですが、不可能ではありません。
1993年にオハイオ州でSWATのスナイパーがリボルバーに命中させて弾き飛ばしたことがあります。
過去、戦争や民間人の撃ち合いで銃に弾が命中する事例が多々ありますが、これらは狙って命中できることではなく、偶然命中したものが殆どです。
ターゲットとなる銃が静止していれば命中させやすいですが、そういった状況は交戦時には起こりにくいでしょう。
>弾き飛ばした銃が暴発などしないのでしょうか。
プライマー(雷管)に直接命中するか、或いは衝撃でトリガーが引かれて撃発に至る可能性がありますが、過去の例を見る限り、その確率は低いといえます。
関連記事: 銃撃戦で銃口に弾が命中した結果
ポルキーマスター想像になりますが、特別な事情があるというよりも単純に売れると判断したのだと思います。
ベレッタM9が民間市場で販売されたように、刻印や仕様を再現した軍用や法執行機関向けのモデルはコレクターに人気があります。
ポルキーマスターアメリカ国内で製造されている7.62x39mmは殆どボクサーです。
Wolf社はアメリカ企業でベルダンの7.62x39mmを扱っていますが、ロシアやヨーロッパから輸入しています。
(Wolf Goldブランドの7.62x39mmはボクサーで製造国は台湾です)>プライマーはロシア製の様に雷酸水銀なのでしょうか?
アメリカの民間市場では1930年代頃を最後に雷酸水銀を使用していません。
(米軍では1898年に終了)ポルキーマスター>私はてっきりFBIの17M/19Mをベースに第5世代が開発されたとばかり思っておりましたが逆だったのですね。
どちらがベースというよりも、どちらも仕様が異なる第五世代です。
時系列は、
2016年 FBIが17Mを採用
2017年 民間市場で第五世代を発売
2019年 民間市場で17Mを発売・・・となります。
17Mにはgen5の刻印がなく仕様も異なりますが、中身は基本的に民間モデルと同じ第五世代です。
ポルキーマスター>最新の第5世代に更新する事はないのでしょうか?
可能性が無いとは言えませんが、17M/19MはFBI仕様の第五世代なので、民間モデルの第五世代に交代するとある意味「ダウングレード」になりそうです。
>他のホルスターの使用は可能なのでしょうか?
銃と同じくFBIの条件を満たすホルスターで許可されていれば可能です。
FBIで支給されるホルスターは頻繁に変更されており、使用されている(使用された)ホルスターは、サファリランド、ドンヒューム、ビアンキ、ディサンティス、ギャルコ、ブレードテック、ブラックホーク・・・等々多種多様に存在し、IWB/OWBホルスターの他、アンクルホルスターも使用されています。
また、FBIの場合は部署(デビジョン)によっても異なる場合があるようです。>昨年のFBIエージェントがバックフリップをした際に起きた暴発事故
彼は新人だったらしいですね。
普通に考えればあのタイプのIWBホルスターでバックフリップすれば銃が落ちるのは予想できたと思いますが、相当酔っていたのでしょうか。ポルキーマスターどれぐらいで熱くなるかはシリンダーの厚み、射撃間隔、使用弾薬、気温などの条件によって異なります。
同じ弾数を撃つ場合でも、速射で撃てば急激に熱くなり、間隔を空けて撃てば緩やかに温度が上昇します。
また、使用弾薬がマグナム弾であればより加熱されます。しかし、同サイズの弾薬を使用するピストルと比較すると、リボルバーは銃身と薬室が繋がっていないため、銃身の摩擦熱がシリンダーに伝わらない分だけ温度上昇が緩やかです。
>またオートは、関係なく撃てるのでしょうか?
通常ピストルは熱くなる場所に触ることなく射撃を継続できますが、銃身の熱は次第にスライドやフレームへと伝わり、速射で数百発以上撃つとトリガーまで熱くなる場合もあります。(銃の構造や材質によっても異なります)
また、H&K P7の様にガスディレードブローバック用のシリンダーがフレーム内に配置されている銃では、一般的な反動利用方式のピストルと比較してフレームが早いペースで熱くなります。
>リボルバー の場合、38スペシャルと357マグナムでは、撃てる数の違いが出るのでしょうか?
マグナム弾の方が熱くなるため違いがあると言えますが、リボルバーで数十発以上連続で撃ち続けるような状況があまり想定できないので、その差が実用上問題となるかは疑問です。
関連トピック:
撃った直後の拳銃は猛烈に熱い?ポルキーマスター以前にも同様の質問について回答したことがあるのですが、フルオートは命中率が低く、弾薬を無駄に消費するため通常は使用されません。
また、フルオートで射撃すると3秒弱で全弾撃ち切ってしまい、マガジン交換中は射撃が中断するため、敵に反撃の機会を与えることにも繋がります。フルオートが使用される状況は限られており、待ち伏せ攻撃を受けた際にフルオートで火力を集中して敵の攻撃を中断させ、その隙に遮蔽物に隠れたり撤退する場合や、近距離で敵と遭遇した場合など、緊急時に使用されます。
関連トピック:
アサルトライフル、カービンにおけるバースト射撃(指切り射撃)は有効か?
M16や89式小銃の3点バーストは必要かポルキーマスター弾薬の併用は昔に限ったことではなく現在もそうなのですが、FBIにはピストルの「許可リスト」があり、このリストにあるピストルは所持可能となっています。(他の法執行機関でもこれが標準的です)
現在は9mmのグロックが支給されていますが、リストにはG23やG27(.40S&W)の他、G21(.45ACP)もあり、これらは捜査官が自費で購入して所持することが可能です。
また、FBIの特殊部隊(HRT)では1911(.45ACP)が支給されています。FBIは比較的柔軟で、現在はピストル全盛となった時代でありながら、引退が近い捜査官には慣れ親しんだリボルバーを継続して所持することも許可していました。
.40S&Wがスタンダードだった時代では、新人捜査官はFBIアカデミー(FBIのトレーニングセンター)に入り4~6週目にピストルを支給され、その際に.40S&WのG23やG27などが支給されましたが、.40S&Wの反動やサイズに問題があると感じる捜査官には、9mmのG17やG19が支給されていました。
ポルキーマスターライフリングの数と回転方向の違いは弾道に影響を与えません。
私も時々「この情報は必要だろうか?」と疑問に思うことがあります。
ライフリングの本数が異なることで命中精度に影響は与えませんし、回転方向も理論的な理由があるわけではなく、「伝統」によって右回転か左回転かをメーカーが選択しているのが実状です。むしろ、ライフリングの「ツイストレート(弾がどれぐらいの距離を進むと一回転するか)」、「谷(溝)の深さ」、「山の形状」の方が重要な情報で、これらは命中精度やクリーニングの容易さに影響します。
本来、弾を回転させるには2本のライフリングでも可能で、スプリングフィールドM1903やエンフィールドNo.4MK1のように、ライフリングが2本しかないライフルも存在し、これらは製造工程を減らし生産速度を早めるために選択された結果です。
マスケットライフルでも2~3本のライフリングが利用されたものがありますが、これも同様の理由です。しかし、ライフリングが2本だけでは十分にライフリングが弾頭に食い込まない場合もあり、現在では4、6、8本が一般的に広く利用されています。
また「5R」と呼ばれるライフリングは5本のライフリングで山の形状(斜面)を浅くすることで弾頭の変形を抑え、空気抵抗に影響を与えにくいとして知られていますが、実際の評価は一般的な6本のエンフィールド型と比較して命中精度に殆ど差が無いと言われています。
その他、「マイクログルーヴ」と呼ばれる溝が浅い多数のライフリングが備わった銃身も存在しますが、これらはキャストブレット(ジャケットを使用しない鉛が露出した弾頭)が使用される.22LR用などに利用されており、製造工程の簡略化と溶けた鉛が溝に蓄積するレッディングを抑える目的で利用されています。
ポルキーマスターシングルスタックのフレームをダブルスタックのフレームに交換すると対応します。
フレームを加工して対応させることも可能ですが、加工に時間とコストを掛けるより既存のパーツに交換する方が合理的です。
ポルキーマスターアメリカの法執行機関における昨年の殉職者は166人(うち52人が銃による殉職)でした。
日本の警察では多くても年間10人未満なので、人口比で比較してもアメリカはかなり多いですね。
アメリカは銃と並んで交通事故による殉職も目立ちます。
The Officer Down Memorial Page
https://www.odmp.org/ポルキーマスターマニュアルセイフティの有無は使用者によってメリットにもデメリットにもなるため、一概にどちらが有効とは言えない面があります。
マニュアルセイフティがあることによって意図せずトリガーが引かれる誤射を防ぐことができますが、その反面、ストレス状況下でセイフティ解除に失敗して発射できない例も多数存在し、一秒を争う状況で発射できないのは危険な状況といえます。
実銃のセイフティはエアガンとは異なり動作が固い場合もあり、瞬間的に小さなセイフティを操作するのが難しい場合もあります。しかし、普段日常的に銃を携帯する際、薬室に装填した状態ではマニュアルセイフティがオンになっていれば精神的な安心を得られるという人も多く、なかには(おすすめできませんが)薬室を空にしてマニュアルセイフティのない銃を携帯する人もいます。
アメリカでは携帯中の誤射により自分の足などを撃ってしまう事故が度々起きており、ホルスターに銃を入れる際にホルスターの一部にトリガーを引っ掛けてしまったり、テーブルの上に置かれた銃を掴んだ際に誤ってトリガーを引いてしまう事例もあります。
アメリの法執行機関でマニュアルセイフティを必須条件としているところもありますが、これはトレーニング不足による誤射事故を防ぐ目的があります。結論的には、銃の扱いに不安があったり誤射の危険を感じる場合はマニュアルセイフティが備わった銃を選ぶと良いですが、毎日トレーニングを行い、体が銃の扱い方を覚えている状態であればマニュアルセイフティが無くても安全に使用することが可能です。
また同時に、カイデックスホルスターのような、レザー製品とは異なり形状が変化しにくいホルスターを選ぶことで、より誤射のリスクを軽減することができます。
>トリガーが異物を引っ掛けても大丈夫という面でマニュアルセイフティも有効なのではないかと思うのですが、その辺の需要はあったりするものでしょうか?
もちろんあります。
法執行機関においても、意図せずトリガーに触れて誤射しないように、トリガープルを重くする、ダブルアクショントリガーの銃を選ぶ、マニュアルセイフティを使用するといった方法が取られることがあります。ポルキーマスター>弾頭が潰れたりしないものなんでしょうか。
通常弾並みに高速で衝突すると潰れますから、弾速を落とす必要があります。
ポルキーマスター技術的には可能です。
かつてロッキードマーティン社の出資でフロリダ大学がデータ送信機能付きの弾頭を研究していたことがあります。
粘着性ポリマーコーティングが施された弾頭がターゲットに接着して発信するというもので、プロトタイプによる実験(距離70メートルの送信)は成功していました。
ただ、10年以上続報が無いということもあり、研究自体は既に終了しているかもしれません。誘導機能やデータ送受信機能など通常弾以上の機能を持つ弾は総称して「スマート・ブレット」と呼ばれ、現在も各国で研究されています。
その他、小火器用ではありませんが、GPS内蔵の弾をパトカーから発射する装置なども開発されています。
ポルキーマスターご指摘の構え方と私が知る構え方が同じなのか分かりませんが、ピストルとナイフを使用するCQBテクニックは存在し、これを提唱している特殊部隊出身のインストラクターもいます。
「実用的」とは何を基準とするかによりますが、敵に銃を掴まれた場合など、銃を使用できない状況でナイフを使用するテクニックは実用的です。
ポルキーマスターホローポイント弾の実射テストだったと思いますが、結果を見ると想像していたよりも微妙で、差が分かりにくいのでボツにしました。
当時のターゲットは今も手元にありますが、記事にしても面白くないかもしれません。
ただ、FMJより精度が高い傾向がありました。以前弾薬メーカーのリンク集を公開していたのですが、そこでは以下の弾薬メーカーとリンクしていました。
アメリカは世界各国の弾薬が入手できる市場がありますので、これはごく一部に過ぎません。
得手不得手というよりも、伝統的にライフル弾に特化したり、メーカーによって得意分野を持っているなど特色があります。.460 Rowland
45RAPTOR
6mm AR
AAA Arms & Ammo
Aguila
Allegiance Ammunition
American Ammunition
American Specialty Ammo
Applied Ballisticsllcs
Australian Outback Ammo
ASYM PRECISION
Berger Bullets
Black Hills Ammunition
CCI
Conley Precision Cartridge Company
Corbon
DKG Trading
Federal Premium Ammunition
Fiocchi Ammunition USA
Freedom Munitions
G2 Research
Gamebore
Gorilla Ammunition
Harrington Ammunition Co.
HI-VEL
Hornady
HPR Ammunition
Jihawg
Lapua
Lehigh Defense
Liberty Ammunition
Lyalvale Express Cartridges
Magtech Ammunition
MAST Technology
N O R M A
Nosler Bullets for Sportsmen
Outland Sales
PMC
Polycase Ammunition
Precision Ammunition
Prvi Partizan Ammunition
Remington
RUAG
SABOT DESIGNS
SDI
Sellier & Bellot
SHELL SHOCK TECHNOLOGIES
Sierra Bullets
Silver State Armory
Simunition
Sinterfire
Snake River Shooting Products
Southwest Ammunition
Speer bullets
Starline Brass
The Hunting Shack Ammunition
Velocity Tactics
Winchester Ammunition
WOLF Performance Ammunitionポルキーマスター自作も可能ですが、ネットで購入できます。
自作すると作り方次第で硬さが異なり正確な結果を出せないため、FBIの基準に準拠した硬さの製品を購入するのが通常です。また、加熱すれば溶けるので冷やして固めると再利用可能ですが、不純物が混ざることで透明度が落ちて硬さも変化するため、正確な結果を得たい場合は使い捨てになります。
(Youtubeでは再利用している動画をよく見かけます) -
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