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ポルキーマスター
>ある方が一度に大量に海外製の銃を輸入すれば安く済むと言っていたのですが、それはどうなのですか?
短期では安く済みますが、自国で賄えられるにも関わらず数百億円の税金を外国企業に支払うのはどうかと思います。
台湾や韓国ですら銃を自国で生産し海外で利益を得ているのに、日本が技術を捨ててまで小火器の調達を他国に依存することが正しい安全保障政策と言えるのか疑問です。>海外メーカーに依頼して毎年10万丁を五年購入すれば良いと言っていたのですが。
例えばFN社はノースカロライナ州の工場で一日あたり500丁のM4を製造しており、この規模で日本向けにフル稼働すれば年10万丁x5年は不可能ではありません。
しかし先方の生産能力やスケジュールの都合もありますから、銃が欲しいときにいつでもどこでも契約できるわけではありません。そういった問題も考える必要があると思います。ポルキーマスター主力となる小銃は国産がベストだと思います。
国産だと技術を継承できる、補給やサポートが安定する、お金を国内で回せる等々、安全保障上の利点が多々あります。兵器の様に技術開発に膨大な時間とコストが掛かる場合は外国産も選択肢に入りますが、小銃はそこまで高いコストを必要としません。
また、米軍を例にすると米軍は外国産の小火器も採用していながら、必要であればいつでも国産に切り替えられる環境にありますが、日本の現状では外国産に依存すると国産への回帰が難しくなると危惧します。
生産ラインを確保し、いつでも必要量を確保できる体制を維持する必要があり、そのためにも私は日本の小銃を海外で広く販売するべきだと考えています。一方で主力の国産小銃が確保できている状況では、ハンドガンや特殊部隊で採用する少数の小銃等は性能やコストを考慮して外国産でも良いと思います。
理想は国産100%ですが、残念ながら必要な性能を持つコストパフォーマンスに優れた銃が国産では得られない現実があります。ポルキーマスター新しい製品ではなく、新しい規格という意味でしょうか?
新製品は毎年登場しているので少なくなったという印象がありませんし、新しい規格もそれなりに存在します。
しかし数が減っているかは分かりません。最近では以下の新規格があります。
12 ゲージ 1¾
20 ノスラー
22 ノスラー
24 ノスラー
224 バルキリー
6mm ARC
6mm クリードモア
6.5-284 ノルマ
6.5-300 ウェザビーマグナム
6.5 PRC
300 PRC
300 HAM’R
350 レジェンド関連記事:銃の歴史年表
ポルキーマスター個人差が大きいのではっきりしたことは言えませんが、アイアンサイトで静止ターゲットを狙う場合、200ヤードで8~9割の命中率を出せれば良い方です。初心者の場合は100ヤードでも命中が難しいこともあります。
条件次第ですが、バランスの良い銃でスリング、光学サイト、マッチグレードの弾薬を使用してなおかつ無風であれば、もっと命中させやすくなります。
>また膝をついてある程度ライフルを固定した方が射撃精度は上がるでしょうか。
一般的に地面に近い射撃姿勢ほど銃が安定し命中率が向上します。
スタンティングやシッティングであっても、モノポッド、バイポッド、トライポッド、木、岩、建造物等々、銃を支えられるものがあればより安定します。ポルキーマスター一般的には弾頭重量が重いほど弾頭の全長が長くなる傾向があります。
しかしベースの形状(ボートテイルか否か)、弾頭先端の傾斜角度の違い、コアの比重の違い(鉛、銅、スチール、ビスマス、タングステンなど)、内部空洞の有無など様々な要因によって異なるため、同一口径、同一弾頭重量、同一素材であっても、長さが異なる場合があります。素材の構成は単純に鉛のコアを銅合金のジャケットで覆うもだけのものもあれば、ロシアの7.62x39mmの様に先端が空洞と鉛で構成されコアがスチールという弾薬もあります。
ポルキーマスターこの様に装着します。
第一次世界大戦時のドイツ軍ではM17ヘルメットに引っ掛けて固定していました。
>ヘルメット全体に組み込むことは不可能なのでしょうか?
物理的には可能ですが、可能な仕様ではありません。
全体を防護するとヘルメットが重くなり行動に支障をきたします。ポルキーマスターサムホールストックのデザインは様々で、「余計な力が入らない」「手の位置決めがしやすい」と感じるものもあれば、一般的なピストルグリップと変わらないフィーリングのものもあります。
これは手の大きさによっても異なり、感じ方には個人差があります。
しかしデザインが良く、手に合うサムホールストックは手の上に乗った状態で安定し、長時間のエイミングでも疲れにくい感覚を得られます。そのため動きを必要としないベンチレストシューティングやバーミントハンティングでは人気があります。SVDのストックはバージョンによってデザインや素材が異なります。
私もSVD(ウッドストック)の射撃経験がありますが、ストックの重さが反動を軽減する助けになっているものの、フィット感を得られるサムホールストックストックと同じ感覚はなく、どちらかといえば一般的なピストルグリップと似ています。ポルキーマスター>ところで9mmと5.7mmの弾丸ではレベル3以上は貫通出来るものは存在しない感じですかね?
一般的なAP弾では貫通しませんが、貫通するものも存在します。
例を挙げると、ベルギーの9x19mm5.7AP(パラライト)は9x19mmのカートリッジで5.7mmのペネトレーターを使用しレベルIIIを貫通します。
しかしNIJ規格は軍で使用しておらず、ロシアでも独自の規格を利用しているため、単純に比較できない場合があります。
同じNIJのレベルでも使用する弾薬や銃身長差による弾速の違いや、ポリエチレン系、ケブラー系、セラミック系、プラスチック系、複合系など、様々なアーマーの素材の違いにより、条件によってはマルチヒット耐性を含み貫通能力の結果が異なります。>散弾銃の徹甲弾は存在しないのですか?
存在しますがショットガンシェルは大口径で弾速が遅いため、アーマーを貫通させる目的では利用されないのが一般的です。
ロシアでは車両を止める目的やドアを破壊するブリーチング弾として使用されることがありますが、アーマーを貫通させるには高速なライフル弾がポピュラーです。アメリカではショットガンシェルのAP弾は実用というよりも趣味の世界の弾薬です。
熊などのビッグゲームハンティング用として「アーマーピアシング」を謳う製品もありますが、これらは純粋に「アーマー」を貫通させる弾薬ではありません。ポルキーマスター有名なものでは以下のアーマーピアシング弾があります。
7N31(9x19mm)
SS190(5.7×28mm)
M995(5.56mmNATO)
M993(7.62mmNATO)
M61(7.62mmNATO)
M2(.30-06)
AP485(.338ラプアマグナム)
Mk211(.50BMG)ここにあるいずれの弾薬もNIJレベルIIIAのボディーアーマーを貫通します。
9mmと5.7mmはレベルIIIでストップします。アーマーピアシングの9mmは厚さ8mm、5.56mmでは12mm、7.62mmでは20mmのスチールプレート(軟鋼)を貫通します。
.50BMGのMK211は厚さ11mmのアーマープレート(装甲)を貫通可能です。ポルキーマスター>ストライカー式の拳銃やAR、AKシリーズ等の軍用銃、オートやレピーター、二連の散弾銃でも再撃発は可能でしょうか。
全てではありませんが、可能なものが多いです。
DAOのストライカーピストルはもちろん、AR、AK、レバーアクションなどもゆっくり慎重にボルトを後退させればハンマーを起こすことができますし、モスバーグ590DAの様にダブルアクショントリガーが備わった製品も存在します。
しかし拳銃弾を使用するサブマシンガンは弾薬の全長が短いこともあり、ハンマーがシアーに掛かる前に排莢される場合があります。中折れ式では内蔵ハンマーのシアーとエジェクションシアーが掛かるタイミングが殆ど同時のものもあるため難しい場合もありますが、ランカスターの様にダブルアクショントリガーを持つ中折れ式も存在します。
(ランカスター4バレルショットガンは4つの薬室を順番に撃発するため、同じ薬室のプライマーを再度叩くのにトリガーを4回引く必要があります)>軍やタクティカルシューティング、セルフディフェンスにおいて不発時には再撃発より排莢が優先でしょうか。
その通りです。
一度プライマーを叩いて不発のとき、もう一度叩いても不発になる可能性が高いため、次弾を装填する方が合理的です。
セールス目的の謳い文句でダブルアクショントリガーのセカンドストライク機能が強調されることもありますが、実用上セカンドストライクは無意味と言って良いです。ポルキーマスターマルチヒット耐性も製品によって異なります。
一般的にヘルメットに備え付けるポリエチレンアーマーやケブラーヘルメットでは同じ場所に複数発命中すると大きく凹むため、貫通を防ぐことができても陥没によって致命傷を負う可能性が高くなります。
また、ヘルメットの表面は湾曲しているため、着弾時の角度によってもダメージの大きさが異なります。
ポルキーマスターH&K P7はスクイーズコッキング機能が備わっているため、グリップを握り込むとストライカーがコックされて撃発できるセカンドストライク機能があります。
また、1911ピストルにスクイーズコッキング機能を追加する「ダブルエース」というコンバージョンキットが販売されていたことがありました。パーカッション方式では、キャップを交換したり、ニップルを外して装薬を入れ替えることで撃発可能です。
その他、ボルトアクション・ライフルはボルトハンドルを上下させるとコッキング可能ですし、FP-45リベレーターやディアーガンなどもストライカーを手動で後退させて撃発が可能です。
ウィンチェスター・サムトリガーライフルも同様に手動でストライカーを後退させて撃発が可能です。
ポルキーマスターAP弾は第一次~第二次世界大戦から対戦車ライフルを含め多くの国々で利用されていましたが、現代の軍において小口径ライフルでは特殊部隊などで限定的に使用される傾向があります。米軍を例にすると、M993(7.62x51mm)やM995(5.56x45mm)などがあります。
警察で使用されることは殆どなく、民間市場においても流通量が少ないといえます。
たまにAP弾が事件に使用されたというニュース報道もありますが、マスコミはFMJとAP弾の違いを理解していないことも多いので注意が必要です。
民間で使用された有名な事件では、2017年にラスベガスで起きた大量殺人事件でマガジンに装填されたAP弾が発見されています。ポルキーマスター過去記事で解説していますので、宜しければご覧ください。
https://hb-plaza.com/m855ban/ポルキーマスターヘルメットの種類によって性能が異なりますが、軍や警察で使用されることが多いヘルメットではNIJレベルIIIA相当が多く利用されています。(軍ではNIJ規格を利用していないので「相当」です)
これは.357マグナムや.44マグナムといった拳銃弾をストップできる性能があり、これにアーマーを追加してヘルメットの前面をライフル弾に対応するレベルIIIに引き上げることも行われています。レベルIIIではAR15やAK47で使用されるような、鉛コアFMJの5.56x45mmや7.62x39mmをストップできますが、タングステンコアや熱処理されたスチールコアが含まれるAP弾(アーマーピアシング弾)では貫通します。
ヘルメットの性能や弾薬の種類は様々で、弾速、弾頭重量、弾頭の種類、コアの有無、ターゲットまでの距離などの条件により異なります。>防弾ヘルメットでも止めることが出来ない弾とかあったりしますか?
無数に存在します。
アサルトライフルで使用される弾薬よりハイパワーな弾薬やAP弾は貫通しやすくなります。関連記事:防弾プレートを撃ち続けるとどうなる?
ポルキーマスターアメリカのマシンガンを規制する法律(NFA)では、トリガーを一回引いて二発以上発射される銃を「マシンガン」と定義しています。
装薬の調整だけで安定してボルトの後退位置を決めるのは難しいと思いますが、可能である場合はマシンガンと認められるかもしれません。弾薬のトラブルでセミオートの銃がフルオートになってしまう事故は起こることですが、こうした事故は犯罪ではありません。
しかし、「意図的な事故」は犯罪になる可能性があります。
仮にこの方法でフルオート射撃を行って通報されても「事故だった」と言い逃れられるかもしれませんが、逮捕起訴に至ると裁判では「意図」が争点になることも考えられます。アメリカの銃に関する法律を読むと、「意思/意図/故意(intent)」という単語はよく登場します。以前、手袋にモーターを装着して人差し指を高速で動かし、セミオートの銃でもフルオート並みに発射する「オートグローブ」という製品が開発されたことがありましたが、銃に組み込む装置ではないにも関わらず規制に至りました。
道具を使用せずにフルオート並みの発射速度が出せるバンプファイアやテクニックによる速射は違法ではありませんが、簡単に速射できる装置や仕組みを構築することは各州法によってマシンガンと捉えられる傾向があります。ポルキーマスター使用する弾は目的によって異なります。
対人には散弾(00バック)を使用し、ドアを破壊する場合は金属粉を固めたブリーチング弾(M1030)を使用します。
ブリーチング弾は金属粉とはいえ600グレインの金属塊なので対人用として使用することも可能ですが、対人には00バックの方が効果的です。ポルキーマスターS&W M&Pはモデルによってマガジンセイフティ有りと無しがあり、マガジンセイフティが無いモデルには警告文をプリントしています。
実銃のM&P 9Lには白字の警告文があるので、マルイのモデルは実銃通り再現しています。カリフォルニア州では2007年からセンターファイアーピストルにマガジンセイフティが必要となったため、カリフォルニア州で販売するには必要な機能ですが、マガジンセイフティを嫌うユーザーが多いこともあり、S&Wは選択肢を広げています。
もしマガジンセイフティモデルを誤って購入しても、気に入らなければスプリングを抜き取るだけで簡単にマガジンセイフティを無効化できます。
サムセイフティの材質は、指で触れるレバー部分がポリマーです。
アンビなので内部はステンレスで両側に繋がっています。ポルキーマスターえでぃさんが回答されている通り、ラグの接触面の面積が分散されるのでラグの高さを低くできます。
ポルキーマスターボルトアクション・ライフルではボルト操作でボルトを回転させてファイアリングピン(ストライカー)をコックしており、ボルトを60度回転させる3ラグより90度回転させる2ラグの方が少ない力でコックすることが可能になります。(ライフルによっては2ラグで70度回転のものもあります)
ボルトハンドルを持ち上げてコッキングする際にスプリングの抵抗でハンドルが重いと銃が動きやすくなるため、複数発を連続して速射する際に安定性が失われやすいという問題があります。
しかしハンドルのスムーズさはモデルによっても異なるため、一概にラグの数で決定されるものではありません。その他、3ラグを3列にして9ラグにするなどラグの数が多いボルトも存在しますが、こうしたボルトは水が侵入して凍結するとボルトが動かなくなることがあります。しかし2ラグは凍結など悪環境にも強く、常にスムーズな開放が行えます。
・・・とは言え、ラグの数が多いとラグが欠損した場合でも事故が起こりにくい、レシーバーリング径を小さく設計できる、大口径スコープを使用できる、スコープをローマウントで搭載できるなどの利点もあり、どのラグの数でも一長一短があります。
また、2ラグは製造工程が少ないため製造コストが低いという利点がありました。
現代では技術の向上でマルチラグの製造が容易になりましたが、それでもラグの数が増えると工程は多くなります。 -
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