フォーラムへの返信
-
投稿者投稿
-
ポル
キーマスターマガジン内で弾薬にマガジンスプリングの力を伝えるパーツ(マガジンフォロアー)の高さが高いと7発、低いと8発になります。
マガジンの長さはどちらも同じです。関連トピック:M45A1のマガジンはなぜ7連マガジン?
ポル
キーマスター戦車砲では砲身に装着されたサーマルスリーブや排煙器によって熱による影響や熱の蓄積を軽減しています。
また戦車砲で使用される装薬の燃焼は小火器より高温高圧ではありますが、燃焼ガスの温度が低いダブルベースパウダーやトリプルベースパウダーを使用するため軽減されています。
(ダブルベースパウダーではニトログリセリンの代わりにニトログリコースを使用することで性能を維持したまま温度を下げることが可能です)
平均的に戦車砲では2800~3200℃、80000psi、ライフルでは1600~2600℃、50000~60000psiほどになりますが、戦車砲は装薬量や大きさの割に低温低圧です。湿気対策についてはアルミエポキシなどのコーティングによって湿気を通さず、発射時に高圧下で燃焼します。
ポル
キーマスターXCR2とロングレンジモデルはどちらもアクションとバレルに416ステンレスを使用し、トライナイト(窒化チタン)コーティングされています。
ロングレンジモデルは文字通り長距離射撃に最適化されたモデルで、ベル&カールソン社製ストック、アジャスタブルトリガー、フルーテッド・フローティングバレルが備わっています。
>もう一つよいでしょうか。
次回からは新しい質問は新しいトピックでお願いします。
ポル
キーマスター5Rは1980年代にブーツオーバーマイヤーによって開発された溝の斜面の角度が浅い5条のライフリングです。
ライフリングのグルーヴ(谷)の数が偶数の場合はランド(山)が対面するため弾頭が通過する際に弾頭の収縮が大きくなりますが、奇数の場合はランドが対面しないため収縮が軽減されます。
マッチグレードの弾頭ではジャケットが薄く柔らかいものがあり、こうした弾頭にツイストレートの高い負荷を掛けると弾頭の変形や収縮が大きくなり、命中精度に悪影響が生じる場合があります。
特に長距離射撃において重い弾頭(全長が長い弾頭)を使用する際に強い回転が必要となり、弾頭の変形が大きい場合に遠心力によってライフリングによってついた傷が裂け、ジャケットとコアが分離しやすくなるため角度の浅い奇数のグルーヴを使用することによってこの問題が軽減されます。
このような弾頭を5Rで使用すると高い命中精度を維持できるメリットがあります。しかし、かと言って6条のライフリングの方が命中精度が低いとはいえません。
実際の差はごく僅かで、殆ど体感できないと言われています。
1943年にレミントンが行った2条と4条のライフリングの差を比較したテストでは僅かに2条の方が集弾が良かったり、アクリーカートリッジで有名なパーカーアクリーが「3条が良い」と証言するなど様々な意見や理論が存在しますが、現代のバレルメーカーの意見によればライフリングの条数と命中精度は相関しないと言われています。(製造者側にとっては製造しやすさなどの面で条数が問題になり得ます)
もし仮にライフリングの条数が命中精度に明確に影響するのであれば射撃競技界の誰もが追随するはずですが、実際はそうではありません。ただし、グルーヴの斜面の角度については経験的にメリットとデメリットが知られています。
長距離射撃においては全長の長い弾頭が使用されるためライフリングの接触面が大きく5Rで問題ありませんが、近距離射撃で全長が短い弾頭をツイストレートの低いライフリングに使用した場合に接触面の小ささから回転が不十分になりやすいと言われています。またもう一つのメリットとして、クリーニングの容易さがあります。
通常のライフリングは溝の角度が90度に近いためジャケットやカーボンなど汚れが蓄積しクリーニングが困難ですが、角度が浅い5Rでは汚れが取りやすくなっています。ライフリングについては掲示板では解説しきれないので、またの機会に記事で解説したいと思います。
ポル
キーマスター銃創は病気ではないので薬では対処できません。
ですが、消毒用アルコールシート、血液減少を補うためのラクトリンゲル点滴、心停止に対処するためのアドレナリン注射、細菌感染対策としての抗生剤点滴、鎮痛剤としてのモルヒネ注射などはあります。
軍のメディックキットにはアルコールシート、アドレナリン注射、モルヒネ注射、ラクトリンゲル等が含まれます(国によっても内容は異なります)。
また、第二次世界大戦時の米軍では細菌感染予防として白い粉末状の抗生剤(スルファニルアミド)が銃創に使用されていました。
ポル
キーマスターどれも一長一短があり、ドローンのタイプによると思います。
ネットランチャーは射程距離が短く小さなドローンしか対応できません。
またジャミングも射程距離が短く、他の無線機器に影響を及ぼしたりドローンをこちらの意図しない方向へ飛ばしてしまうリスクもあります。レーザーは大きなドローンにも対応し長射程距離も期待できますが、高出力レーザーは車載や艦載が必要になる等、コンパクト化が困難です。
ポル
キーマスター>その他SAAを使う人は、暴発防止の無いSAAを使っているんですかね?
両方使用されています。
>これ全部、暴発防止の機構がついているのでしょうか?
モデルによります。
コルト、ウベルティ、ピエッタ、シマロンなどではトランスファーバーが備わったモデルも製造しています。
ポル
キーマスター>バッキャロは、SAAの模倣ですから、あっちはブラックホークよりは小さいのですね?
参考までにシリンダーサイズは以下の通りです。
【シリンダー径】
コルトSAA:1.652インチ
ブラックホーク:1.672インチ
新バケーロ:1.675インチ
旧バケーロ:1.732インチ【シリンダー長】
コルトSAA:1.607インチ
ブラックホーク:1.602インチ
新バケーロ:1.610インチ
旧バケーロ:1.703インチ【フレームウィンドウ高】
コルトSAA:1.672インチ
ブラックホーク:1.700インチ
新バケーロ:1.700インチ
旧バケーロ:1.763インチポル
キーマスタースーパーブラックホークは.44マグナムに対応するためにブラックホークより重くなっています。
ブラックホークはフルーテッドシリンダーとアルミフレームが備わっていますが、スーパーブラックホークはアンフルーテッドシリンダーとスチールフレームが備わっています。
(ブラックホークとスーパーブラックホークのニューモデルにはステンレスフレームモデルも存在します。また5.5インチバレルのスーパーブラックホークにはフルートがあります)グリップフレームの高さはブラックホークが3インチなのに対しスーパーブラックホークは約3.2インチのため、スーパーブラックホークの方がグリップが大きくなっています。
シリンダーの大きさはどちらも同じです。
ポル
キーマスター薬莢にニッケルメッキが利用され始めたのは1870年代頃のため時代考証的に不自然ではありません。
ただアメリカでニッケルメッキの薬莢が広く普及したのは1870年代の終わり頃から1880年代になるため、SAA 1stの時代だと錫メッキの方が多いと思われます。
(ニッケルメッキのSAAは1873年から存在します)ポル
キーマスターADLはレシーバーの上からのみ弾薬を装填/排出しますが、BDLはレシーバーの上からだけでなく、ストックの下からもヒンジで固定されているフロアプレートを解放して装填/排出が可能です。
ADLの長所:BDLより安価
ADLの短所:製造終了のため新品が入手困難BDLの長所:ストックの下から装填/排出が可能。コンバージョンキット導入によって着脱式マガジンを利用可能。
BDLの短所:ADLより高価ポル
キーマスター調達価格は必ずしも銃本体価格とは限らないため、契約内容を確認しなければ価格が妥当であるかは判断できません。
調達する期間、数量、為替の差の他、保証の有無や内容、スペアパーツやクリーニングキットの有無など、調達価格は条件によって異なります。
ポル
キーマスター一般論として、存在しない物に対して「~は可能ですか?」という質問は良い回答を得られないと思います。
こうしたやり取りは海外の銃器系フォーラムでも見かけることがありますが、大抵は「可能」という回答になることが多いです。もちろん存在しない物なので可能とも不可能とも断言できませんが、不可能である理由を探すのが困難です。
例えば「リボルバーをフルオートのベルトフィードで作動させたい」とした場合、ボルトの前後運動を利用すればシリンダーの回転運動、ベルトの引き込み、排莢と装填・・・といった構造を組み合わせた設計は可能と考えられます。仮に実現化させたところで実用的であるとは限りませんが、可能か不可能かの二択で問われれば不可能とは言えません。
ただし、重量、パーツ点数、コストなど何らかの条件が指定された場合は不可能と言わざるを得ない場合もあります。
ポル
キーマスターFNの特許を利用可能なら不可能ではありません。
ポル
キーマスター現在のSIGブランドはL&Oホールディングが保有し、アメリカの「SIG Sauer Inc」とスイスの「SIG Sauer AG(旧SAN Swiss Arms AG)」があります。
JPザウアー、ブレイザー、ヘンメリ、マウザーも同じくL&Oホールディングが保有する子会社で、スポーツアウトドア用のライフル、ショットガン、スコープなどを製造しています。
(本家スイスのSIG社は2000年に銃器製造ビジネスをL&Oホールディングに売却したため現在は銃を製造していません)ドイツのSIG Sauer GmbHはコロンビアの法執行機関へドイツ政府の許可無くピストル(P2022)を輸出したことで輸出規制を受け、またドイツ国内の銃規制やコロナの影響も伴って2020年に工場が閉鎖されました。
P226はアメリカのSIG Sauer Incが製造しています。
またSG550シリーズはスイスのSIG Sauer AGが製造しています。
-
投稿者投稿