>旧コルトパイソンの6インチの弾速がそれよりもバレルの短い銃たちよりも遅いのはそのせいだと思っていました。
パイソンの弾速がS&Wやルガーの.357マグナムリボルバーより遅い傾向があるのは事実です。
原因はいくつか考えられますが、一つはライフリングのツイストレートの違いに原因があると考えられます。
S&Wの.357マグナムリボルバーのツイストレートは1:18.75インチですが、パイソンは1:14インチのため加速が遅れます。
また、パイソンは銃口に向かって口径が小さくなるテーパードボアを採用しているため、これがブレーキになっている可能性があります。
他にも、シリンダースロートやフォーシングコーンのサイズの違いや、使用弾薬の違いも影響します。
使用弾薬によっては同じパイソンでも4インチバレルより8インチバレルの方が弾速が速い場合もあれば、逆に4インチバレルの方が速い場合もあります。
4インチバレルで最適化されている弾薬では装薬の燃焼速度が速く、圧力のピークが早いタイミングで到達するため6~8インチバレルではライフリングの摩擦により弾速にブレーキが掛かります。
弾速低下に影響する原因は多く、他にも気温差、使用弾頭の直径、ボアの直径、グルーヴの直径、シリンダーギャップ・・・等々、様々です。
>「もともとシリンダーギャップは小さいものだった」ということでしょうか。
コルトが設定するファクトリースペック通りなら0.008インチ以下のはずですが、実際に市場に流通しているパイソンのなかには0.002インチといったタイトなものや、反対に0.012インチといったギャップが大きいものもあるということです。
>あれが最初の旧コルトパイソンのグリップになるのでしょうね。
そうだと思います。
他にはパックマイヤーグリップのパイソンハンター(8インチバレル)などもあります。
>日本の専門誌はもう駄目なんでしょうか、もともと駄目だったんでしょうか…。
内容がファクトリースペック値なのか実測値なのか、それとも傾向があるという意味なのかわからないので、一概に間違っているとは言えないと思います。