HB-PLAZA 入門者にやさしい実銃解説 › フォーラム › 実銃フォーラム(休止中) › マズルデバイスを巡る法律について
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2021年7月22日 5:55 PM #93765
みがも
ゲストフラッシュハイダーは軍用・戦闘向けのオプションとみなされて民間向けで規制を受ける場合がありますが、その他のマズルデバイスでは規制はあるのでしょうか。競技射撃でもお馴染みのコンペンセイターも消炎機能はあるでしょうし、銃身にポート加工を施した場合は銃身に何も装着せずに消炎機能が得られると思うのですが、法的にはどういう扱いになるのか気になります。また、例えばフラッシュハイダー禁止の州に向けた適法モデルとして銃身先端がスパッと切りっぱなしのようなAR15もありますが、あれを銃身先端に穴をあけるような加工を施して実質ハイダー付きのような形式になると法律逃れになってしまいそうですが、こういう場合はどうなるのでしょうか。
2021年7月22日 9:33 PM #93769ポル
キーマスターアメリカでは規制の内容は州によって異なります。
例としてカリフォルニア州ではフラッシュハイダーは違法で、マズルブレーキでもマズルフラッシュ抑制効果を謳っている製品は違法です。
法律上明確な指標があるわけではありませんが、マズルブレーキは内部の空間が狭く、反対にフラッシュハイダーは空間が広い特徴が目安になります。
マズルブレーキでも明確にマズルフラッシュを抑制する効果があるものはフラッシュハイダーと認定され違法となる可能性があります。殆どの場合、マズルブレーキとして販売され「California compliant」の記述があればカリフォルニア州では合法と判断できますが、メーカーや販売者の主張が事実と異なる場合は違法になる可能性もあります。
この画像はA2フラッシュハイダーに似たマズルブレーキですが、これはカリフォルニア州で合法です。
先端部分が狭く、ガスが前方へ拡散されにくくなっています。>その他のマズルデバイスでは規制はあるのでしょうか。
サプレッサー規制があります。
サプレッサー所持が違法な州、所持が合法だがハンティングで使用するのは違法な州、所持もハンティングでの使用も合法の州があります。>銃身先端に穴をあけるような加工を施して実質ハイダー付きのような形式
カリフォルニア州ではポーテッドバレルは合法ですが、着脱式マガジンが備わったセミオートピストルのスレデッドバレルにマズルブレーキやコンペンセイターを装着するとアサルトウェポンとなり違法になります。
しかしライフルのスレデッドバレルにマズルブレーキやコンペンセイターを装着するのは合法です。マズルフラッシュの大きさは使用弾薬の違いによっても大きく異なるため、法律的にグレーなところではあります。
2021年7月23日 11:52 PM #93783みがも
ゲスト回答ありがとうございます。副次的に少々の消炎効果があるだけなら消炎目的ではない→フラッシュハイダーではないという事で通る(…場合もある)というわけなんですね。画像のA2タイプハイダーも民生モデルで付いている写真を頻繫に見かけていたので、どう見てもM16のマズルに付いているアレでは?と思ったらちゃんと民間版の合法アクセサリーになる理由があったのですね。厳しいと評判のカリフォルニアなどはもっと締め付けが厳しいと思っていたので、ちょっと偏見を持っていたかもしれません。
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