>実際にこのような加工をする方は多いのでしょうか?
好みは人それぞれですが少なくはありません。
私も愛用していました。
>またメーカーで加工してあるものと、あとからガンスミス等に頼んで加工するのでは、性能等の違いは出るのでしょうか?
メーカーもガンスミスが加工しているためガンスミスのスキル次第です。
ですが難しい加工ではないため性能差は大きくありません。
実際の効果は使用弾薬やポートのデザインによって異なります。
>どれくらいのメリットと、デメリットがあるのでしょうか?
メリットはマズルジャンプが軽減され速射性が向上しますが、効果の差は使用弾薬によっても異なり、ショットガンでは低圧なため効果は低いといえます。
ガスの量が多く腔圧が高いほど効果が得られますが、実際の反動は殆ど変化しません。
デメリットは、ガスが射手の顔に吹き付けやすくなる(胸や腰の位置で撃つと危険)、銃声が大きくなる、クリーニングに手間が掛かる、暗い場所ではターゲットを見失いやすくなるなどです。
ただしこれらのデメリットはポートのデザインによっても異なります。
>これは競技用だけに向いているものでしょうか?
競技用や通常のターゲットシューティング用としては良いですが、それ以外ではデメリットを感じやすくなります。
私はクリーニングの手間がデメリットと感じたため使用しなくなりました。
>ハンティングもOKそうですが。
ハンティングで使用するのも良いですが、イヤーマフを使用しないハンターも多いため銃声が大きくなることを嫌う人は多いです。
>また動画で、最近再版されたM19は357Magを撃っても、材質と構造の変化でM686より耐久性があるって聞こえたのですが、それでOKですか?
新しいM19はバレルとバレルシュラウドのツーピース構造(エアガンで例えるとインナーバレルとアウターバレルの関係)になったため、従来のLフレーム(M686等)よりも耐久性が高くなり、.357マグナムを使用しても高い耐久性を維持するようになりました。
従来は.357マグナムを大量発射するとフォーシングコーンが割れやすくなりましたが、新しいM19はフレームにバレルをねじ込む構造ではなくなったためフォーシングコーンの部分が厚くなり強化されています。