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2019年5月5日 3:40 PM #69756
みがも
ゲスト感覚的な話になってしまうので難しいと思いますが、グロックのトリガーフィーリングはどんな感じなのでしょうか?
独特だとか銀玉鉄砲のようだとはよく言われてますが、どうにも想像しづらいです。
ガスブローバックのトイガンでは、グロックタイプでも内部が小型の内蔵ハンマー式にアレンジされていますから…。2019年5月5日 6:18 PM #69759ポル
キーマスター私の第一印象は「MGCのグロックに似てる」でした。
曲線グラフでトリガーの重さを表すと、最初は緩やかな坂道を上がり、途中から短くて急激な坂を上がるイメージです。
粘りはあまり強くありませんが、かといって回転式ハンマーのシングルアクションのようなシャープさはありません。
そのため「玩具っぽい」と感じる人もいます。グロックはストライカーがコックされた状態で既にストライカースプリングのテンションがトリガーに掛かっていると同時に、ファイアリングピン・ブロック・セイフティのスプリングのテンションも加わり、引き始めから少しずつ重くなりますが、その重さは緩やかで軽いものです。
そのままトリガーを引き続けると、あるポイントから急に重くなります。英語ではこのポイントを「ウォール(Wall)」と呼びますが、ウォールに当たる状態はトリガーバーがコネクターに接触してトリガーバーが下降を始めるポイントです。
コネクターに接触したトリガーバーはコネクターの傾斜に沿って下降し、ストライカーとの接触が断たれることでストライカーをリリースし撃発します。
このときトリガーバーはコネクターとストライカーの摩擦や抵抗と、圧縮されたストライカースプリングの強い抵抗を受けるため重くなります。
1911ピストルの様にハンマーの表面をシアーが軽く押し上げながら短く滑るのとは対照的に、ストライカーピストルの多くは摩擦を受ける面積が広い傾向があり、粘りが感じられるものが多いと言えます。
2019年5月6日 2:57 PM #69766みがも
ゲストまさに知りたかった事をズバリ知ることができた気分で、非常にありがたく思います。図解で構造を知ると意外と想像しやすいですね。ストライカーとトリガーバーが割とベッタリ噛みあっているのは、簡単に外れて暴発はしないだろうという安心感がありますが、ここがズルッとずり下がっていくようにリリースされるのはあまりシャープな感じではないんだろうなというのがよく分かりました。リンク先の記事でも、最近のプリコックストライカー式はM&PやXDでもシアの噛み合わせが広くて似たような粘るトリガーが想像できました。じっくりトリガーを絞る分には慣れれば問題無く撃てそうですが…ここぞという瞬間にピシッと素早くハンマーをリリースできる感覚がある方が好みだという人も多いのかもしれませんね。
2019年5月6日 3:02 PM #69767みがも
ゲストそれにしても、トリガー(+トリガーバー)で直接ストライカーを引っ込めてリリースするというのは本当におもちゃの鉄砲みたいな構造ですね…トイガンでも探すと案外似たフィーリングのものがあるかもしれませんね。とりあえずMGCのグロックは探してこようかと思います。
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