>強度や耐久性
メーカーやモデルによっても異なるため一概に言えませんが、ポリマーフレームでも実用上問題にならない強度や耐久性を持つ製品が多いと思われます。
長期的にはポリマーフレームも劣化し割れることがありますが、金属フレームも腐食することがあります。
ポリマーフレームは汗などの水分に強いとはいえ内部は金属パーツを多用しているため、銃の作動への影響はポリマーでも金属でも変わりません。どちらも環境やメンテナンスの状態によって劣化の度合いが異なります。
>製造コスト
一般的にはポリマーフレームの方が安く製造することができます。
しかしHKの様に金属フレームより高いコストでポリマーフレームを製造するメーカーも存在しており、素材の選択や製造工程などによって異なります。
ポリマーフレームが近年増えている理由としては、素材の軽量さが挙げられます。
ピストルの多くは携帯されることが多く、日常的に携帯するには軽い方が好まれます。
またフレームが軽量になると装弾数を増やしても負担が少ないため、結果的にポリマーフレームの方が火力が増大する傾向があります。
反動を軽減し照準が安定するという意味では重い銃の方が有利ですが、軽量である方が多少の反動軽減効果よりも優先されることが多いと言えます。