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ベレッタ92FS購入後初の射撃

20101004beretta

愛銃を手にしてから初の射撃となりました。自宅からフリーウェイを使い約10分ほどのシューティング・レンジで数時間射撃を楽しみます。今回利用したこの射撃場はピストルレンジ、ライフルレンジ、クレー射撃施設などが備わっており、ピストルレンジは25ヤード、50ヤードがあります。

まず最初に、受け付けで名前を記入し利用料$10を支払い(その後、12ドルに値上げされた)、今日は初めての利用だったのでレンジ・マスターから説明を受けます。 一枚のプリントを受け取ると、そこにはレンジでの約束事が20項目にわたり説明されていました。内容は、「ラピッドファイア(早撃ち)禁止」「ホルスターからのドロウは禁止」といったもので、その後数分の説明を受けて位置に付きます。

レンジは横に30m以上長くつながり、この周辺では比較的大きいレンジでしょう。入り口を入ると一番手前でブロンドの中学生ぐらいの女の子がHK P7を撃っていました。躊躇なくガンガンとターゲットに向かって撃ちつづけ、このぐらいの歳からP7に慣れているとは流石です。日本でP7の扱い方を知っている女子中学生はいったい何人いるだろうか?・・・そんな事を考えつつ、奥の空いている位置まで移動しました。

「Cease Fire(撃ち方止め)」という声をレンジのスピーカーから聞き、ターゲットのチェックと交換の時間になる。この間にブルズアイ・ターゲットをセットしに向かいました。余談ですが、私は高校時代に弓道部に所属しており、そこでは射終えた矢を回収する事を「矢取り」と呼んでおり、今回のターゲットをセットする際も昔の「矢取り」をする感覚になりました。そういえば、弓道も射撃も精神を集中させる点において似ています。

そしていよいよ実射。今回用意した弾は計400発。「さあ、撃つぞ!」とやる気を出してマガジンに弾を込めていく。手持ちのマガジンには合計10発の弾を装填できるが、込めるうちに次第にマガジン・スプリングのテンションが硬くなっていくため、7発ずつ入れる事にした。そしてスライドを後退させ第一弾をチャンバーに装填。久しぶりのハンドガンだ。1ヶ月半前にラスベガスで射撃したが、その時はフルオートのみでハンドガンを撃っておらず、今回ハンドガンは4ヶ月ぶりだったので少々力んでいました。トリガーを引くとバンッという銃声と共にキーンという金属音。「あれ?」・・・弾はターゲットより下方に落ち、ターゲットを固定する金属フレームを直撃。その兆弾で弾の一部が砕け、ターゲットに無数の細かい穴を空けた。

そして続けて2~3マガジン撃ってみると、そのうち数発をまたもや金属フレームに命中させました。酷い時には一発地面の土が跳ね上がる。トリガーをガク引きしすぎました。そして、「こんなに下手だったか」とショックを受けていると、そこへレンジ・マスターが通り掛かります。レンジ・マスターは私に一言、「トリガーを強く引きすぎてる。もっと絞る様に撃て」とアドバイスをくれ、とにかくトリガーを絞るように撃つように気をつけた。・・・するとどうだろう、弾道は中心に向かって飛ぶようになった。「ああ、これだこれだ!」と少しコツを掴んだ気がした。今まで数々のレンタルガンでシューティングしてきたが、これまではただターゲットに向かって撃ちまくるだけだった気がする。命中云々より銃の撃ち味を感じる事を優先としてきたが、今日からまた命中させる楽しみを知った気がする。

今日は快晴で気温もあがり、たまに飛翔する9mm弾の弾頭をトレーサーでも無いのに目視する事ができました。過去.45ACPの発射された弾頭を目視する事はあったのですが。・・・それぐらい今日も快晴で太陽が照付け暑かった。また、この暑さも手伝ってか、1箱、2箱と弾を消費していくとバレルが熱せられ、その熱がフレームへ伝わりトリガー・ガードまで熱くなってきます。ラピッド・ファイアだと、もっと触れられない程熱くなっていたかもしれません。

結局、今日は400発の弾を消費する事は出来ず、200発で限界でした。・・・というのも、撃つのは平気なものの、弾をマガジンに込める作業に嫌気がさしたのです。強く弾を押さえつけて込めるため、親指が痛くなり、おまけに猛暑で体力的にも精神的にも疲れた。次回までにはマガジン・ローダーを用意しておこうと思うのでした。

 

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