FBIはグロック17Mやグロック19Mを携帯しています。
その他、法執行機関で多いのはグロックG17、G19、G21、G22、G23、G26、S&W M&P、SIG P239、P226、P228、P229、P320、スプリングフィールドXD、ベレッタ92FS、92D、92Gなどです。
現場検証などで銃を隠匿する必用が無い現場ではスーツ姿でも制服警官と変わらずOWBホルスターでフルサイズピストルを携帯している場面が見られます。
潜入捜査についてはわかりません。
現在のSIGブランドはL&Oホールディングが保有し、アメリカの「SIG Sauer Inc」とスイスの「SIG Sauer AG(旧SAN Swiss Arms AG)」があります。
JPザウアー、ブレイザー、ヘンメリ、マウザーも同じくL&Oホールディングが保有する子会社で、スポーツアウトドア用のライフル、ショットガン、スコープなどを製造しています。
(本家スイスのSIG社は2000年に銃器製造ビジネスをL&Oホールディングに売却したため現在は銃を製造していません)
ドイツのSIG Sauer GmbHはコロンビアの法執行機関へドイツ政府の許可無くピストル(P2022)を輸出したことで輸出規制を受け、またドイツ国内の銃規制やコロナの影響も伴って2020年に工場が閉鎖されました。
P226はアメリカのSIG Sauer Incが製造しています。
またSG550シリーズはスイスのSIG Sauer AGが製造しています。
https://www.sigsauer.swiss/en/
みがも ゲスト
SIGブランドは成り立ちが複雑に感じて上手く把握できないのですが、現状ではどうなっているのでしょうか?特にドイツ側で現在はどうなっているのか気になります。いくらか検索して調べてみても、どうもP226やSG550のようなモデルがJ.P.SAUERのホームページで見当たらない(狩猟銃は出てきます)のですが…
ゆうた ゲスト
いつもお世話になっております。
今回もよろしくお願いします。
以前拝見した38スペシャルと357マグナムの弾速のグラフで、銃の種類や弾薬の種類によって弾速がけっこう変わる(バレルが長くなっても必ずしもプラスになるとは言えない)ことを知ったのですが、こういった事はガンショップの店員さんはご存じなのでしょうか?
例えば私がSIG P226 LEGIONを購入して、ついでに弾薬も購入しようとした場合、店員さんに「この銃と相性のいい弾薬ってありますか?」と尋ねたら「これが評判いいみたいですよ」なんてオススメされたりするのでしょうか?
それとも「実際に撃ってみないとわかりませんね」と言われてしまうのでしょうか?
よろしくお願いします。
ゆうた ゲスト
ポルさん、いつもありがとうございます。
パイソンはやはり重いんですね。
ベンチレーテッドリブとアンダーラグのせいでしょうか。
重量に関しては他の銃も表記がまちまちな事が多い(極例はSIG P226の700gなんてのがありました)ですが、メーカースペック自体が違う事があるのですね。
YouTubeで銃のレビューをする際に量りに乗せて見せてくれたらありがたいのですが。
それと関連トピック、すでに拝見しておりました…。
二重での質問になってしまい、申し訳ありませんでした。
ゆうた ゲスト
ポルさん、いつもありがとうございます。
グロックが撃ちやすいデザインという事なんですね。
だから疲れが溜まりにくいと…。
>私の場合は精神的疲労が肉体的疲労を感じるトリガーになる気がします。
私の場合はエアガンですがそうかもしれません。
撃つのをやめてガンプレイしたりして遊んだ後だとまた撃つ力が回復していることが往々にしてあります。
>肉体的には、銃を支え続ける、マガジンを弾を装填する、ターゲット張替え時の往復
やはりベレッタ92FSだとグロックに比べると重いので疲れるのでしょうか。
装弾もトイガンとは比べ物にならないほど面倒ですし、ターゲット張替えも確かに疲れそうですね。
>屋内射撃場の方が反響する音や衝撃派に晒されることで早めに疲労感が出ます。
イヤマフをしていてもマグナム弾の発砲音には驚かされる、と小峯氏の拳銃王に書いていました。
やはり屋内射撃場というのは音が反響するだけでなく特別な空間という感じもあるからなおさらなんでしょうね。
>屋外でもMG42やミニガンのフルオート射撃中に横で立っているだけで疲れを感じました
ポルさんはやはり凄い経験をお持ちですね。
>私も一日あたり9mmの実弾500発で「もう十分」という気分になります。
実銃射撃で500発なら当然でしょうね。
私は動画等で射撃音のプレッシャーはわかる気がするのですが、リコイルと衝撃波のプレッシャーは体感しないとわからないと思います。
そういうものがなくても私はトイガンで500発ですから、ポルさんはやはり凄いですね。
やはり一度は実銃を撃たないと身に染みてわからないことが多いですね。
早くコロナが収束して海外に行けるようになってほしいです。
少し前は実銃撃ちに行くお金があるならトイガンを、と思っていましたが、今は実銃を撃ちたいと強く思っています。
最初に撃つのはやはりSIG P226でしょうか。
あるYouTuberさんは最初に撃つならオートなら22口径、リボルバーならKフレーム以上で38スペシャルと仰っていましたが…。
ゆうた ゲスト
ポルさん、いつもありがとうございます。
そうですか、「弾薬や銃の状態による」ですか…。
確かにあまりジャムの話を聞かないグロックやSIG P226でもジャムを起こす動画はありますもんね。
ただ、ちょっと古めのセミオートで最新のホローポイント弾を快調に撃ってるという動画は見たことがありません。
旧シリーズ70は同時期に発売されたゴールドカップで「ホローポイントも混ぜて撃ってみたが問題なかった」という記事を見たことはありますが…。
非常に難しい問題ですね、これは。
上にも少し書きましたが「ジャムを起こさないと評判の銃でもコンディションによってはジャムを起こす」って事でもありますし。
「ジャムが怖ければリボルバーを使え!」なんて声が聞こえてきそうですが、レンジトイに使うのならともかく、対人だと装弾数に不安が残ります。
基本的にピストルにおいては異なるモデルの間でマガジンの互換性は無いと考えた方が安全です。しかしこれはケースバイケースです。
同じマガジンのボディを使用していてもマガジンのフロアプレートが異なる結果使用できない場合もあれば、マガジンリリースのノッチの位置や形状が異なるといった設計上の違いも互換性が無い原因となりますし、同じモデルであっても製造時期の違い(世代違い)によって互換性が生まれたり無くなる場合もあります。
また口径によっても異なり、例を挙げるとFNPとFNXの間では.45ACPと.40S&Wのモデルでは互換性がありますが、9mmでは互換性がありません。
また、フルサイズのマガジンはコンパクトのフレームで使用可能でも、コンパクトのマガジンはフルサイズのフレームに使用できないといった場合があります。
例を挙げると、FN509のマガジンはFNSに使用できますが、FNSのマガジンはFN509に使用できません。(FN503とFN509は互換性なし)
SIG P226のマガジンはP229に使用できますが、P229のマガジンはP226に使用できません。(P228とP229は互換性あり)
ベレッタは92シリーズ(92S、92FS、M9、M9A3、90two、センチュリオン、ブリガーディアなど)でフルサイズの同じマガジンが使用可能ですが、92シリーズはPX4やAPXと互換性がありません。
グロックはG17とG34が同じフレームを使用している様に異なるモデルで同じフレームをシェアしているため若干の互換性がありますが、先ほど触れた通り大きなフレームで使用されるマガジンは小さなフレームで使用可能であってもその逆は使用できません。(G17やG19のマガジンはG26で使用可能ですが、G26のマガジンはG17やG19で使用できません)
また、Gen3はマガジンリリースのノッチが右側にしかないため、マガジンリリースを右に変更する場合はノッチが左右両側に備わっているGen4/Gen5のマガジンが必要になります。
ゆうた ゲスト
あけましておめでとうございます。
昨年もたいへんお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
今回の質問ですが、「拳銃王」(小峯隆生著)という本の中でグロック19のレビューをしているのですが、その文中の中で「反動は9ミリ拳銃の中でいちばん軽い」と書かれているのです。
(この時点では筆者はまだグロック17を撃ってません)
重量が軽く小型なグロック19が重量や大きさに勝るベレッタ92やSIG P226などよりリコイルが軽いということはあり得るのでしょうか?
もしあり得るのだとしたら、これはポリマーフレームがクッション的な役割をしてリコイルを軽減しているのでしょうか?
ちなみにこの筆者はグロック26を撃った際にはかなりのリコイルを感じたと書いています。
それではよろしくお願いします。
みがも ゲスト
この記事の文章を書かれている毛野ブースカ氏ですが、GunPro誌のP226特集でお見かけした記憶があります。曰く昔からのP226ファンであり、今では古いタイプ故、タクティカル・シューティングスクールに参加すると自分以外全員がストライカーオートなので珍しがられたという経験もあるそうですが、それでも好きだからと長く愛用しているそうです。外装ハンマー式でマニュアルセイフティの無いP226には最適のテクニックですから、彼個人としてもこの方法がセオリーとして染みついているのかもしれません。現代ではストライカー撃発の自動拳銃か、或いは護身用としてはスナブノーズのリボルバーもハンマーレスタイプが普及していますから、指でハンマーを抑えるというのはあんまり意識しない人の方が多いのかもしれませんが…
Mr.Smith ゲスト
またお聞きしたいことが出てきたので、ポルさんのお力を貸して頂けると幸いです。
つい先日、YouTubeのとある動画で、数年前までFBI (米連邦捜査局) では、9mmルガー、.40S&W、.45ACPの3種類の弾薬が併用して使われていたと聞きました。
その後は、9mmルガーが無くなって.40S&Wと.45ACPの併用という形になったようで、3年ほど前に制式弾薬が9mmルガーへ変更となったことは記憶しているのですが、何故FBIはこのような弾薬の併用という形を取っていたのでしょうか?
また、以前のFBIではSIG P226やSIG P228、グロック22やグロック23、スプリングフィールドアーモリーの1911カスタムなど、複数の銃が弾薬と共に併用されていたようですが、これは何年頃のことか分かりますでしょうか?
ちなみに現在のFBIでは、9mmルガーと共に.45ACPなどは併用されているのでしょうか?
ポルさんの分かる範囲で構わないので、教えて頂けるとありがたいです。
ゆうた ゲスト
ポルさん、いつもありがとうございます。
P226のフレームが5000発でひび割れしたというのは衝撃的です。
頑丈なのがP226の最大最強のとりえだと信じていましたので…。
セフティの件はやはりシビアな状況を考えるとない方がいいと考える方々もいるんですね。
グロックみたいに通常ラインナップにはマニュアルセフティがないモデルもありますし。
ただM17を見る限りでは米軍はマニュアルセフティの必要ありと考えてるのかもしれませんね。
私もマニュアルセフティがないとやっぱり不安ですけど、ガンスキルを極めるとなると邪魔になるのでしょうか。
ましてやレースガンとしてベレッタ92系を使うならスライドにあるセフティをいちいち解除してシュート!ってのは難しいですね。
ポルさんがベレッタ92FSを選んだ理由は正直「えっ、それだけですか!」って感じです。
ポルさんは一途なんですね
私は妄想の中でも使用銃を迷ってしまいます。
(堅牢なP226か、命中精度に優れる92FSか、それとも軽量コンパクトなグロック19か…)
みたいな感じです。
ポルさんの影響もあってかだいぶ92FS(ベレッタにレールは似合わないと思うので)に傾きつつありますが…。
ともかくM9トライアルは接戦だったんでしょうね。
当時決定権を持っていた方々もさんざん頭を悩ませたことでしょう。
>SIG P226のほうが堅牢性の点でわずかに優れている
これは条件次第なのでどちらともいえないと思います。
参考までにXM9トライアルの際には、92SBFは7000発でフレームにひび割れが生じたことがあるなか、P226は5000発でひび割れが生じたことがあります。
>やはり米軍正式拳銃に採用された実績のあるベレッタ92FSは偉大な存在なのでしょうか。
P226はネイビーシールズでも採用されているように、どちらも甲乙つけがたい高性能なピストルです。
>プロが選ぶベレッタ92系にはセフティは要らないのでしょうか。
戦闘で最も必要とされる銃の条件は、トリガーを引けば必ず弾が発射されるという点です。
そのためホルスターから抜く際の操作ミスなど、偶発的にセイフティがオンになってしまい必要なときに発射できない事態は問題なため、ガンファイトのスキルを極めようとする人ほどマニュアルセイフティを嫌う傾向があります。
(セイフティの解除に時間を要するという考え方もあります)
>米軍がGモデルを採用しなかったのはなぜなのでしょうか。
1977年に米軍が要求したピストルの条件には、アンビマニュアルセイフティもありました。
しかし1981年に必須条件ではなくなり、「あると望ましい(desirable)」という考え方になったため、マニュアルセイフティの有無は採用に影響しなかったようです。
以前に米政府のXM9に関する報告書を読んだことがあるのですが、マニュアルセイフティについては特に言及がありませんでした。
92Gは1987年に登場したためトライアルには間に合いませんでしたが、もしトライアルの際に92G相当のモデルがベレッタから提出されていたら採用の可能性もあったかもしれません。
ただし軍や警察においては、訓練を終えても銃の扱いに不慣れな者も多いため、誤射を防ぐためにマニュアルセイフティが要求されることは世界でよくあることなので、実際にどうなっていたかは想像の域を出ません。
ちなみに92Gはフランス軍にてPAMAS G1として採用されています。
>なぜポルさんご自身がベレッタ92FSを購入するに至ったか
私は小学生の頃から92Fファンだったので、性能云々は考えずに最初の実銃は92Fと決めていました。
しかし実際に手にしてみて想像以上の性能に驚いたというのが正直なところです。
ゆうた ゲスト
いつもお世話になっております、またよろしくお願いします。
アームズマガジンのツイッターでリンクがあったので読んでみたのですが「ウィルソン・コンバットのCEOであるビル・ウィルソンは、ファクトリーオートピストルとしてM92が最高であると公言し、自身でも1997年のIDPAナショナルチャンピオンシップでM92を撃ち、ストックサービスピストル部門で2位のマスターを獲得するほどのヘビーユーザーであるのだ。ウィルソン自身がベストの9mmのセミオートマチックピストルとしてM92を選択するほど惚れ込んでおり」などと書かれていました。
私は総合力ではSIG P226のほうが堅牢性の点でわずかに優れていると思っていたのですが、やはり米軍正式拳銃に採用された実績のあるベレッタ92FSは偉大な存在なのでしょうか。
またこの記事はトイガンでそのビル・ウィルソンが愛するベレッタ92G SDを再現するという内容でもあったのですが、Gモデルということはコントロールレバーがデコックオンリーということですよね。
プロが選ぶベレッタ92系にはセフティは要らないのでしょうか。
だとしたら米軍がGモデルを採用しなかったのはなぜなのでしょうか。
個人的にはセフティはやっぱりあった方がいいと思うのですが、先日ご紹介したベレッタ92系の命中精度が悪いと動画で言っていた方もPx4ではGモデルを購入しています。
ご面倒ですが以上の質問に対する回答となぜポルさんご自身がベレッタ92FSを購入するに至ったかを細かく教えて頂けると幸いです。
ゆうた ゲスト
みがもさん、どうもありがとうございます。
私の場合どうしても活字での情報収集が多いので、実際に実銃を撃っていて日本語の動画で説明してくれる方というのはとてもありがたいんですよ。
確かにこの動画主さんはリボルバーがお好みで「リボルバーとセミオートでは命中精度の次元が違う」と仰っているので命中精度には細かいのかもしれません。
そういう私も「ベレッタ92FSのグルーピングが約40mm台、SIG P226のグルーピングが約60㎜台、命中精度は92FSの勝利だな」と細かいところを気にしてしまいます。
確かに軍用拳銃ならそこまで細かい命中精度は要求されないのかもしれませんが、いいに越したことはないので…。
一発だけ外れる弾がフライヤーかどうかは判断できませんが、確かにガンプロ誌でもテリー矢野さんは大きく外れた弾を除外してグルーピングを出していますね。
どうも今回は神経質になりすぎたようです。
私にとってベレッタ92FSは命中精度に優れた軍用拳銃とカテゴライズされているので「過大評価しすぎたかな?」と思ってしまいました。
みがも ゲスト
彼らを疑うわけではありませんが、こういった意見はあまり真に受ける訳にもいかないものですよ。特に知名度の高い傑作モデルに関しては、あちこちで称賛と酷評が渦巻いていますから…
命中精度というのは銃の性能として分かりやすく、それでいて実際には非常に複雑な要素が絡んでいるので良し悪しを誤認しがちです。ポルさんのおっしゃったように好みやコンディションで大きく変化しますが、その時の個人的な結果や印象でつい酷評してしまう人は割といるものです。また、動画ではガッカリしたとおっしゃられていますが、有名なモデルでは過大な期待に応えられなかったという事は茶飯事です。例えばP226やグロックでさえも「高精度」「実際は大したことは無い」という両極端な意見をあちこちで拝見したことがあります。これらはあくまで戦闘向けのサービスピストルであって、人影に狙いを付けて胴体におおよそ当たるなら充分な精度だと言えますが…なまじ射撃歴が長いとカスタマイズドガンや競技向けのようなものを見たり触ったりという機会もあって、官給品よりも格段に綺麗で撃ちやすくてよく当たるものに感覚が慣れてしまっている人もいるのでしょう。ノーマルのサービスピストルに求められる性能の範囲でどうか?という観点で見なければ評価を誤りがちです。何発撃っても弾痕が重なるような精密射撃競技で1cmも違えば大問題ですが、サービスピストルで数センチ程度の差は実用上あってないようなもんだと見て良いんではないでしょうか。
ゆうた ゲスト
ポルさん、難しい質問に回答ありがとうございました。
ネットで調べるとやたらP226の精度の高さが強調されていて92FSはあまりその点を褒められているのを見ないのですが、やはり92FSそのものには問題はないということでしょうか。
弾に関しては動画主さんはある程度吟味して使ってるはずなのですが、ベレッタ系を撃つときはそうでもないのでしょうか。
私も「一発だけ大きく外れる」というのが気になってましたが、動画主さんがどんな弾を使っているかわからない以上どうしようもありませんね。
マグナムリボルバーでは7割ほどに抑えたリロード弾を使ってらっしゃるようですが、セミオートでは市販の弾を使う傾向が高いということぐらいしかわかりません。
とりあえずポルさんは「一発だけ大きく外れる」という経験はなさったことがないようなので、一般的な92FSでは問題ないのでしょうね。
この動画主さん、他にもグロック17(Gen3の頃)で二回連続でハズレを引き、現在所持されてるグロック36も少し具合が悪かったのをご自分で調整されたという経験をお持ちなので銃とのめぐりあわせがあまりよくない星の下におられるような気もします。
ただアメリカ在住で日本語の動画で銃の解説をしてくれる方がこの方しかいらっしゃらないようなので、どうしても頼りにしてしまいます。
ポルさんのおかげで実際はそんな極端なことはないと知り、ほっとしているところです。
米軍の要求では55ヤードで3インチ以内のグルーピングを必要としており、92FSとP226はこの要求をクリアしています。
92FSとP226はどちらも命中精度の高いピストルで、命中精度に関して優劣を付けるのは微妙なところです。
機械的な命中精度を見るのであればレストマシンに固定してグルーピングを確かめる方法もありますが、それではトリガープルやグリップによる命中精度への影響が含まれず、人間によって射撃された実質的な命中精度の違いが判断できません。
命中精度は射手の経験や慣れによっても異なるため、92FSの方が結果が良いという人もいれば、P226の方が良いという人もいます。
私の個人的経験ではP226より92FSの方が若干命中精度が高いと感じますが、だからといってこれを結論とする気はありません。恐らく個人差や個体差があるでしょうし、使用弾薬の精度にもよるでしょう。
動画内では「一発だけ大きく外れることがある」と指摘されていましたが、これは銃だけでなく弾薬の質や相性も疑った方が良いと思います。私も何度も経験していますが、安価な弾薬ほどこういったことがよくあります。FMJだけでなく、品質の良いホローポイント弾を撃ってみると命中精度の高さを実感しやすいかもしれません。
アメリカではUSPSAやIDPAなどの射撃競技にて92FSを使用して勝利している選手もいるので、92FSの命中精度に問題があるということはありません。
ゆうた ゲスト
いつもお世話になっております、またよろしくお願いします。
VIDEO
で「がっかりした銃」としてベレッタのオープンスライドの銃の命中精度が批判されていました。
私が「ベレッタ92FS VS SIG P226」という内容の記事が載った銃器雑誌を見てみると、命中精度は92FSが25ヤードで40mm台のグルーピング、対してP226は約60mm台のグルーピングでした。
また先の記事と同じ方が書かれたムック本を読んでみても「M9はノーマルでも未だに21世紀の最新型を凌駕する命中精度を誇る」とあります。
ちなみにこの方はNRA公認インストラクターで、現在はハワイでシューティングツアーを主催されている方です。
それなのに、個人で実際に購入した方は「がっかりした銃」とまで言ってしまってます。
ポルさんもベレッタ92FSは命中精度に優れた銃と判断してらっしゃると思うのですが、このYOUTUBERさんの言い分をどうお考えになるのでしょうか。
何だか焚きつける内容で申し訳ありませんが、私も非常に興味があるのです。
プロと言っていいインストラクターの方が正しいのか、自腹を切って購入して撃ち比べた方が正しいのか…。
よろしくお願いします。
>あと納入価格の件ですが、やっぱりP226は高かったんでしょうか。
いわゆる調達価格は、M9(92SBF)が178.5ドルに対しP226は176.33ドルと銃本体価格はP226の方が低価格でしたが、予備マガジンやスペアパーツなどを含めるとP226の方が高価になりました。
>今度のM17(P320)はずいぶん安い納入価格だと噂されていますが…。
M17は180ドルになります。
民間だとフルサイズが800ドルなので、かなりお買い得ですね。