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ポル
キーマスター年代などによって統計内容が異なりますが、法執行官による発砲事件で大体8%のケースで起訴され裁判になり、有罪判決を受けるのは35%で、そのうち有罪判決を受けて実刑になるのは36%ほどですので、かなりレアです。
私の記憶に新しいのは、Youtubeにも公開されている警官のボディカム映像で、オイル缶に火をつけようとした男に発砲して死亡した事件で警官に実刑判決が下ったものがあります。
ですが、犯人が武器を所持していて警官に襲い掛かるような状況の場合は、射殺してもほぼ100%正当防衛が認められますし、起訴されなければ裁判になりません。
(遺族が訴えて裁判になるケースはあります)ポル
キーマスター>「ラプアでも1km先は厳しいから普通に40口径か50口径の精密弾を使うべき」
.416バレットと.50BMGの弾道を比較すると700~800ヤードまでは比較的近いですが、それ以上では距離が離れるほど.416バレットの方が弾速もエナジーも勝り、有利と言えます。
.50BMGは1500ヤードを超えると音速を維持できないことで不安定になるため、1500ヤード以上では2000ヤードでも音速を維持する.416バレットに.50BMGは太刀打ちできないでしょう。
しかし問題はコストですね。
>自動で狙撃してくれるデジタル照準器
トラッキングポイントでしょうか。
バレットM107A1とセットでMi50の名で販売されていますが、1700ヤードでも対応するので良いですね。
ただこれも約220万円と高コストですが・・・。
ポル
キーマスター実際のグリップの状態を見なければ的確なアドバイスは難しいのですが、親指と人差し指の間にある「水かき」の中心にグリップの最後部の中心が当たるように注意してグリップしてください。
英語でこの水かき部分をウェブ(Web)と言いますが、ウェブにしっかり当てるのはピストル射撃で重要です。
この部分にグリップ後部を当てるとトリガーに指が届かないということで、少しずらして親指側にグリップ後部を当てる人がいますが、これは反動で手を傷めたり命中率が低下するので避けてください。
もし正しくグリップした状態でトリガーに指が届かない場合は、その銃は手の大きさに合っていませんから、諦めて小さいグリップの銃を使用した方が良いです。
92シリーズでは、少しグリップが小さいベレッタM9A3も良いかもしれません。
最初はしっくりこないかもしれませんが、エアガンでも正しいグリップで射撃を続けていれば次第に銃が体の一部の様に馴染むと思います。
ポル
キーマスター手の大きさには個人差があるので、他人のグリップを真似る必要はありません。
「グリップの最も高い位置を握る」、「銃の中心の延長線上に手首が位置する」といった、反動を受け止められる基本のグリップができればOKです。
私(右利き)の場合、ベレッタ92FSでは右親指の爪を左親指の付け根で挟み、左親指の先はスライドに触れないようにテイクダウンレバーに置いてグリップします。
私はこのグリップで最も良い結果が出るのですが、個人差がありますから誰にでもお勧めできるわけではありません。
一般的には、左親指の付け根の上に右親指を寝かせる形が多いです。
(その際、左親指をフレームやテイクダウンレバーに強く押し付ける必要はありません)関連記事:銃の撃ち方【ピストル編】
ポル
キーマスターご指摘の通り.416バレットは高コスト(一発500円以上)ですが、.408シャイタックもそれ以上に高価(一発500~800円以上)です。
いずれにしても軍で採用となると、銃や弾薬の他、付随するアクセサリー類も含めて負担が大きいのは確実です。
ですが、.416バレットの性能は.408シャイタックに近いですし、距離1,000ヤード以下では.50BMGの方がエナジーが大きいことなどを考えると、.416バレットが必要とされる状況や、コストに見合う利点がどれだけあるかという問題があると思います。
ただ長距離射撃時の性能は十分なので、採用の可能性は否定できません。
ポル
キーマスター使用する砲、弾頭の種類、時代などによりますが、20x102mmの方が長射程です。
ポル
キーマスターご指摘の通りだと思います。
アメリカの法執行機関で使用されるMP5SDは、超音速の115グレインや124グレイン弾頭が使用されるのが一般的でした(です)。
MP5に亜音速弾を使用しない理由についてですが、MP5は反動を利用して作動するため、低速弾では作動の信頼性が低下する(ジャムが発生しやすい)という問題があります。
低速の亜音速弾でも147グレインや158グレインといった重い弾頭重量であれば必要な反動を得られますが、低速すぎてストッピングパワーで劣る他、ホローポイント弾を使用した場合、弾速が不足し正常に拡張されない問題があったため、このような理由からMP5SDには超音速弾が必要でした。
現在のホローポイント弾は昔の時代と異なり、性能が向上し拡張性も高いため、147グレインのホローポイント弾でも作動しますし、必要なストッピングパワーも得られますが、それでも相対的に超音速の115グレインや124グレイン弾頭より作動の信頼性が劣ると言われています。
また、MP5SDのサプレッサーが影響して弾速が低下することはありません。
MP5SDのサプレッサーに使用されるバッファーはアルミ削り出しで分割できないというメンテナンス性の悪さが難点ですが、減音の原理は現在の一般的なサプレッサーと同じです。
結論としては、本来MP5SDは124グレインのNATO弾を想定して設計されたため、超音速の124グレイン弾頭を使用するのがベストです。
>「9mmの標準程の威力も出ない」
これは他モデルのMP5A5等と比較して銃身長が短いからという意味かもしれませんね。
弾薬メーカーの公表値(一般的には4インチバレル)を「標準」とするなら、「MP5SDでは9mmの標準程の威力も出ない」ということはありません。ポル
キーマスター弾頭の種類によりますが、OZT(HEIT)で175g、BZ(API)で200gです。
ポル
キーマスターS&W、コルト、トーラス、スタームルガー、いずれのメーカーも3インチバレルのリボルバーを製造販売中です。
ポル
キーマスターMWSの長い歴史のなかで失敗もあれば成功もあるので、一概にMWSが良い悪いと論じられるものではないと思います。
ただ、一つの目的のために特化された銃よりも、MWSは構造が複雑化する傾向がありますから、場合によってはコスト高や重量増などの問題が生じることもありますが、設計次第で問題をクリアできる場合もあります。
>軍における歩兵の活動においてMWSによる部品の複雑化と故障のリスクは許容し得る範囲に当たるのでしょうか?
これはMWSの問題というよりも個々のモデルによりますが、故障のリスクが高ければ軍に採用されることはありません。
軍に採用されるには、軍の要求をクリアする必要があります。
ポル
キーマスターこのテーマを詳細に解説すると長文になるので、基礎的な部分を簡潔に回答したいと思います。
一般的なコアには鉛が使用されています。鉛は比重が重く、他の同サイズのコアと比べて空気抵抗による減速が少ないことで長距離射撃に適していたり、柔らかく変形しやすいためソフトポイント弾といった着弾の瞬間から停止までの間に潰れてマッシュルーミングが起こる弾で高いストッピングパワーを持ちます。
他には、スチール、銅、銅合金、ビスマス、タングステン、炭化タングステン、劣化ウランなどがありますが、これらは硬度が高く変形しにくいため貫通力が高く、アーマーピアシング弾などに使用されますが、比重が軽く長距離を飛翔すると弾速や弾の回転が減速することで空中でバランスを失いやすいため、命中率が低下する問題があります。そのため、先端に硬度の高い素材を使用し、後部に鉛を使用するといったハイブリット型のコアも多数存在します。
また、鉛は土壌汚染や動物の誤飲による環境汚染問題がありますが、スチールの場合は環境にやさしく、アメリカでは鉛のコアをハンティングで使用できない地域が多くなっています。
関連記事:
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銃弾に鉛を使用する理由とは?
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焼夷弾の発火構造とは?
弾の形状と種類
ホロー・ポイントとソフト・ポイントの違いは何ですか?ポル
キーマスター法律には例外規定があり、警察やシェリフといった法執行機関(ロー・エンフォースメント・エージェンシー)は規制対象ではありません。
街の一般的なガンショップでも、法執行機関の関係者のみが購入できる銃が陳列されていることもあります。
また、私もカリフォルニア州内でシェリフがフルオートを楽しんでいる現場に立ち会ったことがありました。
警官が退職した場合も、軍で言う「予備役」となることで退職後もフルオート機能や30連マガジンが備わったアサルトライフルを所有可能です。(過去にはマスコミがこれを問題視したことがあります)
ただ、警察を解雇されるなど、軍で言う「不名誉除隊」に当たる場合は一般人と同じ扱いとなり所有できませんし、円満退職であっても職務に就いていた期間が短い場合も不可となり、それぞれ決められた規定に沿って判断されます。
カリフォルニア州の装弾数規制はちょうど今タイムリーな話題で、先週カリフォルニア地裁で「装弾数規制は憲法違反」という判決が出たため、今後この規制が撤廃される可能性が出てきました。
マガジンメーカーやディーラーでは、カリフォルニアへのハイキャパシティーマガジン出荷を準備しているところもあるようです。
ポル
キーマスター>FFLに4と5が抜けてるのは理由があるのでしょうか?
詳しい理由は不明ですが、昔は存在したものの、規制の改正により撤廃したようです。
ポル
キーマスター5年前の記事なので、どの資料だったかうろ覚えでしたが、少し探したら見つかりました。
当該記事のデータは、Bob Forker著の「Ammo & Ballistics 3」という本を参考にしており、銃身長4インチでのデータです。
(紙媒体なのでネットでは見つからないデータかもしれません)使用された弾薬はCor-Bon 165gr JHPで、プロダクトコードはSD44S165/20ですが、現行の同製品はME 404 ft-lbf、MV 1050 fpsなので、当時はホットロードだったのか、それともこの本の内容が間違っているのか不明です。
※因みに同じ著者の「Ammo & Ballistics 2」では、Cor-Bon 165gr JHP(プロダクトコード不明)がME 485 ft-lbf、MV 1150 fpsとなっています。
私が知る限り、MEが800を超えるバリスティックデータは他に記憶が無いので、これが正しければ限界値付近ではないかと思います。
ポル
キーマスターWikiの内容は正確ではないというか、誤解を生むような記述になっているので整理して簡潔に解説したいと思います。
アメリカでは「ガンスミス・ライセンス」というものはありません。
※ガンスミスの証明書は存在します。個人であれ企業であれ、ガンショップなど銃を扱う事業を行う場合はFFL(フェデラル・ファイアーアームズ・ライセンス)というライセンスが必要になり、これにガンスミスも含まれます。FFLは9種類(タイプ01~03、タイプ06~11)のライセンスに分類されており、ガンスミスの仕事をする場合はFFLのタイプ01(ディーラー・ライセンス)が必要になります。
銃を扱う質屋はタイプ02、アンティーク銃の収集はタイプ03、弾薬製造はタイプ06、銃製造はタイプ07、銃の輸入はタイプ08、グレネードランチャー等を扱う場合はタイプ09、グレネードランチャー等の製造はタイプ10、グレネードランチャー等の輸入はタイプ11という様に、事業内容によってライセンスのタイプが異なります。
Wikiのガンスミスの日本語ページで紹介されているライセンス(クラスI~IIIなど)は、SOT(スペシャル・オキュペーショナル・タックス)と呼ばれるステータスに分類されているものです。これらはNFA(ナショナル・ファイアーアームズ・アクト)という法律で規制されたNFAウェポンを事業で扱うために必要なライセンスです。NFAウェポンとは、ざっくりと言えばフルオートの銃、サプレッサー、ショートバレルライフル、ソードオフショットガン、ペンガン、グレネードランチャーなど、法規制により売買や所有には特別なライセンスや納税が必要なタイプの銃器です。
もしガンスミスでNFAウェポンを扱う場合は、扱う銃器の種類によってクラス別のライセンスを取得する必要がありますが、一般的なピストル、リボルバー、ライフル、ショットガンを扱う場合は、基本となるFFLのタイプ01だけでも事業が可能です。
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