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ポルキーマスター
機能性を追求すると類似の形状に行き着くことは他の工業製品でもあることですが、現在流行の形が完成形というわけではなく、20年後にはまた違ったデザインが流行していると思います。
ポルキーマスター>ネットでの購入が主ということでしょうか?
ネットが多いですが、クラス3ディーラーのコミュニティーなど横の繋がりもあるので、そういったところ情報交換されていたりもします。
>現物の値段(この場合ベレッタの93R)は相場が決まってたりするのでしょうか?
93R(ディーラーサンプル)はアメリカ国内に23丁しか無いと言われているため、かなり高額です。
相場は5万ドル前後になり、ディーラーの資格を得なければ入手できません。>ベレッタ92シリーズをフルオート化した物を発泡している動画を見つけたのですが、このような銃はどこで手に入るのでしょう?
クラス3の銃を扱うディーラーから入手可能です。
1986年5月19日より前に登録されたものか、あるいはそれ以後に登録されたディーラーサンプルだと思われます。
恐らくディーラー本人、またはディーラーから借りて一般人が撃っているか、或いは違法に改造されものという可能性もあります。関連記事:民間にマシンガンが流通する経緯とは?
>個人やカスタムメーカーが作って売っているのでしょうか?
個人にしろメーカーにしろ、ライセンスがあれば製造可能です。
1986年5月19日より前に登録されたものであれば個人が購入することが可能ですが、それ以後に製造されたものはディーラー間(または軍や法執行機関)でのみ売買可能です。ポルキーマスター>これは現在の市場に出回っているフルオート火器の中から購入できるということですか?
フルオート火器が合法な州に限りますが、仰る通りアメリカ国内の民間市場で流通しているフルオート火器のみ購入可能です。
輸入や製造は規制されています。因みにクラス3 SOTはNFAウェポン(フルオート火器など)をビジネスとして売買するために必要なステータスで、民間人が趣味で購入する場合は必要ではありません。書類の手続きと200ドルの納税で購入可能です。
また、一般的に「クラス3ライセンス」と呼ばれますが、厳密にはライセンスではありません。
(ライセンスと言った方が説明が簡単なので私もライセンスと呼ぶことがありますが・・・)>それとも海外から軍用のライフルやらマシンピストルやらを新品で輸入できてしまうものなのでしょうか?
フルオート火器を輸入するには、クラス1 SOTの他、タイプ08FFL、タイプ11FFLといったディーラーラインセスが必要となり、輸入したフルオート火器を軍や法執行機関に販売することが可能になりますが、民間人に販売することはできません。
これらのライセンスはそれぞれ年間500~1000ドルの税金が掛かりますが、これ以上にライセンスの取得や維持費に掛かる総額が膨大なため、趣味目的でこのような手続きを取られることは一般的ではありません。
>クラスⅢライセンス(またはフルオート火器を所有できる何らかのライセンス)を持った一般人が自宅の火器をフルオート化して申請(または申請してからフルオート化)するのは合法でしょうか?
民間人が所持や販売できるように申請し登録することはできません。
セミオートの民間モデルをフルオート化することは「マシンガンの製造」に該当し、クラス2 SOTの他、タイプ07FFL、タイプ10FFLといったディーラーライセンスが必要になります。
この場合、軍や法執行機関に販売可能ですが、民間人に販売することはできません。
これに掛かるコストは先に述べた通りです。>仮にあらゆる条件をパスした上でマシンピストルを購入できたとして、それを通常の拳銃のように護身用として携帯することは可能ですか?
これはグレーゾーンです。
州によっては携帯可能な銃のタイプが指定されています。
もし法律に「ピストル」と明記されている場合、マシンピストルは法律上「マシンガン」と定義されるため、マシンピストルを携帯することはできません。
また、マシンガンを明記して携帯を規制している場合もあります。しかし州によっては携帯可能な銃を特に指定していないところもあります。
これらの州でマシンピストルを携帯可能かは不明です。
法律上これを規制していないからといって実際に許可されるとは限りませんし、私自身フルオート火器を合法的に携帯している事例を見聞きしたことがありません。ポルキーマスター>ナイフや刀などの刀剣類はどうなんでしょう?
連邦法では年齢制限などの規制はありませんが、ナイフの種類によって規制があります。
また刃渡りの長さや所持可能なナイフの種類、携帯できる年齢などの規制は州によって異なります。>また銃を所有していた時に逮捕された場合、自宅等に保管している銃はどこに持ってかれるんでしょうか?
法執行機関で保管されます。
通常は事件の証拠品として保管されますが、直接的な証拠品ではない銃も保管されることがあります。>仮に前科がついたのちに冤罪だと分かった場合には再び銃やライセンスは返ってくるのでしょうか?
銃は一定期間保管されます。期間を過ぎても返却の申請が無い場合はオークションで処分されたり法執行機関で利用されたりしますが、犯罪に使用された銃は廃棄されます。殆どの場合ライセンスは戻らないため再取得が必要になります。
冤罪は特殊なケースなためケースバイケースだと思われますが、仮に警察が銃を処分したとしても警察には賠償責任はありません。
アメリカでは押収された銃を取り返すために弁護士を雇って苦労している人も多いですが、銃の価値より弁護士費用の方が上回ることもあり、その場合はお手上げです。>告訴などされた場合、裁判所で判決が出ていない期間の間に銃を携帯および所持することは可能なんですか?
告訴の内容によります。
拘留されていれば当然銃に触れることはできません。>一般人の場合と、警察やバウンティーハンターなどの銃が必要不可欠な職に就いている場合の処遇を教えて下さい。
職業による違いはありません。
手続きの内容は同じです。ポルキーマスター筆記試験などのテストはありません。
指定の場所に自分の銃を持参し、認定インストラクターによる数時間の講習を受講します。
講習の内容は、銃の扱い方や撃ち方、法律上何をして良いのか悪いのか、どこで銃を携帯して良いのか、事件への対応方法・・・などを学びます。
その後、指紋登録と顔写真撮影後に申請書類を郵送し、ラインセスが返送されるのを待ちます。ポルキーマスター民間では.357マグナムや.44マグナムをコンシールドキャリー(隠匿携帯)に選択する人もいますが、好みの問題でもあるため必ずしも合理性が考慮されているとは限りません。
法執行機関では非番の警官に対して「携帯して良い銃のリスト」を各法執行機関のポリシーとして定められていることが多いですが、通常そのリストの中に.44マグナムは入りません。これは.44マグナムよりコンシールドキャリーに適した弾薬が存在するためです。
.357マグナムのリボルバーのなかにはコンシールドキャリー向けのモデルも存在し、3インチバレルなどショートバレルのコンパクトなサイズが見られますが、.357マグナムの本来の力(初速やマズルエナジー)を引き出すには4インチ以上が必要になります。
もちろんショートバレル用.357マグナム弾を選択するのも良いですが、9mm+Pを選択する方が同等のパワーを得られるうえ、軽量コンパクトで厚みも薄い、速射性が高く装弾数も多いなどの他の利点を得られます。
しかし.357マグナムのリボルバーはサイズ的にもコンシールドキャリーが可能で、扱う人のスキルによってはコントロールしやすいレベルの反動のため、有効な集弾率も期待できます。一方、.44マグナムは多くの人にとってコンシールドキャリーに適した弾薬ではなく、いくつかの問題があります。
【携帯性】
.44マグナムを使用するリボルバーは重く大型で、携帯性に優れているとはいえません。
大多数の人が護身目的で発砲する機会が一生に一度もないにも関わらず、1kgオーバーの大きな銃を毎日携帯するのは多くの人にとって苦痛です。
巨漢のアメリカ人にとってはさほど苦痛にならないとしても、一般的には好まれるものではありません。【隠匿性】
コンシールドキャリーは基本的なルールとして衣服の中に隠れて外見から銃を所持していることがわからない状態にする必要があります。これは州によっては法律で定められており、露出すると違法となる可能性があります。
.44マグナムを使用する大きな銃はそれだけ露出しやすい状態となり、注意が必要です。【速射性と命中率】
.44マグナムは反動が大きく、大きく跳ね上がった銃口を再びターゲットに向ける「リカバリー」が遅くなります。
そのため速射性が悪く、多数の弾を素早く撃つことが困難です。
もし銃撃戦の相手が反動が小さく速射性が高い銃を所持していれば、こちら側が撃ち負ける可能性が高くなります。一般的に初弾を相手に命中させて無力化することは稀で、アドレナリンが出るストレス状況下では命中率が普段より低下し、それによって多数の弾を発射する傾向があり、その多くはターゲットに命中しません。銃撃時に発射された7割の弾がターゲットに命中していないという法執行機関の統計も存在します。
【貫通力】
.44マグナムは人体に対して貫通力が高く、ターゲットの背後に第三者が居れば二次被害の恐れがあります。
貫通弾や流れ弾によって人的被害や物損が生じた場合は射手に責任があるため、その損害に対して懲役刑を受けたり賠償責任が生じるリスクがあります。【コスト】
一般的にマグナム弾は高価です。
もし銃で身を守るなら使用する銃に慣れておくことがベストですが、9mm~.45ACPなどと比べると射撃トレーニングに掛かる費用も多くなり、コストパフォーマンスが良いとはいえません。ここまで.44マグナムのデメリットについて述べましたが、メリットもあります。
それは対人用としてではなく、熊などの危険な野生動物から身を守るために携帯する場合です。国立自然公園のパークレンジャーが.44マグナムを携帯するように、ハイキング、キャンプ、ハンティングなどの場面で.44マグナムは有効です。
大抵こうした場面ではコンシールドキャリーよりオープンキャリーされることが多く、携帯中に銃が露出していないかと心配する必要もありません。関連記事:トレイルガンとはどんな銃ですか?
>逆にマグナム弾を使用したことで、威力が大きすぎるなどして万が一訴えられた時に不利に働きそうな気もします。
裁判で相手側の弁護士からその点を突かれる可能性もないとはいえませんし、実際過去に事例がありますが、パワーが問題だとすると.44マグナムより強力なライフルやショットガンをホームディフェンスに使用することができないことになるため、その点は心配する必要はないと思われます。
ポルキーマスター>5.56ミリのライフル弾や、フルオートのアメリカン180(口径は22LR)なども扱うことができるのでしょうか?
これも個人差がありますが、伏せたり座った状態で撃つ場合など、射撃姿勢によっては銃を支えるための強い筋力を必要としないため問題ないと思われます。
立射は銃の重さによってはバランスを取るのが難しくなりますが、不可能ではありません。しかし、子供にはフルオートを撃たせない方が良いというのが私の持論です。
フルオートはコントロールが難しく、周囲の人間を危険に晒すリスクを伴います。>流石に十二番の散弾銃は厳しいですよね……?
腰の位置で撃つなら可能ですし、立射でも肩にストックを当てて若干の前傾姿勢でバランスを取れるレベルの銃の重さであれば可能だと思われます。
しかし、同じ口径のショットガンでも使用弾薬によっては反動の強さが異なるため、軽い装弾ならOK、重い装弾は要注意です。以下の動画は10歳の女の子と20ゲージショットガンです。
ポルキーマスター>.32ACPは小学二年生 身長124センチの女の子でも片手で扱えるものなんでしょうか?
>使用する銃器はベレッタ81とcz-83です。個人差がありますが、片手で撃つという意味でしたら小学二年生(7~8歳)でも可能です。
どの程度の射撃スキルを得られるかはトレーニング次第ですが、ある程度の経験を積めば9mmピストルでも射撃は可能です。
アメリカでは幼少期から射撃を始めることも珍しくありません。>また、9mm、.380ACP、.45ACPも同様の条件で撃つことはできますでしょうか?
9mmや.380ACPは可能です。
.45ACPも不可能ではありませんが、反動が強く、スライドを引くのも苦労すると思います。ポルキーマスター>この州では2020年現在、永住権保持者の日本人でもコンシールドキャリーが可能なんでしょうか?
可能ですが、将来のことは保証はできません。
実際にコンシールドキャリーが必要になったときに再度ご自分で地元の司法局に問い合わせるなどして法律をお調べください。>仮に免許制だとして、アメリカ国籍を有さない日本人でも免許取得は簡単でしょうか?
ウェストバージニアとワイオミングは21歳以上で州内に居住していればライセンス不要です。
必要に応じてライセンスを取得することも可能ですが、英語力があれば問題ないと思います。>フロリダとヴァーモント州は最も銃規制が緩いと聞きますが日本人でも10発以上のセミオートを自衛目的で携帯できますでしょうか?
永住権があれば携帯可能です。
フロリダはラインセンスを取得する必要があります。
バーモントはライセンス不要ですが、マガジンの装弾数に制限(ライフルは10発以内、ハンドガンは15発以内)があります。
ポルキーマスター>装弾数規制はアサルトウェポン法の名残(?)なんでしょうかね。
ご指摘の通りです。
これは連邦法の時限立法で2004年に撤廃されましたが、マサチューセッツ州では州法で継続されています。ポルキーマスターその州に永住して州内でハンティングを行うということで良いでしょうか?
州境を跨いでハンティングに行く場合は、州によってはコンシールドキャリー(隠匿携帯)が出来ない、または許可が必要な場合もあります。また、ハンティングにはハンティングライセンスが必要になります。
(多くの場合、ネットで登録してクレジットカードで支払えば取得可能です)ご希望の条件に合う地域は以下の州にあります。
(太字はハンティングにおすすめの州です)アラスカ
アリゾナ
アイダホ
メーン
ニューハンプシャー
オクラホマ
バーモント
ウェストバージニア
ワイオミング同じ州内でも地域によって法律が異なることがあるため、もし移住されるなら地元の法律に目を通しておくことをお勧めします。
また法律は常に改正されるため、上記の州で市民権保持者のみコンシールドキャリーが許可されて永住権保持者は不可となる場合もあります。ポルキーマスター恐らくWikipediaの日本語ページは古い情報を参考にしているのだと思います。
マサチューセッツ州では以前まで装弾数の違いなどによってクラスA、クラスBと分けられていたのですが、現在は法改正により撤廃されています。銃購入にはFID(Firearms Identification)カードが必要で、これは地元警察に申請すると一ヵ月ほどで発行されます。(申請書の例)
またコンシールドキャリーには、LTC(License to Carry)というライセンスが必要になります。
FIDは日本ほど厳しくないとはいえ、日本のように警察が面接して銃所持許可を発行して良いかを決める裁量権があり、犯罪歴が無くても怪しいと思われる人物には発行されない場合があります。マサチューセッツ州では法律上登録の義務はないのですが、その代わりに売買による銃の名義変更(トランスファー)でディーラーや州が記録を残すことになっているため、事実上登録しているのと同じ状態です。
(銃購入時にディーラーが購入者のFIDカードをスキャンして記録が残ります)
これによって誰がどの銃を所有しているのかを追跡することが可能になっています。マサチューセッツ州の場合、州単位だけでなく各市によっても若干法律が異なるため、詳細については地元の市や警察に問い合わせることをお勧めします。
>その土地で永住権持ちの日本人が装弾数十発以上の拳銃を携帯することは可能でしょうか?
マガジン装弾数は10発まで(ショットガンは5発まで)のため基本的に不可能ですが、1994年9月13日より前に製造されたマガジンを当時から所有し続けている場合は規制対象外です。
ポルキーマスター情報ありがとうございます。
フレームストレッチなのかフレームクラックなのか、問題の深刻さの程度や問題が起きた条件が気になったのですが、なるほど詳細なレポートではないのですね。昔のアルミフレームと比較すると現在は技術の向上でフレームストレッチが起きにくくなっているともいわれているので、個人的にはそれほど気にする必要はないという認識を持っています。
(それ以前にアルミのJフレームと+Pを大量に撃つ場合は、銃を傷める前に反動で手を傷めないか不安になります)ポルキーマスター>フルサイズのベレッタ同様確実かつ頑丈なものなのでしょうか?
それを証明する統計的なデータを見聞きしたことがないため分かりません。
トラブルは報告されていますが、ユーザーや個体差が原因なのか品質管理の問題なのか判断が難しいところです。>それとも製造工程が違ったり軍に納入されてるM9より壊れやすかったりするんでしょうか?
壊れやすさは分かりませんが、材質や製造工程はほぼ同じです。
コーティングもM9と同じブルニトンフィニッシュです。>パーツの互換性はありますか?
ハンマーやセイフティレバーなど小さなパーツでは互換性があるものが多いですが、スライド、バレル、フレームには互換性がありません。
フレームのレールサイズが異なりますし、バレルラグやバレルのサイズも僅かに異なっています。
恐らく物理的に組み込むことは可能だと思われますが、実射はおすすめしません。>その銃を合法的にオープンキャリーおよびコンシールドキャリーできる州はありますでしょうか?(できればライセンスが無くとも咎められない州)
オープンキャリーはニューヨーク州やフロリダ州など8州で禁止されていますが、多くの州は条件付きで許可されています。
しかし法的に合法であっても住民の誰もが法律を理解しているわけではないので、通報される場合もあります。
寛容さは地域にもよるため、合法な場合は人目に付かない場所で行ったり、地元の法律や状況を調べてから実行するのが無難です。
(猟や釣りをする際にはオープンキャリーが許可されているところが殆どです)コンシールドキャリーは基本的に殆どの州で合法ですが、ハードルの高さが州や地域によって異なります。
アイダホ、アリゾナ、カンザス、サウスダコタなど20州で許可なく自由にコンシールドキャリーが可能ですが、ノースダコタやワイオミングのように州の住民のみが可能な場合や、州外から訪れた場合でも可能な場合など、地域によって法律が異なるため注意が必要です。
カリフォルニア、ハワイ、ニューヨークなどは正当な理由がある場合など条件によっては可能ですが、実質的に殆ど許可が出ない状態です。ポルキーマスター+Pに対応していない古いエアウェイトモデルでなければ+Pを多用しても良いと思いますが、記事では具体的にどのような破損があると書かれているのでしょうか?
破損したリボルバーのモデルナンバーや製造時期はわかりますか?ポルキーマスター>ライターさんはSHINさん
個人的に面識がありますが、SHINさんの情報は信頼できると思います。
記事の内容については拝見していないためコメントできません。関連記事:
リバモア射撃場
ライフル・トレーニング
マシンガンショー2005>まだバレルピンが残ってる時代のスチール製Jフレームでも38スペシャル+Pは安全に撃てるのでしょうか?
問題無く使用可能です。
当時の法執行機関でもピンドバレルで+Pが使用されていました。
(黒色火薬が使用されていた時代のものは使用を避けた方が良いです)>サブコンパクトサイズの耐久性が知りたいのです。
フルサイズと同等と考えて良いと思います。
ポルキーマスター>38スペシャル+Pを使い続けると500発程度で壊れる
アルミフレームに+Pを使用したとしても、たった500発で壊れるとは考えにくいのですが、因みにどちらからの情報でしょうか?
銃の状態や使用弾薬の詳細がわからないため何とも言えません。
仮に破損が起きたとしても、破損個所によって対処方法が異なります。リボルバーでは高圧な弾薬を大量に消費するとフレームの前後が徐々に伸びる「フレームストレッチ」が起こることがあり、初期段階では広がったシリンダーギャップを適切な幅に調整することで対処可能ですが、限界を超えた場合はシリンダーが回らなくなるなどの問題が起こるため、フレーム交換が必要になります。
>9㎜ルガーを使う製品だと一般的にどのくらいの耐久性を持っているのでしょうか?
モデルにもよりますが、軍や法執行機関で採用されるような信頼性の高い9mmピストルであれば、概ね5~6万発は期待できます。
(リコイルスプリングは2000~3000発ごとの交換が推奨されます)M&Pの場合では、pistol-training.comの記事で6万発を超えてスライドにクラックが入ったという報告があります。
ポルキーマスター軍において銃は目的を達成するための道具である以上、目的が変わればそれに適した道具が使用されます。
しかし実戦で何が最も優先されるかを考えたとき、それは「トリガーを引けば必ず弾が発射される」という作動の信頼性が重要視されます。
耐久性や装弾数云々以前に、必要なときに弾が出なければ使用する意味がありません。
また耐久性に関しては定期的なパーツ交換などメンテナンスで解決されるため、信頼性が高いとして例に挙げられる銃においては大差が生じる要素ではありません。そこで私はベレッタM9(92FS)を「最強」として選びたいと思います。
もちろんベレッタM9にも欠点が存在しますが、ジャムが少ない作動の確実性という点で非常に優秀で、軍により膨大な時間とコストを掛けてテストされ、同時にバトルプルーフされているという高い信頼性を証明する科学的かつ経験的な裏付けがあります。
ジャムが少ない信頼性の高いピストルは多数存在しますが、ランダムに抽出した多数の同一の銃を何十万発も試射するといった大規模なテストが行われる機会は限られており、特に民間レベルでは滅多に行えるものではありません。
ベレッタM9(92FS)はバックストラップに親指を当てて人差し指でトリガーを引くといった極端な撃ち方でも確実に装填と排莢が可能で、弾頭重量や弾頭の種類が変化しても安定しています。
しかし最初に述べた通り道具は目的によって選ばれるため、例を挙げるとネイビーシールズがグロック19を採用したように、海水に浸かる環境下ではベレッタM9よりグロック19の方が適しているといえます。
また、どんな銃も「良い状態」を維持しなければジャムが発生しやすくなるため、定期的な消耗パーツ(スプリング類やマガジンなど)の交換や、適切な弾薬を使用するといった「適切な取り扱い」が前提となります。
ポルキーマスターブランクバレル(バレルブランク)は銃身の元となる金属の棒を適当な長さでカットした後にライフリング加工され、熱処理で応力除去した状態のものを指します。薬室は未加工です。
外面の面取り処理やテーパー加工は、加工済みのものと未加工のものがありますが、ネジは切られていません。
ポルキーマスターCCIとスピアーは2015年以降、同じ会社(ヴィスタ・アウトドア社)が所有する製造所(ブランド)です。
CCIはリムファイアカートリッジやプライマー、CCI/スピアーは弾薬、スピアーは弾薬や弾頭・・・といったように、ブランドごとに異なる商品を製造販売しています。少し歴史的背景に触れますが、第二次世界大戦中にアメリカの弾薬メーカーは軍向けに弾薬を製造していたため、民間市場のスポーツ用弾薬が不足し、それを解消する目的で1943年にアイダホ州のヴァーノン・スピアーがスピアーブレッツ社を創設しました。
そして当時シアトルのボーイング社で技術者をしていたヴァーノン・スピアーの弟であるディック・スピアーが兄の成功を知りボーイング社を退社し、1951年にスピアーブレッツ社の工場の一角でスピアー・アムニション・カンパニー社を創設したところ成功を収め、スピアーブレッツ社の近くに工場を建設。社名をCCI(カスケード・カートリッジ社)に改名しました。
その後CCIとスピアーはATK社傘下となりましたが、2015年からはヴィスタ・アウトドア社が所有し現在に至ります。
他にもブッシュネル、タスコ、フェデラル、アメリカンイーグル、ブラックホーク、RCBSなどもヴィスタ・アウトドアが所有するブランド(子会社)です。 -
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