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ポル
キーマスターOSV-96はDIに分類されています。
ロングストロークピストンの特徴の一つである質量の大きなピストンが見られず、長いガスチューブの先に小さなピストンがボルトキャリアに接続されている構造で、内容はリュングマンAG-42のDIに近いものです。
しかしピストンの移動量だけに注目すればロングストロークピストンと言えなくもありません。
厳密には一般的なロングストロークピストンともDIとも異なる特徴があります。DI構造と言われているAR15もボルトキャリア内にピストンを内蔵しており、これはスウェーデンのAG-42やフランスのMAS-49のDIとは異なります。
このことは開発したストーナー自身も「従来のDIとは異なる」と述べていますが、一般的にはDIに分類されています。
同じDIに分類されていても構造はそれぞれ異なることがあるため要注意です。ポル
キーマスター「いる」か「いない」かの二択なら「いる」という回答になりますが、「一般的か」と問われたらそうでもありません。
精度が必要なのであれば、精度を低下させている部分をカスタムしたり交換によって対処可能な場合が殆どです。またサープラスの銃を購入する際に追加料金を支払ってディーラーに状態の良い個体を選んでもらうことはよく行われています。
ポル
キーマスター同じロングリコイルの銃でもモデルによって排莢方法が異なりますが、大きく分けて二つのパターンがあります。
一つは、銃身とエジェクターが接続されており、銃身がスプリングの力で前進する際にエジェクターが薬莢の底を突いて排莢する方法です。
ブローニング・オート5は銃身後部にバレルエクステンションが繋がっており、そこにエジェクターが固定されています。(以下の動画参照)もう一つは、薬室閉鎖中から既にエジェクターがエジェクタースプリングによって薬莢の底を押している状態で、発射によりボルトと銃身が離れるとエジェクターに押された薬莢が排莢されます。
これはAR15、デザートイーグル、レミントンM700など、広く利用されているエジェクターの構造です。ですがロングリコイルは動作が遅いため、排莢に勢いがない(相対的にジャムのリスクが大きい)という傾向があります。
ポル
キーマスター一般的に銃の精度には個体差があります。
その原因は大量生産品に生じる一定の不良率の問題や銃のコンディションの問題などです。精度が低下する原因の例を挙げると、銃口に傷がある、銃身の熱処理に問題がある、スロート(ライフリングが始まる手前)にエロージョンなどのダメージがある、ライフリングの精度が低い、ストックの一部が銃のアクションや銃身の接触してはいけない場所に接触している(ベッディングが悪い)、トリガープルが悪い・・・等々です。
ライフリングについては1939年にドイツでコールドハンマー法が発明されるまで、ライフリングはカット、ブローチ、ボタンなどの方法でライフリングをカットされており、これらの製法による精度は職人の技術力に依存する部分が大きいものでした。
1940年頃から製法が確立し精度が向上しましたが、第一次~第二次世界大戦までの古い銃は現代と比較すると個体差の違いが顕著です。
とはいえ近代でも質の悪いAK47の銃身が製造されているように、精度の違いは今も昔もケースバイケースではあります。第二次世界大戦時のドイツ軍でのKar98Kスナイパーライフルに要求する精度は、100mで5発発射し10.5cm以内の集弾、そのうち3発は7cm以内に集弾することとしていました。
当時支給されていたs.S弾による98Kの平均集弾は約12cmでしたが、精度の高い98Kでは5cmに集弾するポテンシャルがあり、良い個体を選べば問題ない条件でした。(当時ドイツ軍は集弾測定にCEP(平均誤差半径)を利用していたため資料によっては3~4cmの集弾となっていますが、ここではあえてそれを無視します)ポル
キーマスター>短銃身の銃ばかり見かけますが長銃身だと相性が悪いのでしょうか?
.300BLkは近距離に特化された弾薬のため長銃身で利用する利点がありません。
弾速は16インチでほぼピークに達するため、10~16インチの銃身長で使用されるのが一般的です。
特にサプレッサーを使用する場合は弾速を抑えて亜音速にする必要があり、長銃身によって弾速が向上するのは不都合になります。>軍の採用はあまりないのはデメリットがあるのでしょうか
.300BLk(7.62x35mm)の性能はAK等で使用される7.62x39mmに近い弾薬です。
元々AR15でボルトやマガジンを交換することなくサプレッサーに適した.30口径弾を発射することを目的に開発され、7.62x39mmよりBC(弾道係数)が大きいため減速が少なく7.62x39mmと同等かそれ以上の弾道性能を持ちます。
しかし弾道曲線が大きく300ヤードを超えると命中精度が低下するため、長い有効射程を求める軍の要求を満たすことができません。英軍など一部で採用されていますが、あくまで近距離での使用を想定されています。
弾頭が持つエナジーが大きいため9mmや.45ACPのサブマシンガン(PDW)の代替となりますが、5.56mmNATOや7.62mmNATOの代替にはなりません。>近々更新される6.8mm弾よりも性能が良さそうですが比較するとどちらが優れているのでしょうか?
正確には将来採用される可能性がある6.8mmの性能が不明なため一概に判断できませんが、6.8mmは長距離における性能が重視されており、近距離でのサプレッサー使用を想定する.300BLKとは使用目的が異なります。
そのため一概にどちらが優れているとはいえず、使用される場面によって向き不向きがあります。ポル
キーマスター銃撃犯にどのような動機や目的があるかは事件発生から時間が経過した後や事件後に判明することが殆どのため、警察は早急に被害拡大防止や銃撃犯の無力化することが求められます。
その点で警察側にとって銃撃犯に移動されることが最も厄介で対処が難しくなるため、先ずは一か所に留めて交渉や無力化後の確保が目標になります。警官を狙った有名な銃撃事件では2016年にバトンルージュとダラスで発生していますが、バトンルージュの事件では逃走中の銃撃犯をSWATが100ヤードの距離からAR15で射殺し、ダラスの事件では追い詰めた銃撃犯との交渉が決裂したためロボットアームの先に付けたC4爆薬で爆殺しました。
どのような方法で解決するかは状況や現場の判断によって異なり、特にアメリカでは警察署によってポリシーが異なるため対処法に地域差があります。
ある地域では陸と空から全力で追跡する場合もあれば、他の地域では空からの追跡をメインにし犯人が降車後に包囲網を狭めて確保するところもありますし、また状況によって対処法を全く変更することも行われています。しかしライフルに対してはライフルで対処されるのが通常です。
統計では法執行機関員の殉職者のうち少なくとも25%以上がライフルが原因となっており、火力の強いライフルは脅威になり、ハンドガンでの対処は困難です。アメリカの法執行機関は1986年のマイアミ銃撃事件や1997年のノースハリウッド銀行強盗事件でライフルの重要性が認識され、こうした事件の影響でパトロールライフルの普及が進み、2001年の911テロの影響による膨大な予算によって装備内容が広く充実しました。
現在ではパトカーにライフル弾対応のバリスティックシールド(防弾盾)を装備する警察も増えていますが、その反面、バリスティックプレートなどの重装備化に対しては「ミリタリースタイルが市民に威圧感を与える」といった政治的懸念もあり躊躇するところも多々あります。関連トピック:CQBにおける敵味方の識別について
ポル
キーマスター減速しながら飛びます。
発射直後は高速なため落下量が小さく比較的フラットな弾道になりますが、空気抵抗によって徐々に減速しながら落下量が大きくなり、放物線の角度を強めながら落下します。
ポル
キーマスター一言で言えば「ちょうどいい大きさだから」です。
黒色火薬を使用していた時代には大口径が多く、米軍は.45口径の.45-70ガバメント、ロシア軍は10.7×58mmR、日本軍は11x60R村田といった10mm以上が主流でしたが、無煙火薬の時代になると小口径化されていきました。
装薬の進化は射程距離、命中精度、ケースサイズなどに影響し、当時のフルサイズカートリッジでの射程距離や命中精度のバランスの良さを追求すると.30口径(7.62mm)が良い結果を出す平均的なサイズになります。
アメリカでは.45-70ガバメント、.30-40クラグ、.30-06スプリングフィールド、7.62x51mmNATOと発展。
ロシアでは10.7×58mmR、7.62x54mmRと発展。
日本では11x60R村田、6.5x50mmSR、7.7x58mmSR、7.62x51mmと発展しています。アメリカでは.30-06スプリングフィールドの登場により民間市場で狩猟用として広く普及し、バランスの良い.30口径弾が高く評価されました。
そして1954年に7.62x51mmがNATO標準となり、NATO諸国では最も多く利用される弾薬の一つになります。1980年に5.56x45mmがNATO標準となったことで小口径高速弾が普及しましたが、長距離射撃においては弾頭重量が必要となるため、使用目的次第で7.62mm口径も併用されています。
ポル
キーマスターガスが前方へ放出されるタイプでは厳密には反動が生じます。
しかしその反動を体感できるかは発射ガスの量や銃の重量によって異なります。ミニガンの映画撮影用プロップガンは空砲を使用していても後ろへ押される力を体感できるそうです。
>ブランクアダプターを使用しないと銃は動作しないのでしょうか?
ガス圧や反動を利用して作動する銃ではブランクアダプターが必要になりますが、銃口に装着するタイプだけではなく、専用のボルトやケースを利用することで作動するものも存在します。
ポル
キーマスター>NGSWに銃剣はつくのでしょうか?
まだプロトタイプの段階で決定もしていないため不明です。
>要求の仕様書に着剣装置はあるのでしょうか?
仕様書の詳細は公開されているのでしょうか?
私は噂レベルの内容しか見たことがないので分かりません。銃にバヨネットラグが無いとしても、レイルマウントやアダプターを使用して着剣する可能性はあると思います。
ポル
キーマスター銃剣は必要だと思います。
弾薬を撃ち尽くしても手元に「槍」があれば一定の継戦能力を維持可能です。英軍はフォークランド、イラク、アフガニスタンで複数回の銃剣を使用した近接戦闘を経験しているように、現代戦でも銃剣が必要となる状況に遭遇する可能性があり、銃剣はバックアップウェポンとしても有効です。
また、暴徒や捕虜に対して制圧や威嚇を目的に使用されることもあります。(イラク戦争が良い例です)米軍では海兵隊はバヨネットトレーニングを継続していますが、陸軍はベーシックトレーニングから排除しました。
しかし排除した理由は限られた時間で学ぶ必要がある項目が多いことに原因があり、銃剣が不要だから排除したのではありません。ポル
キーマスター説明を補足すると、アメリカの法律(連邦法)ではシリアルナンバーが必要な箇所は「フレームまたはレシーバー」となっています。
(シリアルナンバーの義務化は1968年以降です)参考:
27 CFR § 478.92
Firearms – Guides – Importation & Verification of Firearms, Ammunition – Firearms Verification Overviewハンドガンではフレーム部が多いですが、ルガーMkI~IVのようにフレームにシリアルナンバーが無い場合もあります。
ポル
キーマスターターゲットクラウンやミリタリークラウンはクラウンの種類であって、ライフリングの種類ではありません。
クラウンとは、銃口の先端ですり鉢状に切削加工されている部分のことを指します。銃口は内側に向かって斜めにカットされているものが多く、これは銃口を保護する目的とガスの流れを均一にして高い命中精度を維持する目的があります。
ポル
キーマスター以下の記事をご覧ください。
ポル
キーマスター>357マグナムリボルバーに実包(9mmLuger弾頭+38スペシャル薬莢)を込めて撃つことは可能でしょうか?
可能です。
9mm(0.355インチ)は.357マグナムより若干小さいため銃身次第で命中精度が低下する場合がありますが、ルガーやトーラスなどから9mm/.38spl/.357magに対応したマルチキャリバーリボルバーが販売されているように、発射することには問題ありません。
ただし命中精度を重視するなら.357マグナムのシリンダーには.357マグナム用の弾頭とケースが最適です。
>また357マグナムの薬莢でも同じ事はできますか?
同じく可能です。
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