フォーラムへの返信
-
投稿者投稿
-
ポルキーマスター
どちらも直径105mmですが、105mm HEATには厚みのある長い弾頭、スパイク、重い金属製のフィンなどが備わっているため重くなっています。
もちろん軽量に設計することも可能ですが、軽い飛翔体では長い飛距離(射程)が得られないため、重い飛翔体を使用する必用があります。
私はこれを解説する際にピンポン球とゴルフボールを例にすることが多いのですが、同じ大きさでも質量が大きい方が大きな慣性力により空気抵抗による減速を抑えることが可能で、より遠くまで飛ばすことができます。
また、ご指摘の通り質量が大きい方が風の影響を受け難いため命中率向上効果もあります。
ポルキーマスター>「グロック19より軽い」
M327の重量はアンロード状態で約641gです。
グロック19はマガジンを抜いた状態で610g、空のマガジンを装填した状態で670g、フルロードマガジンを装填した状態で855gです。
マガジンを装填した状態ではアンロード時のグロック36(635g)やグロック25(640g)に近い重さです。M327はスカンジウムフレームの他、シリンダーと銃身の外装(バレルシュラウド)にチタンを採用することで軽量化し、Nフレームリボルバーとしては軽量なモデルです。
これはKフレームのM19(2.5インチバレル/865g)と比較しても軽量です。また、ラージフレームであるNフレームを使用しているため、高圧な.357マグナムでも十分な耐久性があり、シリンダー径が大きいため.357マグナムが8発装填可能となっています。
しかし、裏を返せばシリンダー径が大きいため一般的なフルサイズピストルより厚みがあり、コンシールドキャリー用としては比較的目立ちやすいサイズです。(目立ちやすさは射手の体格によっても個人差があります)
M327は軽量でありながら.357マグナムを8発発射可能という点で一般的なピストルには無い魅力がありますが、サイズや厚みが大きいという点をどう判断するかは個人差や使用目的によると思われます。
コンシールドキャリー用としては私の体格には大きすぎると思いますが、野外での護身用(トレイルガン)としてオープンキャリーの選択肢になると感じます。
弾速についても2インチバレルから発射された.357マグナムは4インチバレルから発射された.38スペシャルに近いため、それなりの効果が得られそうですが、欲を言えばもう少し銃身長を延長して弾速を追加したいところです。ポルキーマスターバネは圧縮状態を維持した状態よりも伸縮を繰り返す方が寿命が早く短くなります。
(基本的に実銃に使用されるリコイルスプリングやマガジンスプリングは定期的な交換が必要な消耗品です)9mmの場合、リコイルスプリングは概ね2000~5000発ごとに交換が必要ですが、マガジンスプリングは1~2万発でも本来の性能を維持する場合があります。
ただし、これはマガジンスプリングの品質の違い(適正な熱処理が施されているか)や、マガジンや銃の種類、マガジンの使用頻度などによっても異なるため、全ての銃をまとめて一概に製品寿命が何発や何年と言えるものではありません。
ですが、一般的に品質の高いマガジンの場合、フルロード状態で5年放置しても問題ありません。
マガジンスプリングが劣化し弱くなると射撃時に装填不良が出やすくなるため、そのような問題が起きたら交換が推奨されます。
もし護身用として使用する際、マガジンスプリングの劣化に不安を感じる場合は、年に1度マガジンスプリングを交換するのも良いです。
私の経験ではマガジンスプリングがヘタる頃にはマガジンリップが変形したりとマガジン本体が傷んでいることが多かったので、割り切って新しいマガジンに丸ごと交換していましたが、その方が信頼できます。
特にダブルスタックはシングルスタックよりマガジンスプリングの不調がジャムの原因として現れやすいため注意が必要です。ポルキーマスターアメリカを例にすると、ライフリングの有無や銃身長が法的な基準になるため、日本の法律のようなライフリングが施されている部分の長さを元にした法規制はありません。
ライフリングの長さに関係なく、ライフルやショットガンでは薬室閉鎖時のボルトフェイスから銃口までの長さが銃身長となり、ショットガンは18インチ以上が合法で、これより短いショットガンはSBS(ショートバレルド・ショットガン)やAOW(その他の武器)にカテゴライズされ所有には許可と納税が必要になります。
NFA(連邦法)ではライフリングが備わっている.50口径(12.7mm)を超える口径の銃は法律上のDD(デストラクティブデバイス)にカテゴライズされますが、ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)は例外としてショットシェルを使用するショットガンでライフルドバレル(スラグバレル)が備わっている銃はショットガンに該当するとしています。
トーラスジャッジのように.410を使用するリボルバーが存在しますが、これはライフリングが備わっているためハンドガンのカテゴリーに入り、ショットガンの規制は適用されません。
また、トーラスジャッジはカリフォルニア州で違法な他、狩猟にライフルドバレルショットガンを使用可能であるかは州によって規制が異なります。
>KS23
KS23の「KS」は「スペシャルカービン」を意味する通りロシアではライフルに該当しますが、スムースボア化された民間バージョンのTOZ-123ショットガンが流通しています。
ロシアの民間市場ではスムースボアの銃(ショットガン)を5年所持するとライフリングが備わっている銃を所持可能になり、銃身長500mm未満が規制されています。
また、全長800mm未満の状態で発射可能な銃は違法なため、フォールディングストックが備わっているモデルではストックを展開しなければ安全装置が解除されない機構が備わっているロシア民間仕様のモデルがみられます。
その他、ロシアではスムースボア化したAKやSVDが流通していますが、これらは溝の無いランカスターライフリングを銃口側に施すことで合法的に弾に回転を与えています。
関連トピック:.366 TKMとはどんな弾なのでしょうか?
関連記事:カテゴリー不明な謎の銃 BAT-DT
ポルキーマスター2~3mm以下の散弾はガスポートに入る大きさではありますが、加速中の散弾が侵入する可能性は低いと思われます。
またワッドの小さな削りカスは装薬の燃焼後のカーボンと同様に蓄積されますが、クリーニングで解決可能です。
仮にガス作動のショットガンにワッドとバードショットの組み合わせを使用することが問題だとすればメーカーも取扱説明書に注意を記載するはずですが、私が知る限りそういった記載は見たことがありません。
ポルキーマスターAK-12には以下のような問題があります。
・セレクターレバー形状変更によりトリガーフィンガーを阻害しやすい
・抵抗が大きいセレクターレバーを勢いよく下げるとレバーがトリガーの位置まで過度に回ってしまう(トリガーガード内に指を入れられなくなる)
・ハンドガードの剛性が低いためハンドガード上に搭載したレーザー等の光学機器のゼロを維持できない
・ハンドガードが短いため銃身の露出が多くレスト時に銃身に負荷が掛かりやすい(フリーフローティングバレルの効果が低下する他、火傷のリスクが高い)
・一度ダストカバーを取り外すとゼロを失う(高い命中精度を維持できない)
・他のAKよりチャージングハンドルが重く引きにくい(ハンマーによる抵抗が大きい)
・他のAKよりトリガープルが悪い
・メンテナンス時にガスチューブを銃から分離できないためガスブロックの細かいクリーニングが困難(他のAKでは分解可能)
・クリーニングロッドが分割式のため従来よりクリーニングに手間がかかる
・AR15に類似するデザインのバッファーチューブにも関わらずAR15と互換性が無い(サードパーティーの豊富なストックを装着できない)
・ストック折り畳み時にレシーバーとの隙間が大きいためスリングが絡みやすい
・スリングポイントの位置が低いためグリップ時にスリングが手を阻害しやすい
AK-74を近代化改修するためAK-12のプロトタイプが設計されたものの、結果的にプロトタイプよりダウングレードされた内容になってしまい、当初の目的が中途半端に達成された感があるのは事実です。
この主な原因は恐らくプロトタイプ製造時に製造コストの高さが問題となり、安価な解決方法に落ち着いたことが影響していると推測できます。また、問題を解決しようとして別の問題が生じることは銃器の設計においてよくある話です。
例えばAK-12の場合、「グリップから手を離さずにセレクターを操作可能にしようと設計変更したらセレクターが重くなりトリガーフィンガーを阻害する結果になった」、「バーストモードを追加するためにトリガーメカを新規設計したらハンマーの抵抗が大きくなりチャージングハンドルが重くなった」、「製造コスト低減のためにポリマーハンドガードを採用したら剛性が無くゼロが維持できなくなった」、「スリングの汎用性を高めるために着脱式スリングポイントに変更したらグリップ時に手を阻害しやすくなった」・・・等々、どの問題を排除して何を採用するかという選択の問題になったことがAK-12の問題とも言えます。ポルキーマスター理由はわかりません。
護衛任務用に用意していたのか、軽量コンパクトなハンドガンを必要としていたのか、可能性は色々あると思います。
ポルキーマスター軍や法執行機関においてM3は90年代から広く普及し、M4登場後2000年代以降はM4が普及したと私は認識しています。
M3はM2と同じくイナーシャシステムを利用した反動利用方式で作動しますが、M2とは異なりM3にはポンプアクションとオートを切り替え可能な特徴があり、これは銃の作動に必要とされる十分な反動を発生させない非致死性弾を使用する際に便利な機能です。
M2やM4で非致死性弾を使用する際は手動でボルトハンドルを操作する必用があります。しかしM3はM4のようにピカティニーレイルが備わっていないため、光学機器搭載を必要とする軍や法執行機関にとってはM4の方が汎用性が高く、反動の大きさもガスピストン方式のM4の方がマイルドなため、重量が重いことや価格が高価という点を除けばM4の方が魅力的です。
また、汚れ難さやクリーニング時のメンテナンス性の点においてもM4の方が好まれます。標的射撃や狩猟にポンプアクションとオートの切り替えが必要かといえば、これは重要ではないと思われます。
そのため用途としてはスポーツ用は安価で軽量なM2が選択され、軍や法執行機関では汎用性やメンテナンス性の高いM4が選択される傾向があります。ポルキーマスターポルキーマスターH&K USAのCEOがハンドガン用の弾薬として満足できる性能が得られなかったと発言したことが公式の理由ですが、具体的にどの程度の性能を要求していたかは不明です。
ですが、恐らく弾薬の性能差と共にハンドガンの銃身長では5.7x28mmを超えたり匹敵するような弾道学的性能を得られなかったことが理由だと思われます。
NATOは2002~2003年に4.6x30mmと5.7x28mmを評価した結果、5.7x28mmの方が総合評価で優れると判断しました。
ドイツとベルギーによる評価を除くNATOによる信頼性の評価は、4.6x30mmが83点、5.7x28mmが96点です。4.6x30mmの問題点の1つは、5.7x28mmと比較して高圧という点です。
高圧な弾薬は銃身の焼損が激しく銃身命数が短くなる他、強固な閉鎖構造が必要とされるためピストルには不都合です。また、短い銃身長のピストルでは弾頭を高速まで加速させることが困難なため、大きなマズルエナジーを得るためには弾頭重量を重くする必要があります。
しかし、弾頭重量を得るために弾頭の全長を延長するには規格上の余裕が無いうえ、長い弾頭にはライフリングに強いツイストレートが必要になるため、より高圧になりやすくなります。
一方、5.7x28mmは4.6x30mmより口径が大きいため同じ弾頭重量を得るのに長い全長を必要としない規格上の余裕があります。軽量高速弾とハンドガンの相性は悪く、5.7x28mmにおいてもFN P90よりファイブセブンの方が弾道性能が劣っています。
参考までに以下はグローバルディフェンスレビュー記事の結論部分(日本語訳)です。
—————————————————————————
結果の総括とQRTの分析
第一段階として、QRTは3つの試験基準とそれぞれの重みを選択しました:有効性(80%)、弾薬費(15%)、銃身摩耗(5%)です。
QRTの分析結果(致死率の計算に関する競合他社の異なる指摘を考慮)によると、5.7mmは4.6mmよりも100mの距離でボディーアーマーを着用しないターゲットに対して27%有効(Pi/h)、同じ距離でCRISATボディーアーマー着用ターゲットに対して4.6よりも11%有効であることが示されました。
銃身浸食については、ETBS試験(5,000発)で顕著な浸食は見られなかったものの、4.6x30mm弾薬の設計は銃身浸食の潜在的リスクが大きいことを示唆しているというのがQRTの結論でした。
上記の分析に加えて、QRTは口径の可能性とその設計の成熟度も分析に組み入れました。
5.7x28mm は、その設計と製造プロセスの両方において 5.56mm NATO 口径に近いものである。したがって、5.56mmと同じ生産ラインで簡単に製造することができます。
5.7x28mmシステムは、4.6x30mmシステムよりはるかに成熟しています。
4.6x30mmピストルプロジェクトがペーパーコンセプトであるのに対し、5.7x28mmピストルファミリーは存在する。
結論
評価には若干の誤りが残っているものの、ETBSの完全な試験(6ヶ月間の集中試験、20種類以上の試験を実施)の結果、5.7x28mm口径がこの技術競争に勝ったことは明らかで、QRTが行った補足分析と試験によりその勝利は確認され、拡大されたのである。現在では、これらの結果や評価プロセスさえも疑問視する国もあるようだ。
この評価プロセスは、試験前に明確に定義され、すべての関係者、産業界、国家代表によって受け入れられていたことに留意する必要があります。残念ながら、NATOの政策では、何らかの決定をする前に、全体的なコンセンサスに達しなければならないことになっている。どの国も、納得のいく理由を提示することなく、いつでも意思決定に拒否権を行使できる。このようなプロセスでは、経済的、政治的な利害関係によって、プロジェクトは簡単に失敗に終わってしまう。
最後に、現在、ベルギー、フランス、オランダ、ポルトガル、アメリカなどのNATO諸国を含む世界中で、2万以上の5.7x28mmシステムが実際に使用されていること、そして、最終的には顧客の満足が成功の大きな要因であり、今後もそうであり続けることを忘れてはならないでしょう。
ポルキーマスター9mmは先端に向かって細くなるテーパードケースを使用しているため、ストレートケースを使用する.357マグナムの薬室に装填することはできません。
.357マグナムリボルバーに9mmを装填すると半分程度入ったところで止まり、完全に装填できずシリンダーを閉じられない状態になります。M47メデューサのように.357マグナムと9mmの両方に対応するマルチキャリバーリボルバーでは9mmを装填可能ですが、適正な銃身と薬室を使用されないため9mm専用に設計された銃よりも命中精度が低下します。
関連トピック:9mm弾にリボルバー
ポルキーマスター劇中の当該シーンは仲間の死を受け入れている人物と、まだ死を受け入れられない人物との心情の対比を表現したシーンだと思います。
ご指摘の通り仲間の弾薬を利用することは合理的で、悪いことではありません。
※トピックをノンジャンル掲示板へ移動しました。
ポルキーマスター理由もなくハイマウントを使用しても意味がありません。
原則としてスコープの位置は低ければ低いほど良いです。ハイマウントにせざるを得ない理由には、「頬付けした際の適正な高さを得るため」、「大口径スコープの銃身やハンドガードへの干渉を防ぐため」、「ボルトアクションライフルのボルトハンドルの干渉を防ぐため」などがあります。
特に直銃床はストック位置が高いためマウントも高さが必要になる傾向があります。無理に頭の位置を変えて調整しようとすると不自然な姿勢になり命中精度に影響するため、自然な姿勢で狙えるようスコープやストックの高さを調整されます。
頬骨の大きさなど骨格にもよるため、射手にとっての最適な高さは個人差があります。
ポルキーマスター銃を処分する必用はありません。
問題があるパーツを交換すれば元通り使用可能です。パーツ交換は個人で行うことが可能な場合もあれば、専門知識や専用工具が必要な場合もありますが、一般的にメーカーはカスタマーサービスに送って修理することを推奨しています。
もしメーカーが現存していなかったりメーカー修理が不可能な場合は、地元のガンスミスに要相談です。
ポルキーマスター>①遺体に残った銃弾や周囲に落ちている空薬莢から、ロシアによるものか、ウクライナによるものか判断できないでしょうか?
使用された弾頭と銃の両方を押収できた場合、ライフルマーク、発射残渣、薬莢やプライマーに残った傷などから弾頭と使用した銃を関連付けられる可能性があります。
ですが100%の精度が得られる方法ではないため確証が得られるとは限りません。
>②一つの遺体で判断できなくても、複数の遺体を調べ、銃弾の種類の混在の仕方では判断できないでしょうか?
ウクライナとロシアはソ連時代に製造された同じ弾薬を使用している可能性がある他、鹵獲された弾薬が使用される可能性もあるため、弾薬の違いだけで特定するのは難しいと思われます。
>③以上の2つ以外に決定的な証拠を得られるとしたらどんなものがあるでしょうか?
弾頭、薬莢、銃などの証拠が揃っていれば使用された銃が特定できる可能性があるため、次に銃と使用者を特定する必用があります。
その方法としては指紋やDNA、推定死亡日時、防犯カメラ映像、無線記録、ドローン映像、衛星画像などの複数の証拠を照らし合わせるとある程度特定できる可能性があると思われます。
ポルキーマスターサプレッサーを装着するとフロントヘビーになると同時に銃の重量が増加するため、マズルジャンプと反動を軽減する効果があります。
しかし一方で全長が長くなり重量増となることは使用目的によってはデメリットになります。リボルバーでは発射ガスはシリンダーギャップから十分な量が噴出されるため銃声を軽減する効果はありません。
ベトナム戦争で「トンネルラット」が使用したリボルバーにサプレッサーが装着された例がありますが、これは効果が無かったため全体から見れば少数の使用に留まります。
また、ピストン構造の静音カートリッジを使用するS&W M29をベースとしたAAI QSPR(クワイエット・スペシャル・パーパス・リボルバー)が少数製造されテストされましたが、有効射程距離が短すぎるため殆ど利用されませんでした。
多くの場合1911A1ピストルやM1917リボルバー等が使用された他、ルガーやハイスタンダード製のサプレッサー付き.22LRピストルも使用されています。
ポルキーマスターRIPはCNCマシンで切削加工しているため製造コストが高いという問題があります。
20発40ドルのホローポイント弾を採用したいと考える法執行機関は少ないでしょう。また、実際の性能が不明なところも問題点です。
バリスティックゼラチンなどでテストは行われていますが、実際の人体に対する効果が不明で十分研究されていないため、実績のある従来のJHPの方が信頼を得られています。ポルキーマスター>質問1) 軍用のアサルトライフルやスナイパーライフルにストライカー方式のものはありますか?
大抵のボルトアクションはストライカー方式です。
アサルトライフルでは殆ど無いかもしれません。
強いていえばFG42でしょうか。(一般的なストライカー方式とは構造が異なりますが)その他、SIG P320とAR15を組み合わせたAR320や、ロシアのコンセプトライフルで存在します。
https://www.thefirearmblog.com/blog/2018/12/18/fire-control-unit-unveils-ar320-p320-based-ar15/
https://www.thefirearmblog.com/blog/2017/11/01/russian-assault-rifle-concept-vibratory-recoil-absorption-mechanism/>質問2) 質問1)の答えが存在するにしてもごく少数だとすれば、そうなってしまう理由はなんでしょうか?
セミオートとフルオートを切り替え可能なトリガーメカを設計する際、ハンマー方式の方がシンプルで作動の信頼性やメンテナンス性が高い構造に設計しやすい傾向があります。
また、オートマチックライフルでストライカー方式を採用すると質量の大きなストライカーが長いストロークで前後に移動するため射手が知覚する反動が大きくなる他、設計によってはロックタイム(ストライカー解放から撃発までの時間)が長くなり、命中精度に悪影響がある場合があります。
ストライカー方式に似た構造でリニアハンマーが備わっているモデルではVZ58、AS VAL、QBZ-95、64式小銃、BARなどが存在しますが、こうしたモデルでも消耗品であるファイアリングピンは独立させることで交換時やクリーニング時のメンテナンス性が高くなっています。
>質問3) ハンマー方式と比べてレシーバー部をコンパクトに出来そうなストライカー方式は、ブルバップ方式と相性が良さそうですが、そうでもないのでしょうか?
QBZ-95のような構造でストライカー方式にすれば不可能ではありません。
ですが前述の通り、多くの場合ハンマー方式の方が利点があります。>質問4)ボルトアクションライフルは、一般にストライカー方式という理解は正しいでしょうか?
レミントンキーンライフルなどの例外を除けば大抵のボルトアクションライフルはストライカー方式です。
ポルキーマスター>銃口を上に上げて空撃ちする時にハンドが動きません。
ハンドが上下に動かないということでしょうか?
それともハンドは上下に動くがシリンダーのラチェットに接触しないのでしょうか?タナカのモデルガンについては存じ上げませんが、実銃と同じ構造の場合は、「ハンドの軸が折れている」、「ハンドが摩耗している」、「ハンドスプリングが折れている(或いはへたっている)」・・・などの可能性が考えられます。
状態によっては応急処置が可能ですが、ハンドまたはハンドスプリングの交換をお勧めします。
>またS&Wリボルバーで摩耗しやすい順にパーツを紹介してくれませんか?
S&Wに限らずリボルバーはハンドとハンドが接触するラチェット(ラチェットティース)が摩耗しやすい箇所です。
その他にはシリンダー、ヨーク、ガスリングの周辺は摩耗しエンドシェイク(シリンダーの前後方向のがたつき)の原因になります。
ですが殆どのユーザーは摩耗するほど射撃しないため、こうしたトラブルを経験する人は多くありません。
ポルキーマスター
HAMRには長さ2インチ(約5cm)のサーマルアクチュエーターが銃身と繋がっています。
サーマルアクチュエーターはピストン構造で、熱伝導によって内部の液体が加熱し膨張するとピストンを後方へ押します。するとトリガーグループ内のオープンボルトシアーが押されてストッパーが跳ね上げられることでボルトを停止させオープンボルトで作動しますが、温度が下がるとピストンが戻り、再びクローズドボルトで作動する構造です。
プロトタイプのみで量産化されていないため構造の詳細は不明ですが、液体を閉じ込めるシーリングの強度で特定の温度でピストンが作動するように調整されていると考えられます。
私が2015年にHAMRについて調べた際に構造を説明する資料(文章)を読んだのですが、今はそれがどこにあるのか失念しました。
-
投稿者投稿