>12.7mm亜音速弾
CTA(ケースド・テレスコープド・アムニション)は既に40mm砲で開発が進んでおり、寧ろ小口径の方が開発が難しい面があるので、小口径弾よりも12.7mm口径版の方が容易いかもしれません。
ただ、亜音速弾となると装薬の燃焼に一定の圧力が必要なことから簡単に減装できませんし、弾頭重量を増して亜音速化する必要が生じると弾頭の全長が長くなり、カートリッジの全長を短くすることを重視しているCTAでどこまで実現可能なのか気になるところです。
>マグナム弾
CTAは弾薬の全長を抑えることで小型化し、同時に軽量化とコスト削減を目的としているため、民間用カートリッジとして販売する意味は殆ど無いと思います。特にリボルバーではシリンダーサイズに限界があり、口径を維持すれば装弾数が減るでしょう。
ですが、軍に採用されて弾薬の単価が下がればボルトアクション・ライフル用カートリッジなどの口径バリエーションを展開するメーカーが登場しても不思議ではないと思います。(何十年も先の話になるかもしれませんが・・・)
>薬莢そのものが燃え尽きるのでVKSみたいな銃火器も必要無くなる
テレスコープド・アムニションにはケースレス弾が存在しますが、CTAは樹脂製薬莢のため燃え尽きずに排莢されます。
ケースレス弾は軍用として扱いにくいため、小火器用弾薬としては殆ど採用されないのではないかと私は考えています。