横から失礼します
僭越ながら補足させて頂きます
実はプレス加工は金属内部の結晶構造を維持したまま整形することが可能であるため、結晶構造を寸断してしまう切削加工よりも強度を保ちやすい加工法です
ではなぜ切削加工の製品が強度に優れると言われるのかと言うと、それはプレス加工が、プレス機で容易に変形させることのできる柔らかい材料にしか使えないからです
M11ことP228につきましても、プレス加工の初期型は炭素鋼、切削加工の改良型はステンレス鋼が用いられており、この材料の差が強度の差につながっています
つまり「切削加工ならばより頑丈な製品を作れる」と言うよりは、「切削加工ならばより頑丈な材料を加工できる」わけです