28ゲージ(28番)はアメリカではウサギ、ターキー、ウズラなどの鳥獣に対して使用されることが多いですが、.410や20ゲージと比較すると性能が中途半端なこともあり、需要が少ないため供給も少ない口径です。
反動の軽さを求めると.410の方が軽く感じられ、ストッピングパワーや命中率を求めると20ゲージの方が優位です。
28ゲージは.410に近い性能を持ち、ストッピングパワーは28ゲージの方が「やや優位」と言えますが、大きく異なるわけではありません。
とはいえ、両者を比較したときストッピングパワーは口径よりも装弾の内容の違いの方が大きな要素になり、弾速も口径よりブランドやシェルの違いによるところが大きいといえます。
また、.410は装弾の種類が豊富でシェルの長さも選択肢がありますが、28ゲージは2 3/4インチのみで、入手しやすさを考えた場合も.410の方が優位です。
ですが「軽い反動」、「一定のストッピングパワー」、「日本国内での入手しやすさ」という条件を考慮した場合、20ゲージ(20番)をおすすめします。