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アメリカの学校は非武装?

  • このトピックには0件の返信、1人の参加者があり、最後にポルポルにより6年、 6ヶ月前に更新されました。
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  • #62143
    ポルポル
    キーマスター

    決して愉快な話題ではありませんが、真剣に話せる場所も少ないので、良ければご意見をいただきたいです。

    米国内で学校での銃撃事件が最近また起こってしまいましたが…警察の到着まで、犯人が殆ど抵抗を受けずに一方的に犯行に及んでいるという傾向から疑問に思っているのですが、そもそも学校施設には武装した警備員等は配置されていないのでしょうか?

    トランプ大統領が教師に銃を持たせるべきと発言して波紋を呼びましたが、つまりそういった意見も出るほどに、学校は無防備ということだったりするのでしょうか?

    学校職員が個人的に携帯許可を以てCCWを携帯したり、鍵付のロッカーで非常時用のショットガンか何かが置いてあったりすれば「例え銃を不法に持ちこんでも学校職員は無抵抗ではない」という精神的な抑止力にもなるとは思うのですが…或いは、学校施設には(許可済みの合法の物でも)銃器は持ちこめないという噂も聞いたことがあるのですが、もしかして本当に学校施設は一切の非武装なのですか?

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    地域によりますが、多くの学校が非武装です。

    地域や学校によって対応は様々で、武装した警察が常駐するところもあれば、週に一度警官が立ち寄る程度のところもあります。

    アメリカの学校では、学校に常駐する武装したスクールポリスや警備員、SRO(スクールリソースオフィサー)と呼ばれる地元警察から派遣された常駐警官、学校に巡回する地元警察などが警備することが多いのですが、公立小中高の統計を見ると小中学校は過半数の学校で何らかの警備が行われていますが、高校では過半数が全く警備されておらず、警官も立ち寄らないという状況です。

    私が渡米した年が2001年6月で、その三か月後に911テロがあり、結果警察の予算が増額されたため学校の警備もより厳重になったと記憶しているのですが、それでも未だに公立校では警備ゼロの学校は多く、反対に私立高では警備されているところも多いといえます。

    しかし学校が警備されない理由は予算の問題以外にも、教育現場に銃があることに対する強い抵抗感や政治的イデオロギーも存在します。

    銃を一切持ち込まない「ガンフリーゾーン」の考え方と、武装して犯罪に対抗する考え方の対立もこの問題に影響しています。

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