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2点バーストは実用的?セミオートとフルオートの対人効果とは?

ライフルの画像

皆さんからいただいた、「銃の疑問」に回答します。

2点バーストは実用的?

ベレッタ93R 画像出典:Vickers Tactical

自動拳銃のバースト射撃について、二点バーストであれば反動制御し易くなりつつ頭部へのダブルタップが素早く中るのでは…と思いましたが、
整備性が悪化する事、一部の州を除いて民間銃のフルオート化が禁止されている事、セミオート射撃でのダブルタップより命中精度が落ちる事からやはり実用的とは言えないでしょうか?

私もピストルでのバースト射撃は何度か経験していますが、近距離で2発命中させる場合には有効といえるものの、可能な限りすべての弾を狙った場所に命中させたいと考えたとき、バースト射撃は却って邪魔になる場合があります。

例えば、AとBのターゲットが同時に存在した場合、AABBの順番で2発ずつ命中させるよりも、ABABの順番の方がスピードで勝り、相手の反撃を阻止しやすいため効果的である場合があります。

また、距離が離れるとバースト射撃では初弾のみ精確で、2発目以降は無駄になりやすくなります。

速射のコツとして「リズム」も重要な要素になり、セミオートの一定のリズムで発射すると高い命中率を期待できます。

交戦時に火力で圧倒したい状況ではバースト射撃も効果的ですが、汎用性という意味ではデメリットになります。

セミオートとフルオートの対人効果とは?

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多くのビデオゲームでは連射速度が早いもの程ダメージが減らされる様にバランス調整されるものの、セミオート射撃もその影響を受けてしまい結果的にフルオート射撃の方がTTK(Time to Kill)が早くなってしまいますが
現実でもフルオート射撃を至近距離でほとんど命中させたとしてもセミオート射撃と致傷具合が変わらないのか、逆にセミオート射撃より酷くなったりするのでしょうか?

被弾箇所と被弾の数によります。

人間の身体は複雑で、損傷箇所や、その状態によって結果が異なります。

確率的に一発よりも複数発が命中した方が致命傷となる部位にダメージを与えやすくなるため、短時間に大量に着弾するフルオートの方がセミオートよりも早くターゲットを行動不能にできる可能性が高くなります。

一方、フルオートはコントロールが難しい場合があるため、命中率低下によって有効弾を命中できない可能性もあります。

近距離においてフルオートでも高い命中率を見込める場合はフルオートが有効ですが、ターゲットまでの距離や使用弾薬の条件次第で有効弾となる命中が難しい場合は、セミオートの方が有効といえます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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