フォーラムへの返信
-
投稿者投稿
-
ポルキーマスター>55,000psi以下というのは何か基準があるのでしょうか。
市販されている殆どの.223レミントンは55,000psi以下に収まっています。
また、SAAMI(Sporting Arms and Ammunition Manufacturers’ Institute)の規格でマキシマムプレッシャーは55,000psiとされています。M855A1は60,000psiを超えますが、.223レミントンやM855で55,000psi以下であればとりあえず安全です。

これは.223レミントンの一例です。
縦軸が圧力の高さ、横軸が時間です。常に55,000psiの圧力を発生するのではなく、同じ弾でも一発ごとに異なる圧力が発生しているのがわかります。
ポルキーマスター銃口先端まで全てカットすることは構造上できませんが、Glock 17Lの様にカットすることは可能です。
ポルキーマスターSP5はピストルバージョンとライフルバージョンが存在します。
法律上、ストックがないSP5はピストルで、これにはブレースを装着可能です。
ストックを装着するとショートバレルライフル(SBR)になるため、所持にはATFへの登録+200ドルの納税+4~5ヵ月の許可待ち時間が必要になります。(SBRは州によっては制限があります)
また、ストックを装着し銃身長が16インチ以上ある場合は一般的なライフルとして所持可能です。
ポルキーマスターXM177の銃口に装着されているデバイスは厳密にはフラッシュハイダーではなく、サウンド・モデレーターと呼ばれています。
勿論、フラッシュハイダーとして機能するのですが、ツーピース構造で内部には仕切りがあり、サプレッサーの様な構造になっています。銃は銃身が短いほど銃声が大きくなりますが、サウンド・モデレーターによって16インチバレルでも20インチバレル並みの銃声に抑える効果があります。
アメリカの法律ではサプレッサーとして扱われているため、民間市場で販売されているXM177用のフェイク・モデレーターは外見だけ似せた肉厚な筒の構造になっています。>長い短銃身と短めのフラッシュハイダーの組み合わせはどちらのほうが良いのでしょうか。
マズルフラッシュ抑制効果はフラッシュハイダーの全長が長い方が効果が高い傾向がありますが、スリットの形状や穴の大きさなど設計の違いによって効果が異なるため一概に言えません。
>7.5インチなどの短銃身なら高圧になる前に弾頭が飛び出しそうなので安全に射撃できるのでしょうか。
発生する圧力のピークを55,000psi以下に抑えれば問題ありません。
しかし速燃性の火薬といっても様々な種類と燃焼速度が存在するので、燃焼速度が速すぎると事故に繋がります。
ポルキーマスターオーストリア軍で採用されたステアーAUG(stg77)は冬期用グローブ(ミトン)を使用するために大型のトリガーガードを採用しています。
1976年のプロトタイプまではトリガーガードが一切存在しない設計でしたが、最終的に大型トリガーガードの採用に至りました。AUGの後に続いたブルパップライフルのSA80(イギリス)やFA-MAS(フランス)はAUGで行われた解決法を採用しませんでしたが、設計の違いから気候差を窺い知ることができます。
その他、ブルパップでは前方にマガジンが無いため、大型トリガーガードによって手を守る効果があります。
また、肘の内側でトリガーガードを支えることで銃を片腕で保持することが可能であったり、同様にシッティングポジションからの射撃で銃を抱えるように保持して銃を安定させることも可能です。必ずしもブルパップライフルに必須な装備ではありませんが、環境や状況によっては便利な仕様です。
ポルキーマスター>ピストルグリップの角度
射撃しやすいグリップの角度は個人差があるため正解は存在しないのですが、角度が強すぎたり弱すぎると問題になります。
かつてピストルは片手で射撃するのが常識だったこともあり、片手で射撃しやすい角度の強いグリップアングルのピストルが多く存在しました。また現在でもオリンピックなど射撃競技では角度の強いピストルが使用されています。
しかし両手でグリップして速射したり、ホルスターから素早く銃を抜くには角度が強すぎると扱いづらいため、現在では11~18度といった角度が多く利用されています。FG42については、パラトルーパー用として設計されたためコンパクトに収めようとした結果でしたが、反動で暴れる銃をコントロールするには扱いづらいため、後に一般的なグリップアングルに変更されています。
また、FN FALはプロトタイプでは垂直に近いグリップが試作されましたが、量産モデルで角度が強くなり、その後更に弱めて修正されるといった経緯を辿っています。
ライフルの場合、ストックを肩に引き寄せて射撃する必要があるため極度に角度の強いグリップは扱いづらくなります。ライフルではピストルほどグリップの角度が及ぼす影響は大きくありませんが、現在では25度ぐらいまでの角度が主流となっています。>角度を変えられるピストルグリップ(カスタムパーツ)は存在するのでしょうか。
AR-15用では多くのメーカーでアジャスタブル・ピストルグリップが製品化されています。
コブラタック、ストライクインダストリーズ、XTech、Hexmag、BCM、ウィルソンコンバット・・・等々、多種多様です。
これらはネジ一本で好みの角度に調整可能です。>最初にピストルグリップを採用した銃器は何でしょうか。
1840年にデルヴィーニュが特許を取得したデルヴィーニュ・ライフルが最初と言われています。

ポルキーマスター銃身長と弾速の関係は奥が深いテーマですが、結論を言えば短い銃身長では精度、威力、射程に影響します。
「銃身長が長い方が精度が高い」というのは多くの方が誤解していることですが、実際には銃身長の長短よりも、使用する弾薬がその銃身長に適しているかということの方が命中精度に影響する要素になります。
パトリオットは銃身長7インチと短いですが、M855を7インチバレルから発射すると銃口初速約2140fpsになり、距離400mほどで亜音速になります。飛翔する弾頭は音速から亜音速に低下すると空気抵抗によって不安定になり、命中精度が大きく低下する傾向があります。
(通常、M855は20インチバレルで約3000fpsの弾速を得ることが可能で、距離700mまで音速を維持します)M855は20インチバレルに対応するよう最適化されており、7インチでは装薬の燃焼が終わらないまま弾が銃口を離れるため不完全燃焼となります。特にAR-15はガス作動のため、ショートバレルで20インチ用の弾薬を使用すればガスポートの位置が薬室に近いこともあり作動が不安定になりがちです。
また威力の点についてですが、M855は弾速が2500fpsを下回ると設計通りの銃創を形成することが難しくなり、致命傷を与えにくくなると言われています。
このことから、10インチより短い銃身からM855を発射するのは適正ではありません。
もし銃身長10インチ未満のAR-15で16~20インチバレルと変わらない性能を維持したい場合は、使用する装薬の燃焼速度、弾頭重量、ライフリングのツイストレート、ガスルートなどの変更や調整が必要になります。
ポルキーマスター16インチバレルでのデータは持ち合わせていないのですが、12インチで900m/sになるので16インチだと950m/sほどになると推測します。
ポルキーマスターどちらもストライカー方式のピストルで、トリガーを引くとトリガーバーが後退し、シアーを押し下げてストライカーが解放されるという基本的な構造は同じです。
しかし細かく見るとパーツの形状や構成は異なります。【SFP9 (VP9)】


SFP9はロッキングブロックとトリガーユニットが別パーツとなっていますが、ベレッタAPXはSIGやステアーの様にトリガーユニットが大きく一体化されています。
【ベレッタAPX】




ポルキーマスターこちらのサイトをお勧めします。
ttps://www.hodgdonreloading.com/data/shotgun
よろしければ以下の記事もご覧ください。
ポルキーマスター高価になる主な原因は製造コストの高さとブランドの力にあります。
S&W686やGP100を所有しても大して関心を持たれませんが、コルトパイソンを所有することは一種のステータスになるので、多少高価でも需要があり売れます。
単に.357マグナムを撃つだけの実用性を重視するユーザーにとっては「ぼったくり価格」ですが、パイソンブランドを買うと考えると妥当かもしれません。とはいえ、2020年版パイソンは従来のパイソンとは仕様が大きく異なり、復刻版というよりもパイソンに似た新型リボルバーにパイソンの名前を付けたという見方も可能ですから、どう捉えるかは考え方次第でしょう。
1960年代までのパイソンは一般的な大量生産リボルバーとは異なり、カスタムリボルバーに近い製造工程で高い品質を得ていましたが、現在では当時の品質を再現することは難しくなりました。
工作技術が発展してもパイソンのフィッティングと仕上げ(ポリッシング)はガンスミスの高い技術が要求されますが、そういったガンスミスは引退したりピースメーカーの製造に回るなどして現在のコルト社にパイソンを製造する力は失われているという現実があります。
もし2020年版パイソンが当時の品質を再現しようとすれば、1500ドルでは難しいのではないでしょうか。
ポルキーマスター>パトリオット
これは実在するモデルです。
コロラド州のロッキー・マウンテン・アームズ(RMA)社が製造していたセミオート・ピストルで、日本では90年代にコクサイが同モデルのガスガンを販売したことで知られるようになりました。複数のレシーバータイプが存在し、ケースディフレクターやフォワードアシストが備わったレシーバーの他、これらが備わっていないシンプルなレシーバーも存在します。



>フリスビーのように横回転
ゲームではこの理由として「M193弾を使用する銃にM855弾を使用したため」という裏設定があるらしいのですが、現実ではゲーム内のような状態にはなりません。
タンブリング(弾の横転)は実際に起こる現象で、ライフリングによる弾の回転が不十分、または過度に回転したときに空中で弾が不安定になり、空気抵抗によってタンブリングが発生します。弾頭不良やライフリングの摩耗、または使用する弾頭重量に適さないライフリングのツイストレート(弾の転度)の使用がタンブリングの原因となります。

パトリオットはツイストレート1:8等が使用されていますが、M193やM855を使用してもタンブリングが発生することはなく、問題なく射撃可能です。(絶対にタンブリングが無いとは言えませんが、通常はありません)
しかし、ツイストレート1:12(M16A1など)のライフリングでM855を使用すると500メートルといった長距離で命中率の低下が顕著に現れます。イメージとしては、射撃の熟練者がツイストレート1:7でM855を射撃すると500メートル先の人間の胸部に命中可能ですが、1:12でM855を射撃すると胴体の全体に散る様にして命中します。仮にパトリオットがツイストレート1:12のライフリングを使用しM855を射撃しても近距離では問題となりませんが、遠距離では集弾が悪くなりますから、ゲームではそういった効果を知ってか知らずか大げさに表現しているのかもしれません。
>レバーアクションの銃は排莢の際顔に向かって薬莢が飛んでくると思うのですが、危なくないのでしょうか?
レバーアクションの銃は上に排莢するタイプと、横に排莢するタイプがあります。
いずれも顔の方向へは飛ばないため問題ありません。
ポルキーマスターハンマーショットガンは現在でもホームディフェンス、ハンティング、カウボーイアクションシューティングなど、様々な用途で使用されています。
長所を挙げると、ハンマーが露出しているため発射可能な状態にあるかを目視確認できるという点があります。
ハンマーレスショットガン(ハンマーは内蔵されていますがハンマーレスと呼びます)は、銃の外見からハンマーがコックされているのか分からないため、そのままトリガーを引いて発射されるかわかりません。
一方ハンマーショットガンはハンマーがレスト状態にあれば、そのままトリガーを引いても発射されないことが分かります。
目視確認しやすいという点においてハンマーショットガンは安全性が高いといえます。また、ホームディフェンスの用途において、ハンマーレスショットガンに弾を装填し薬室を閉鎖した状態で保管すると、ハンマースプリングを圧縮した状態で保管することになるため、安全性やスプリングのヘタリが問題となる場合がありますが、ハンマーショットガンは使用時に外部からハンマーをコックすることができるため、こうした問題を気にする必要がありません。
他にもハンマーショットガンは装填と排莢がスムーズという利点があります。
ハンマーレスショットガンは銃を折る動作によって内蔵ハンマーをコックする構造のため、スプリングのテンションが影響し銃を折る際に若干の力を必要とします。しかし、ハンマーショットガンはロックを解除すると自重で折れるため、薬室の閉鎖と開放が非常にスムーズです。(モデルによっては摩擦による抵抗がある場合もあります)一方、ハンマーショットガンは手動で二つのハンマーを起こす必要があるため、ハンマーレスショットガンより操作に手間が掛かるというデメリットがありますが、排莢時に(右利きの場合)左人差し指の付け根あたりをハンマースパーに当てて一気にハンマーをコックするテクニックを利用すると、ハンマーレスショットガンと比較して遜色ないほどのスピードでリロードすることが可能です。
ポルキーマスターライフル以外ですと、全長が短くボックスマガジンを使用可能なセミオート・ショットガンであれば近距離において複数のターゲットにも対応できます。
代表的なものにフォステックオリジン、AA-12、サイガ12などがあります。また、水平二連ショットガン/ライフルは一度に二発同時発射が可能で、大型の獲物に対して強力なストッピングパワーがありお勧めです。(リロードに時間がかかるため、近距離での使用を避けるか、またはバックアップとなる銃を用意した方が良いかもしれません)
ポンプアクションでは、モスバーグ590Mなどボックスマガジンを使用するショットガンは素早いマガジン交換が可能なため、近距離での戦闘で有効です。
ボルトアクションは速射性が低いため近距離での戦闘には適しません。
ダブルバレル・ボルトアクション・ライフルであれば一回のボルト操作で2発発射可能ですが、操作性を考えるとレバーアクションの方をお勧めします。
弾薬に.45-70を使用するレバーアクション・ライフルは手動でも速射性が高く、距離100m以内でグリズリーに対しても有効です。その他、記事「トレイルガンとはどんな銃ですか?」で紹介しているリボルバーもお勧めします。
ポルキーマスター例えば、.410にサイズが近い金属カートリッジの.444マーリンを発射可能な.410ハーフライフルの銃は許可が出なかったりします。
(過去には販売され許可が出ていた時代があります)日本の法律では銃の具体的な機能について明記されていませんが、基本的にショットガンにライフル弾を発射する能力があると判断されると許可が出ません。
-
投稿者投稿
