MP5のタクティカルリロードはボルトは後退させてから行うのでしょうか?
前進させたままリロードするのはボルトによくないそうですが、ボルトを引いてからタクティカルリロードをするとカートリッジが1発排出されてしまい、もったいないような気もします。
また、MP5でエマージェンシーリーロードについても教えてください。
一刻も早く銃を使えるようにしなければいけない場面では二度もボルトを操作している余裕なんてないと思うのですが、どうなのでしょうか?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
一般的なタクティカルリロードは薬室を閉鎖状態のままマガジンを交換しますが、MP5はボルトを閉鎖した状態でマガジンを挿入するには強い力を必要とするため困難です。
そのためMP5の場合は、チャージングハンドルを引いて、ボルトをホールドオープンさせてからマガジンを交換するのが最も確実です。
ご指摘の通り、これでは薬室内の弾を捨てることになりますが、交戦時の状況では弾を一発失うことよりも、発射できない時間を作る方が問題ですので、失敗の少ないこの方法が推奨されます。
エマージェンシーリロードも同様に、ボルトをホールドオープンしてからマガジンを交換し、チャージングハンドルを叩いてボルトを閉鎖します。
一見手間が掛かるように見えますが、銃を右へ倒しながら手の平でチャージングハンドルを引いてロックさせる方法だと一動作の流れでホールドオープンが可能なので、トレーニングによって素早いリロードが可能です。