IMI ガリルシリーズに関して質問させていただきます。
同シリーズはどのような扱いなのでしょうか?
アメリカの会社が2社ほど生産を行っているようなのですが、以前コロンビア軍の元陸軍兵だった人の評価が余り良くないことを知りました。
この為かなり評価がわかれ、マニアックな扱いなのではないかと思い質問させていただきます。
元コロンビア軍の兵員だった人物の話では約60発を余り時間を空けず連射したところ焼き付き作動しなくなったそうです。
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ガリルシリーズは複数のバリエーションがあり、ライセンス生産している国も多いので一概に評価することはできませんが、基本設計は高評価で、近年のAK47と同等かそれ以上の評価をされることもあります。
特に最近ではACEモデルが登場し、チャージングハンドルやセレクターの操作性が向上するなど、モダンになったことで人気があります。
連射で作動停止した理由は実際の銃を見てみなければわかりませんが、こうした問題で特に疑われるのは弾薬の不良です。
質の悪い弾薬は不完全燃焼のパウダーやカーボンが多く発生するため、これが蓄積することで熱したチャンバー内でカートリッジが張り付きやすくなり、作動停止に陥りやすくなります。
いずれにせよ弾薬が原因だった場合は、どんなに優れた銃でも停止しやすくなります。
完全にクリーニングされた状態から60発で停止したとすればあまりにも早すぎるので、ヘッドスペースが正しくない場合や、ガスピストン周辺のトラブルの可能性もありますし、装填や排莢でジャムが頻発する場合にはマガジンに不良がある可能性もあります。
やはり、原因を突き止めなければその銃に問題があるかは判断できません。