外見はFN SCARやCZ Bren2の様で、近代的で無難な内容だと思います。
フラッシュハイダーとバヨネットラグを見ると、ライフルグレネードや銃剣を使用できることが分かります。
アッパーレシーバーとハンドガードは分割されているようで、レイルのみの交換も容易にできそうですし、レシーバー側面のボルトを抜くと銃身を外せる構造だと推測できますから、クリーニングなどメンテナンス性は良さそうです。
基本的にアンビデザインで、スリングポイントが多いのも評価できます。
ロアレシーバーの先端が傾斜しているので、上の方をサポートハンドで支え難そうに見えるところがマイナスポイントですが、「樹脂製ロアレシーバーの強度を持たせるため」という理由であれば納得できなくもないものの、そこはFN SCARと同じデザインでも良かったのではと思います。
個人的に最も気になる点はマガジンの性能で、マガジンは銃の信頼性に影響を与える重要なパーツですから、マガジンリップやマガジンフォロアーなどをどのように設計したのか知りたいところです。
樹脂製マガジンにありがちな悪い例としては、マガジンスプリングによる膨張で起こるジャムやマガジンリップの割れですが、そういった問題が無いことを祈ります。