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グロック22のチャンバーが緩い理由

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  • このトピックには3件の返信、2人の参加者があり、最後にななしにより3年、 2ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #59908
    ゆうた
    ゲスト

    いつもお世話になります、またよろしくお願いします。

    こちらの動画でグロック22のチャンバーが緩いと批判されていますが、これは何か理由があるのでしょうか?
    それともグロックの手抜き的なものなのでしょうか?
    また他の口径のグロックも同じような状態なのでしょうか?
    私にはこれだけ万人に受け、いろんな軍や組織が採用しているグロックが手抜きでチャンバー部分を緩く作っているとは思えないのですが…。
    どうかよろしくお願いします。

    #59910
    ポルポル
    キーマスター

    チャンバーが緩いのはグロックに限ったことではなく、コルト、S&W、スプリングフィールドアーモリーなど他のメーカー(主に.380ACP、.40S&W、.45ACPなど)でもあります。
    これはメーカーのミスではなく、ジャムのリスクを減らすために意図的に緩く設計されています。
    ホローポイント弾には様々な種類があり、弾頭形状によってはタイトなチャンバーで使用すると装填不良(FTF)が起こりやすくなるため、どのメーカーのホローポイント弾でも確実に作動するように考えられた結果です。

    ライフルの場合はチャンバーが緩いと命中精度に悪影響がありますが、ピストルでは有効射程距離が短いため、あまり大きな影響は受けません。ただ、近い距離でも精度を求める場合は、タイトなチャンバーの方が有利ですし、FMJを使用する場合はチャンバーの緩さにメリットは殆どありません。
    安全性については、チャンバーのサイズが規定内であれば緩くても問題ありません。
    発射時にはケースが膨張するため、ガスは漏れずに膨張したケースで閉鎖されます。

    また動画内ではフィードランプ付近でケースがチャンバーに覆われていない問題が指摘されていますが、このようなチャンバーは「アンサポーテッド・チャンバー」と呼ばれており、逆にケース後部の全周がチャンバー内に収まっているものは「サポーテッド・チャンバー」と呼ばれています。
    アンサポーテッド・チャンバーは、リロード弾(特にホットロード)で問題が起こりやすいため、メーカー製のファクトリーロードの使用が推奨されています。
    新品のケースをアンサポーテッド・チャンバーで使用した場合でも、圧力次第でケースの底が膨らみやすくなります。
    このケースを再利用するとき、ケースを規定のサイズに再成形しますが、再成型しても薄くなったケースウォール(ケースの側面)の厚みは元に戻らないため、このままアンサポーテッド・チャンバーで使用するとケースウォールに穴が空いて事故に繋がるリスクがあります。
    これはリロードを行う人には常識であるはずですが、知らない人も多いので同様の事故は多々起きています。(当然、この場合はメーカーの保証対象外となります)

    >また他の口径のグロックも同じような状態なのでしょうか?

    同一モデルでも製造時期によっては.380ACP、.40S&W、.45ACPで緩いチャンバーがあります。

    #59912
    ゆうた
    ゲスト

    ポルさん、いつもありがとうございます。
    やはりグロックが意図して緩くしたものなんですね。
    安心しました。
    要するに強装弾さえ撃たなければ何の問題もないということですね。
    この動画主さんはグロックで2回ハズレを引いてらっしゃるのでグロックに不信感を持ってらっしゃるようです。
    コメントに「グロックが調子いいという人はたまたまいい個体を手に入れたか関係者からいい個体を入手したかのどちらか」なんて書いてらっしゃいました。

    #90556
    ななし
    ゲスト

    この動画にこのスレッドのリンク付きでツッコミのコメントがしてあったはずなのに、今見たら無い。
    思い込みだけで批判して反対意見を削除する正確な情報の発信や議論には向かない人間の動画ということらしい。

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