>銃の耐久性を語るのは空しいことなのでしょうか?
ある意味空しいことかもしれませんね。
条件Aと条件Bでテストされた結果が異なることはありますし、あるモデルが流通し99パーセントに問題が生じなかったとしても、1パーセントの問題が注目されて信頼性に疑問を持たれることもあります。
>「まあ大体〇万発くらいは撃てるでしょう」的な回答を求めていたのですが
実際に行ったテストと同等の条件で使用した場合、一定の不良率を除けばテスト結果と同等の結果になる可能性は高いですが、条件が異なる場合はその限りではありません
しかし、テストの内容が様々な条件下で行われていた場合、そのテストの信頼性は高くなるため再現性も高いと言えます。
とはいえ信頼性の高いテストには時間と予算が必要なため、軍や法執行機関を除けば民間では殆ど行われません。
ゆうたゲスト
いつもお世話になっております。
またよろしくお願いします。
銃の耐久性を語るのは空しいことなのでしょうか?
先日、私がパイソンの耐久性について質問した際も扱う人によって違ってくるということですし、ケムール人さんのヘルキャットは20000発撃てるはずなのに950発で壊れてしまうし、アリスさんが質問されたことへの回答で同時期に作られた同じ銃でも使い方によって耐久性は変わるといったこともありますし、頑丈で有名なはずのマニューリンMR73が壊れた動画をYoutubeで見てしまいました。
メーカーが出してる「〇万発撃っても壊れなかった」などという情報はただのメーカーの売り文句であって、実際は慎重に扱わないとそこまでもたないのでしょうか。
私は今まで何度か銃の耐久性について質問してきましたが、「まあ大体〇万発くらいは撃てるでしょう」的な回答を求めていたのですが、ケムール人さんのヘルキャットの例を見る限り、そういう回答は適当ではないとつくづく思いました。
ただ、例えばM19とパイソンのように銃の構造上で耐久性を比較するならこちらの方が上だと思われる、といったことは言えるのかもしれません。
実際のところどうなのでしょうか。
最近、Px4が4万発の射撃に耐えたというのを見て「見た目より丈夫じゃないか」などと思ってしまったりもしたのですが。
よろしくお願いします。
バネは圧縮状態を維持した状態よりも伸縮を繰り返す方が寿命が早く短くなります。
(基本的に実銃に使用されるリコイルスプリングやマガジンスプリングは定期的な交換が必要な消耗品です)
9mmの場合、リコイルスプリングは概ね2000~5000発ごとに交換が必要ですが、マガジンスプリングは1~2万発でも本来の性能を維持する場合があります。
ただし、これはマガジンスプリングの品質の違い(適正な熱処理が施されているか)や、マガジンや銃の種類、マガジンの使用頻度などによっても異なるため、全ての銃をまとめて一概に製品寿命が何発や何年と言えるものではありません。
ですが、一般的に品質の高いマガジンの場合、フルロード状態で5年放置しても問題ありません。
マガジンスプリングが劣化し弱くなると射撃時に装填不良が出やすくなるため、そのような問題が起きたら交換が推奨されます。
もし護身用として使用する際、マガジンスプリングの劣化に不安を感じる場合は、年に1度マガジンスプリングを交換するのも良いです。
私の経験ではマガジンスプリングがヘタる頃にはマガジンリップが変形したりとマガジン本体が傷んでいることが多かったので、割り切って新しいマガジンに丸ごと交換していましたが、その方が信頼できます。
特にダブルスタックはシングルスタックよりマガジンスプリングの不調がジャムの原因として現れやすいため注意が必要です。
ケムール人ゲスト
横レスして申し訳ありません
中南米某国で遊びでは無く護身の為に銃を銃を所持しているおっさんです
>ある程度の習熟には、何発を撃つのかも教えてください。
まず拳銃に関しては少なくても1ヶ月に1回は射撃場でトレーニングしないと習熟度が維持出来ません
このことは一度野暮用で日本に一時帰国して3ヶ月程撃たなかった時、嫌と言うほど痛感しました
だから今ひと月に1度射撃が出来る環境に無い場合、最悪初心者に逆戻りという事もあり得るかも
但しエアガン等でトレーニング出来る人はそうでは無いかもしれませんが
次に何発撃てば習熟するかですが何発撃つかはあまり関係無いと思います。
漫然と射撃をしていたら1万発撃つても駄目ですし、逆にプロの指導を受け、本人も真摯に取組めば
数百発でも的の中央に集弾することが可能です
私に関しては月1回警備会社のインストラクターの指導を受けて1回につき30発から100発
その他に2,3か月に1回一人で復習を兼ねて拳銃2丁で計100発撃つていますがそれで充分です
もちろん毎日30分空撃ちでトレーニングしています
ちなみにガグ引き対策にはフロントサイトに空薬莢を乗せてそれを落とさずにトリガーを引く練習をすると効果あります
そもそも今はアメリカを始め世界的に銃弾が品不足で値段も高騰しております
私のいる某国では9ミリルガーのFMJが1発1.2ドル、同じくHPが2.3ドル、38SPも2.3ドル357マグナムは3ドルします
弾の種類によっては店に在庫が無いこともあるのでそんなに弾数が撃てる状態ではありません
最後に自動拳銃の暴発が心配ならイスラエル式をマスターすればよろしいかと
内容は長くなるので自分で調べて下さい。トリガーの重さでごまかしているリボルバーよりはるかに安全です
私もいつも練習しています
1911ピストルのオリジナルデザインであるインターナルエキストラクターは構造がシンプルで、分解時にピンやスプリングを紛失することがない軍用ピストルに適したメンテナンス性の高いデザインです。
しかし、エキストラクターに問題があるとき調整が難しいというデメリットがあります。
調整はエキストラクターを湾曲させて行いますが、ケースを強く保持しすぎるとジャムが発生しやすく、逆にケースの保持が弱すぎてもジャムの原因になるため、適正な状態を探るために慣れやスキルが必要になります。
一方、スライド側面に露出したエクスターナルエキストラクターはコイルスプリングやロールピンなどパーツ点数が増え、分解や組立てに手間がかかるものの、スプリングのテンションが一定で信頼性が高い傾向があります。
とはいえ、実際の信頼性は個体差(モデルやメーカーの違い)にもよるため、インターナルエキストラクターとエクスターナルエキストラクターのどちらが良いとは一概に言えません。
射撃中に外れて飛んでしまうエキストラクターもあれば、何万発射撃しても問題ないエキストラクターもあります。
また、その他の違いとしては外観の好みの違いもあります。
スライド側面に余計なものが存在しないスッキリした美しいスライドを求めるユーザーにはインターナルエキストラクターが好まれます。
2つの銃を比較する場合は同じ条件を用意する必用があります。
DIとピストンを比較するのであれば、作動方式以外の条件を限りなく同一にする必要がありますが、メーカーやモデルが異なるだけでなく、使用弾薬、クリーニングの頻度、クリーニング方法、ガンオイルの有無、ガンオイルの使用量や使用箇所、マガジン、発射速度・・・等々、それぞれ条件がバラバラでは比較になりません。
仮に1万発ノンクリーニングで発射し作動停止が無かったとして、同一モデルの別個体でも同じ状態が再現できるとは限りません。
その作動停止が偶然起きた事象なのか、同モデルで起こる特有の問題なのかなどの作動停止の原因を見極める必要があり、より正確に比較するには同一条件のサンプル数を増やす必要があります。
とはいえ条件は違えどDIとピストンのどちらもノンクリーニングで大量発射しているライフルが存在していることは事実ですし、一方で作動が不安定なDIやピストンのライフルも存在します。
いずれにしても信頼性の高いモデルは存在し、どちらのシステムも軍や法執行機関で長年利用されており、信頼性の高さが証明されています。
それにも関わらず「どちらが耐久性があるか」といった不毛な議論に意味はあるのだろうか?・・・というのが私の個人的感想です。
ゆうたゲスト
ポルさん、いつもありがとうございます。
それでは記事が公開されるのを楽しみに待ちたいと思います。
個人的には9x19mmのオートなら3万発撃てれば上等の部類だと思っていたのですが、実際はもっと撃てるようですね。
私は個人的に「何万発撃てた」といった耐久性に関する情報は環境や条件次第で結果が異なるため参考にする価値が低いという認識なのですが、皆さんから頂く質問のなかでも頻度の多い質問ですので、近いうちに記事としてまとめて公開したいと思います。
耐久性については過去ログもご覧ください。
当掲示板の検索フォームから「万発」「寿命」「耐久性」などのキーワードで閲覧可能です。
ゆうたゲスト
いつもお世話になっております。
またよろしくお願いします。
https://hobbyjapan.co.jp/armsweb/report/2547.html
でGen2のグロック34が「バレルを交換した後4万発撃っている」と書かれています。
当然バレルを交換する前も相当数撃たれているはずですから、グロックの耐久性は凄いとしか言いようがありませんね。
そこで、一般的な拳銃を実射していった場合、どのくらいが寿命ということになるのでしょうか?
もちろんリコイルスプリングやトリガースプリングのような消耗品と言っていいようなパーツを除いての話です。
特にS&W M10のようなそれほど強力ではない弾を撃つ拳銃がどのくらい持つのか気になります。
ゆうたゲスト
ポルさん、いつもありがとうございます。
やはりマニューリンMR73の耐久性は群を抜いているのでしょうか。
私が見たS&W M686の記事では「レンタルガンとして使用したところ故障なしに357マグナム弾を3万発射撃できた」というものでした。
個人で357マグナム弾を何万発も撃つ人はまれでしょうから、それだけ撃てれば十分だという気もしますが…。
ただメーカー発表としては5000発ということで、やはりマニューリンMR73には遠く及ばないのでしょうね。
実際に何発撃てるかは不明です。
S&Wはメーカーとして弾頭重量158grで5000発を目安にしていますが、銃器系雑誌や個人の情報では.357マグナムで4~8万発という報告もあれば、S&W686で.38SPLを使用し25万発という報告もあります。
ですが実際には弾頭の種類や弾頭重量の違いなど条件によって結果が異なるため、「何発発射可能」という情報はあまり参考になりません。
マニューリンMR73はノーマの158grでテストされましたが、110grや125grといった軽量弾でテストすれば数万発も耐えられなかったかもしれません。
>これはイタリアのベレッタ社がライセンス生産しているものなのでしょうか?
マニューリンはもう銃を製造していませんが、マニューリンの親会社であるフランスのシャピュイアームズ(ベレッタの子会社)が製造し、ベレッタUSAが輸入しています。
シャピュイアームズのショットガンはベネリUSA(ベレッタの子会社)がアメリカに輸入しているのですが、リボルバーはベレッタUSAが輸入者となっています。
そのためアメリカ国内で流通するMR73には「Made in France」と「Beretta USA」の刻印があります。
>銃身寿命は脅威の30万発、.357マグナムにおいては9万6,000発の射撃に耐えたそうですが、これは現実的にあり得る数値なのでしょうか?
30万という数字は予測値です。
実際には17万発の.357マグナムに耐えたため、30万発耐えるだろうと予測されました。
>再販されたマニューリンにも同等の性能は期待できるのでしょうか?
それはわかりませんが、可能性はあると思われます。
名無しですみません。ゲスト
こんにちは。
一時期はフランス特殊部隊のシンボルにもなっていたマニューリンMR73というリボルバーについて質問です。
前々から憧れの銃で、いつか撃ってみたいと思っていたのですが、なんとベレッタ社から再販(?)が決まったそうです。
これはイタリアのベレッタ社がライセンス生産しているものなのでしょうか? それともフランス本社が生産している、今まで通りのマニューリンなのでしょうか?
また、銃身寿命は脅威の30万発、.357マグナムにおいては9万6,000発の射撃に耐えたそうですが、これは現実的にあり得る数値なのでしょうか?
個人的には伝説か、話が誇張されているように感じてしまいます……。
また、再販されたマニューリンにも同等の性能は期待できるのでしょうか?
Jackyゲスト
おー!!!
できました(^^
これで自分でも計算できます。
私は、実銃を撃ったのは3回で、全部で600発くらいですが、その時の経験と、
アメリカでのレポートや使用者の話を勘案して、
理想的な拳銃弾は、弾頭重量と銃口速度のバランスが大事と結論しました。
人の感覚が違うので、私はこう感じるとしか言えないのですが、私の場合、理想的な拳銃弾は、
弾頭重量 160グレイン~200グレイン
銃口初速 1000フィート前後
となりました。
理由は、弾頭重量が軽いと、貫通力が足りない。衝撃度が少ない。 また逆に重過ぎると反動がきつすぎる。
ライフルとは違うかもですが、308の180グレインだと、一撃で人を倒せるようですが、5.56の軽量弾では、人を倒せず反撃される悪評は良く聞きます。
なので、効果的にダメージを人に与えるには、180グレイン前後の弾頭重量が必要と判断しました。
銃口初速は、FBIレポートで、貫通力が大事で、心臓まで達しない貫通力ではだめみたいで、FBIの推奨のSpearの147グレインGoldDotHPは、銃口初速985フィートなので、1000フィートあれば十分な貫通力が得られ、1200フィートでは、突き抜けて2次被害のおそれがあると判断しました。
実銃を撃った経験が無い時は、マグナム派で弾頭は威力があってなんぼと思っていましたが、あまり高威力の弾は、何発も撃てるものでは無く、コントロールも難しいのがわかりました。
ただ当てるだけなら、22LRとか38SPなら楽ですが。
それよりも当てるだけなら、6mmBB弾なら30m先でも簡単に当てられる。
これも何千発、何万発と訓練したら意見も変わるかもしれません。
ありがとうございました。
情報ありがとうございます。
自分なりに調べてみましたが、アモボックスの容量が2800発説、4000発説、1万発説、M1A1とM1A2ではサイズが異なる説、M1A2は計8600発説・・・等々、色々出てきました。
仮に2800発入るとした場合、残りの7200発はどこに収納されるのか疑問です。
ローダーの足元にはローダーハッチのM240に使用される1400発を含めて計4000発が収納可能なスペースがあるようですが、残りの4600発はどこに収納されるのでしょうか・・・。
参考:
http://www.inetres.com/gp/military/cv/tank/M1.html
http://afvdb.50megs.com/usa/m1abrams.html
https://www.steelbeasts.com/topic/2674-real-m1-abrams-ammunition-loadout/
Redditによると、トータル11,400発のうち1万発を同軸機銃のマガジンに入れ、残りの1400発は砲塔外のM240に使用し、訓練ではジャムに対処するため200~250発をリンクするという説明でした。
これは間違いなのでしょうか?
どなたかソースをお持ちですか?
ちなみにM1A2に備わっている弾数は以下の通りです。
42 Rounds 120mm
11,400 Rounds 7.62mm
900 Rounds 50 caliber
32 Screening Grenades
210 Rounds 5.56mm
参考:
M1 abrams specs says it has 10,400 ammo for 7.62mm gun. Is this a continous belt or does it it come from 52 pieces ammo boxes with 200 ammo per box reloaded every 200 shots?
https://international.gdls.com/english/products/ABRAMS/M1A2.pdf
http://www.dmitryshulgin.com/abrams-m1a2/
明けましておめでとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
プレス加工と削り出しのレシーバーについては意外と奥が深い問題で一概にどちらとは結論付けられるものではないのですが、一般的に強度の高さを比較すればプレス加工より削り出しレシーバーの方が高い強度を持ちます。
ですが、強度が高ければ良いというものでもありません。
仮にAKでフルオートをメインに10万発射撃したい場合は削り出しレシーバーがベストですが、殆どのユーザーはそういった使い方をしないため、そこまでの強度を必要としません。
軍においてもセミオートで運用されるのが基本であり、民間の一般ユーザーであればなおさらです。
プレス加工のレシーバーは削り出しレシーバーより軽量なため、軽量になった分だけ取り回しが向上したり、携行弾数や装備を増やすことが可能になるといったメリットもあります。
プレス加工のレシーバーで問題となりやすいのはフルオートによる加熱の問題で、過度に加熱されると脆くなったり変形が生じるなどジャムの原因となります。
一般的にワルシャワ条約機構国のAKMは1mm厚のレシーバーが使用されており、そういった銃ではフルオートをメインに使用すると問題が生じやすくなります。
そのためRPKなどマシンガンでは1.5mm厚のレシーバーで対応しています。
また、ツァスタバ、バルメ、ノリンコなどのAKも1.5mm厚が主流となっており、フルオートに強い傾向がありますが、厚みが増すだけ重量増になるデメリットがあります。
H&Kでは1.2mm厚などが利用されていますが、問題がないわけではありません。
H&Kのモデルは派生型も多く、メーカーの違いや、スチールの素材の違い、溶接の精度、熱処理の状態など、様々な点が問題になることがあり、レシーバーの変形や凹みによりボルトが締め付けられて動かなくなったり、コッキングレバーの動きが硬くなるケースもあります。
いずれにしても工業製品である以上完璧なものは存在せず、少なからず不良が生じることがありますが、レシーバーの選択にも目的に合わせたコスト、強度、重量などのバランスを考慮する必要があります。
Kフレームは.38スペシャルを使用することを前提として設計されたフレームのため.357マグナムの使用を想定しておらず、M19の生みの親であるビル・ジョーダンもM19には.38スペシャルをトレーニング用として使用し、.357マグナムをデューティー用として使用することを想定していました。
M19は携帯しやすい.357マグナムリボルバーを目指したモデルであって、弾薬を大量消費することを目的としていません。
しかし実際にM19で.357マグナムを使用して問題が生じるかといえば、必ずしもそうではありません。
.357マグナムには様々なブランドや弾頭重量があり、低圧なものから高圧なものまで存在します。
仮に高圧な.357マグナムだけを使用し数千発単位で発射すれば問題が生じる場合もありますが、ブランドを問わず.357マグナムを使用しているユーザーのなかには全く問題が無いということもあり、どのような弾薬を使用するかによって問題の有無やその生じ方が異なります。
M19で.357マグナムを使用する際に特に気を付けたいのは軽量弾の場合ですが、これは高温高圧のガスをフレームに吹き付けて生じるフレームカットや、フォーシングコーンの割れなどの原因となるため、安全のためにも弾頭重量の重い弾薬が推奨されます。
しかしステンレスモデルのM66はガス圧に耐性があるため、カーボンスチールのM19よりは問題が生じにくい傾向があります。
トリガープルの重さ(ダブルアクション)については、M19で約10~11ポンド、M66で11~12ポンドほどになります。
M66は強めのリバウンドスプリングが使用されており若干重めですが、トリガーのリターンが早いため速射時に効果を発揮します。
トリガープルのスムーズさはM19の方がスムーズで、M66は荒さが目立ちますが、分解してポリッシュしたり使用しているうちに動きが慣らされてスムーズになります。
昔のM19はバレルの取り付けからトリガージョブまで熟練工により組立てやフィッティングが行われていましたが、M66は製造工程や素材を見直しコストカットによって新人でも組立てやすく仕上がっているため、コレクターにはM19の方が人気があり、実用品としてはM66の方が好まれる傾向があります。
市場の殆どのユーザーは何千何万発と弾薬を消費することはなく、Kフレームの.357マグナムで問題を経験するユーザーは稀です。
問題が生じても消耗したパーツは交換で対応できるため実用上の問題は殆どなく、多くの問題は容易に解決可能です。
それでも高圧な.357マグナムを長期にわたって撃ちまくりたい場合は、S&WよりルガーGP100といったサイドプレートを使用しないモデルの方がおすすめです。
キーロックの問題については、記事「S&Wリボルバーのキーロックシステムの問題点とは?」をご覧ください。
>『リコイルをスライドストップで受け止めているためにスライドストップの破損事故が多い』
CZ75は後退した銃身がスライドストップの軸に衝突するため、スライドストップはスプリング類と同様に消耗品といえます。
これは不良ではなく仕様なので、CZ75オーナーで予備のスライドストップを用意している人は多いです。
>スライドが薄すぎるが故に落とした際にスライドが歪み発砲できなくなる
>実際にハンマーが破損した事例はあるのでしょうか?
私はこれらの事例を見聞きしたことがありません。
>後期型などで改善はされたのでしょうか?
仕様なので改善されていません。
これはCZ75に限らず、CZ85やSP-01でも起こることです。
>後期型の純正品と仮定して通常の九ミリFMJ弾を発砲して何万発まで耐えられると思いますか?
使用する弾薬によって異なりますが、概ね1~4万発で折れる傾向があります。
(接触部のオイルが不十分で乾燥した状態のまま射撃すると折れやすくなります)
射撃後にスライドストップの状態を確認し、摩損が目立つようになったら交換するタイミングです。
>ジャムなどは他の軍用拳銃と比べどの程度の頻度で起こると思いますか?
ジャムの頻度は銃の状態や弾薬の相性などによるため何とも言えません。
CZ75も同様に状態が良ければ殆どジャムは起こりませんが、新品でもジャムが頻発することもあります。
大抵のジャムはマガジン、リコイルスプリング、汚れ、弾薬の種類などに原因があるため、この辺りを再確認すれば解決することが多いです。
名無しですみませんゲスト
お久しぶりです。
今回はcz75についての質問です。私の中でCZは、ジェフクーパーにも『世界最高のコンバットオート』と称賛されたこともある、まさに日の打ちどころのないセミオートだったと記憶の底に根付いていました。
しかし最近になって『リコイルをスライドストップで受け止めているためにスライドストップの破損事故が多い』との文を目にしました。
それどころか『スライドが薄すぎるが故に落とした際にスライドが歪み発砲できなくなるなんて書いてる記事も見かけました。
軍隊にも採用されて『世界最高』なんて謳われたCZ75がそんなに脆いものなんでしょうか?
仮にそれが本当だったとして、後期型などで改善はされたのでしょうか?
後期型の純正品と仮定して通常の九ミリFMJ弾を発砲して何万発まで耐えられると思いますか?
また、ジャムなどは他の軍用拳銃と比べどの程度の頻度で起こると思いますか?
上の記事を読んでから、自分の中のヒーロー像が音を立てて崩れていくようで、なんともいえない気持ちになりました……。
あと最後に、初めて見たときから個人的にczのハンマーは細く折れやすそうな印象を受けました。実際にハンマーが破損した事例はあるのでしょうか?