フォーラムへの返信
-
投稿者投稿
-
ポルキーマスター
採用国はWikipediaのM2ブローニング英語ページにリストがあります。
M2 Browning
https://en.wikipedia.org/wiki/M2_Browning#Users東側諸国では、ベナン、ベトナム、コンゴ、エチオピア、ソマリア、イエメン、ニカラグアで使用されています。
(ロシア(旧ソ連)は第二次大戦中にアメリカからM2の供給を受けています)>西側諸国で上記の3ヶ国以外で採用している主な国
上のリンクの「NATO Member」の欄が「YES」の国が西側で採用している国です。
>西側諸国でも採用していない国
アイスランド、ポーランド、スロバキア、スロベニア、アルバニア、モンテネグロは採用していないようです。
ですが私は詳しく調べたことがないので詳細はわかりません。>やはり闇市場からでしょうか?
中東には世界中から武器商人と最新の火器が集まっていますし、M2はトルコ、イラン、イラクなど周辺国でも採用国が多いので、入手はそれほど難しくないと思われます。
ポルキーマスターコッキングハンドルとチャージングハンドルは同義です。
「コッキング」とは撃鉄や撃針を起こして撃発可能な状態にすることに対し、「チャージング」は弾(または装薬)を薬室に装填し発射可能な状態にすることなので、それらを完了するハンドルという意味で同じです。
私の個人的な感覚では、英語ではチャージングハンドルの方が使用頻度が多いと感じます。
ポルキーマスターブローニングM2の装填でチャージングハンドルを二回引く理由は、一回目でベルトリンクからカートリッジを引き抜くためのエキストラクターをカートリッジ後端のリムに引っ掛け、二回目でカートリッジをベルトリンクから引き抜いて薬室内に送り込むためです。
これを一回で完結するには、弾を装填する際にカバーを開け、手動でエキストラクターをリムの上に置いてカバーを閉めると、チャージングハンドルは一回引くだけで薬室内に装填されて射撃準備完了となります。
どちらの操作方法でも問題ありませんが、カバーを開けるとエキストラクターは寝ているので、急いで再装填したい場合はベルトリンクに繋がれた弾を所定の位置に置いてからカバーを閉め、チャージングハンドルを二回引いた方が単純で早いです。
或いは、カバーを開けた状態で一回引くとボルト前進時にエキストラクターが跳ね上がるので、この場合はリムにエキストラクターが掛かる位置にカートリッジを固定し、カバーを閉めてチャージングハンドルを一回引くだけで装填完了です。
また、カバーを閉めたままカートリッジを横から突っ込むとストッパー(ベルトホールディングパウル)がカートリッジを固定するので、このままチャージングハンドルを二回引くだけでも構いません。
関連記事:ブローニングM2の排莢構造
http://hb-plaza.com/faq-guns/browningm2ejection/ポルキーマスターオートだとR-15やR-25の他、.22口径の552という選択肢になってしまいますね。
750が製造終了になったのは残念ですが、750のタイプに人気が無いというよりも、750自体のアメリカでの評判が悪すぎたと思います。
ポンプアクションの感覚でクリーニングしないユーザーもいるため、トラブルの原因が銃にあるとは限りませんが、それにしても「ジャムが多い」、「メンテナンス性が悪い」、「スコープが載せにくい」・・・等々、悪評が目立っていました。
アメリカ国内で売れなければ、輸出メインとして製造ラインを維持するのも難しいかもしれません。
AR-15系以外で.30-06をオートローダーで撃ちたいということであれば、ベネリやブローニングも選択肢になりますし、M1ガーランドでハンティングも面白そうです。
ポルキーマスターご指摘の通りSAM社のピストルは1911シリーズ中心ですが、SAMガーディアンも1911の延長ですね。
1911のポリマーフレームDAOバージョンといったところでしょうか。一見するとグロックに似ていますが、回転式エクスターナルハンマーやブッシングレスな構造が特徴的です。
9mmでもシングルスタックなので装弾数は少な目なのが気になるものの、厚みが薄ければコンシールドキャリー用として需要があるのではないでしょうか。私は個人的にハンマー方式のDAOピストルに魅力を感じないのですが、店頭価格が200 USD台であれば競争力がある気がします。
中南米ユーザーの好みが分からないので正確なことは言えませんが、300ドル以上ですとSCCY、ダイヤモンドバック、ケルテック、トーラス、タンフォグリオ・・・等の方が選択肢に入ってしまいますし、更に300ドル後半になるとルガー、Kahr、S&W(M&P)、ワルサー等の9mmが購入可能なので厳しいと想像します。
ポルキーマスター情報ありがとうございます。
なるほどロシアのソースでしたか。1920年代当時のボディーアーマーはスチールプレートと布を組み合わせたものが利用されていますが、それは高価だったので廉価版といえる綿パッドを入れたボディーアーマーを低速の拳銃弾用にギャングが使用していたと聞いています。アメリカンアーマーコープ社もこのタイプのボディーアーマーを製造していました。
ですが、当時は有効だったという資料は多いものの、当時実験に使用した弾の弾速と弾頭重量といった詳細資料が無いのが残念なところです。
当時の弾薬は現在のものよりも低圧な弾薬が多かったので、現在の基準に当てはめて見ることはできないかもしれませんね。ポルキーマスター戦時中のエピソードは、尾ひれが付いていたり、勘違いが原因の話も多いので、鵜呑みにしない方が良いと思います。
それよりも実射テストによる検証の方が信ぴょう性があります。ジャケットを重ね着した程度ではFMJの.45ACPをストップさせることはできません。
ですが、このようなエピソードが生まれる原因はいくつかあると考えられます。【原因1:勘違い】
命中していないのに命中したと勘違いし、弾薬や銃に原因があると結論付けられることがあります。
これは昔から現在に至るまで戦時中のエピソードとしてよくあることです。【原因2:遠距離】
.45ACPは低速で重い弾頭重量のため、ドロップ量が大きく遠距離での性能が著しく低下します。
トンプソンのようなSMGではピストルより遠距離のターゲットを狙いやすいため、他の悪条件と重なった場合などで貫通に失敗したり、命中したと勘違いすることも起こり得ます。【原因3:低温環境】
朝鮮戦争のエピソードでM1カービンやトンプソンが北朝鮮兵に対して効果が無かったという話がいくつかあります。
原因は凍り付いたジャケットによるものとも言われますが、朝鮮戦争では米軍側に火薬のトラブルが相次いでいました。
低温環境では火薬は燃焼効率が低下し、不完全燃焼も生じさせて弾速が低下します。また、極寒環境(マイナス30度以下)で脆くなった火薬が粉末化し、爆轟事故が多発したことがありました。
爆轟事故は火薬を変更することにより解決されましたが、低温環境での弾速低下は避けられません。
そのような環境で、低速の弾頭、遠距離、重装備などの条件が重なると、貫通できなかったという話もあり得なくはないと考えられます。一方で、ご指摘の通りホローポイント弾はFMJより貫通力が低く、拡張された弾頭は着弾時に大きなブレーキとなります。
実際に、厚手の革製ジャケットを貫通できなかったJHP弾も存在しましたが、現在FBIが指定しているJHPでは性能が向上しているので、その心配はありません。
仰る通り、弾薬メーカーはこのような条件も考慮して弾薬を設計しています。ポルキーマスターアメリカでは.45ACP信奉は今でも根強く存在しています。
ストッピングパワーの議論ではよく口径の違いについて語られますが、弾道学的には人体に対する影響は口径よりもマズルエナジーと弾頭の種類の差が大きな影響を及ぼします。
弾薬によって弾道重量やマズルエナジーは様々で、比較対象によっては9mmの方が.45ACPよりもストッピングパワーが高いといえる場合もありますし、その逆もあります。それを踏まえた上で、同じブランドのホローポイント弾(ディフェンスアモ)で9mmと.45ACPを比較した場合では、.45ACPの方がマズルエナジーが大きいのが殆どです。
このことから.45ACPの方がストッピングパワーが強いと考えられる傾向がありますが、ストッピングパワーには着弾後の弾頭の到達深度も大きな要素となります。
大口径だと臓器など組織に与えるダメージが大きくなりますが、その差によって得られる効果がどれだけあるのかという問題と、大口径でも弾速が足りなければ場合によっては大きなダメージを与えられる深さまで到達しにくいという問題があります。FBIは科学的に検証した結果、どちらもストッピングパワーに大きな差が確認できないことを発表しており、私もこの発表を支持しています。9mmと.45ACPはどちらもストッピングパワーの優れる弾薬ですが、この両者を比較しても実際のストッピングパワーに大きな差はありません。
これがもし.44マグナムと9mmの比較であれば前者の方が圧倒的ですが、.45ACPとの比較はかなり微妙です。人体は構造が複雑で着弾の場所によって効果が異なるので、私は個人的に、一発当たりのパワーにこだわるよりも、複数の有効弾を正確に命中させやすい9mmの方が有効だと考えています。
ポルキーマスターリロード前にマガジンを叩く理由は、衝撃で弾の底辺を揃えると同時に、泥などの異物を取り除いてジャム(装填不良)を抑止する目的で行われています。
マガジン内で弾が前後に不揃いな状態で並んでいると、それが抵抗となってマガジンフォロアーが正常に上がってこない(マガジンスプリングが押し上げられない)ことで、ボルトが弾を薬室に送れなくなることがあります。
しかし、最近のマガジンは信頼性が向上しているので、通常はマガジンを叩く必要はありませんし、元々軍のトレーニングマニュアルにも書かれていない非公式な方法であって、古くから経験として口コミで広がった対処法でした。
とはいえ、マガジンが膨張していたり、マガジンスプリングがヘタっているときにはジャム抑止として有効な対象法ですし、ピストルでジャムが起こった際にマガジンが銃に装填されている状態でマガジンボトムを叩いてマガジン内の詰まりを正すのも実際に有効ですので、意味がないわけではありません。
また映画でリロード前に叩くシーンが多用されるのは、「見た目がカッコいい」という理由もあると思います。
>実際に叩くことはあるのでしょうか?
現在の軍では殆どありませんし、逆に叩いていると注意されることもあるようです。
ですが映画の真似で叩く人がいたり、民間では昔から習慣的に叩いている人もいます。ポルキーマスターセミリムドケースからスペックに適合するリムレスケースを作るのは無理があります。
.45Raptorは.460S&Wマグナムのリローディングデータと.308winのシェルホルダーを使用しますが、.308winのケース使用してもヘッドが小さいので.45Raptorのスペック通りにはなりません。
ですがエキスパンダーダイを使用してテーパードケースの.308winをストレートにすることは可能なので、.308winのケースから.リサイジングして45Raptorに仕上げることは可能です。
.308winのケースから.45Raptorのケースにリサイジングするには、.308winのネックの部分でカットすることになります。
これは.343を.478まで拡張することになりますが、真鍮は柔軟性があるので使用可能なようです。
ただ、リサイジングでは新品のケースのようにはならないので、ケースマウス周辺には横筋が入りますし、厚みも均等ではありません。現在では.45Raptorのケースは市販されているので、.308winから作るユーザーは少ないと思います。
https://www.starlinebrass.com/brass-cases/45-RAPTOR/ポルキーマスター>新しいモデルと古いモデル
フルサイズのUSPには新旧モデルが存在しますが、同じUSPでも10種類存在し、年代が異なります。
1:SA/DA セイフティポジションあり デコッキングレバー兼用セイフティ(左側)
2:SA/DA セイフティポジションあり デコッキングレバー兼用セイフティ(右側)
3:SA/DA セイフティポジションなし デコッキングレバー兼用セイフティ(左側)
4:SA/DA セイフティポジションなし デコッキングレバー兼用セイフティ(右側)
5:DAO セイフティポジションあり セイフティーレバー(左側)
6:DAO セイフティポジションあり セイフティーレバー(右側)
7:DAO セイフティポジションなし セイフティーレバーおよびデコッキングレバーなし
8:DAO (未発売アメリカ政府機関テスト用試作モデル)
9:SA/DA セイフティポジションあり セイフティあり/デコッキングなし(左側)コックアンドロック可
10:SA/DA セイフティポジションあり セイフティあり/デコッキングなし(右側)コックアンドロック可>「新しいモデルはグリップにUSPの三文字の刻印、リコイルスプリングガイドの先が二又になってる。古いタイプはグリップにHK USPの文字、リコイルスプリングガイドの先は割れてない」と某掲示板で見たのですが本当でしょうか?
グリップにUSPの三文字の刻印は新しいモデルです。
正確な時期は分かりませんが、HKロゴは排除されました。リコイルスプリングガイドの先が割れているかどうかは、時代を知る手掛かりとしては不正確です。
複数回変更されていますし、口径によっても異なるので、通常はガイドロッドで新旧を判断しないと思います。>また新旧モデルがあるのなら他の相違点や性能差などもあれば教えてください。
シアーの形状や、その隣のキャッチの長さ、ハンマースプリングの色などが異なりますが、射撃性能は殆ど同じです。
製造時期を知りたい場合は、刻印を見ればすぐに判断できます。
スライドにA~Kの2文字の刻印がありますが、これは製造年を表しています。
KDなら1993年、BHなら2017年製造です。A=0
B=1
C=2
D=3
E=4
F=5
G=6
H=7
I=8
K=91993 = KD
1994 = KE
1995 = KF
1996 = KG
1997 = KH
1998 = KI
1999 = KK
2000 = AA
2001 = AB
2002 = AC
2003 = AD
2004 = AE
2005 = AF
2006 = AG
2007 = AH
2008 = AI
2009 = AK
2010 = BA
2011 = BB
2012 = BC
2013 = BD
2014 = BE
2015 = BF
2016 = BG
2017 = BH以下、USPモデルの年度別変更履歴です。
1993: USP9/.40 発売
1994: スライドを約30グラム軽量化
1994-95: ポリゴナルライフリングに変更/トリガートランスファーバー変更/リコイルスプリングガイドロッド変更
1995: トリガーメカ変更
1995-96: ラバーハンマースパー追加/スライドロック角度変更
2000: ハンマーストラットにロッキング機能追加
2001: USPコンパクトのリコイルスプリングガイド変更
2005: ファイアリングピンおよびハンマー形状変更ポルキーマスター>冷間鍛造の銃身は加工硬化が生じているのでブローチなどで加工した銃身より寿命が長い という説があるのですが、それは正しいのでしょうか。
加工硬化によるというよりも、冷間鍛造によって組織が微細化するため耐摩耗性が強くなります。
>加工硬化が残っているということは、やはり焼きなましはしていないのでしょうか。
加工硬化による歪を除去するために焼なましが必要になります。
硬度が高いのは高密度の組織が熱処理によって再結晶化し微細化しているためです。>(24時間もかかるのなら量産メーカーはやりそうにないですが)
量産メーカーはピストルからハンティングライフルまでハンマーフォージングを利用しているので、所有する巨大な炉で焼なましを行っています。
>ボタン加工もボアに加工硬化が付きそうな工法ですが、焼きなましをやると無くなってしまうでしょうか。
ボタンはハンマーよりも加工量が小さいので加工硬化も小さいですが、熱処理によって硬度を調整できます。
>マッチグレード銃身にはクロムメッキはNGという説を聞いたことがあります。膜の厚さが均一にならないので精度に悪影響がある というのですが、本当でしょうか。
クロムメッキの銃身は耐熱性に優れることから銃身命数を延ばすことが可能となると同時に、クリーニングが容易になるメリットがありますが、命中精度が劣ります。
その理由は、ボアにはライフリング加工時についた微細な加工痕があり凸凹していますが、クロムメッキによって凸部が厚く強調されてしまうことと、ライフリングのエッジが緩やかになるため命中精度に悪影響があります。
ですが、クロムメッキバレルとノーマルバレルを比較したときの精度差は1/4MOA以下ですので、アサルトライフルやハンティングライフルでは実用上問題ありません。
1/4MOAの差が問題となる場合のみ考慮が必要になります。ポルキーマスター>質問1
数年寝かせるという話は耳にしたことがありません。
時効硬化にしては数年単位は長すぎると思うので、仰る通り応力除去かもしれませんが、スナイパーライフルであれば銃身は恐らくステンレス鋼でしょうから、寝かせても意味が無い気もします。小説の時代設定が中世だったりファンタジーの世界だと、他の金属を使用して長期間で時効硬化させる・・・というのも有りかもしれませんが。
>質問2
>ボタン対フック あるいは ボタン対ブローチ で、精度に有意な差はあるのでしょうか。応力が残りやすいのは圧縮してライフリングを切る方法です。
ボタンとハンマー(冷間鍛造のハンマーフォージング)は素材を圧縮するので応力が残り、カット(フック)とブローチは素材を削ってライフリングを切っているので残留応力の影響が少ないといえます。
しかし、現在ではカットやブローチを利用するメーカーは僅かであり、殆どのメーカーはボタンやハンマーを利用しているため、応力除去焼鈍し(ストレス・リリービング)作業が必須です。精度については、素材に関わらず安定して高精度で製造しやすいのはカットです。
ですがカットは製造に時間が掛かるうえ、作業を行う技術者の腕次第で精度に差がでます。
(これはブローチも同じです)ハンマーフォージングはコストが安く大量生産向きですが、素材に大きなストレスを与えて製造されているため、精密バレルに使用されることは殆どありません。
また、カスタムバレルメーカーは中小企業が多いので、コストの掛かるハンマーフォージングの機材を持ち合わせていません。・・・ということで、現在では精密カスタムバレルにはボタンが多く利用されています。
ボタンで製造する場合も技術者の腕や工程によってグレードが異なり、内容によって製品の精度が差別化されています。また応力の変化は射撃によって銃身が加熱すると大きくなりますが、ポリゴナルライフリングや肉厚の銃身は応力の変化に耐性があります。
>質問3
>加工後の銃身に応力除去焼きなましを施すことは有効でしょうか。バレルメーカーでは実際にライフリングをカットした後に応力除去焼鈍し作業を行っています。
専用のオーブンや真空炉を利用し、24時間掛けて500~600度の温度で加熱と冷却を行います。ポルキーマスターチャンバーが緩いのはグロックに限ったことではなく、コルト、S&W、スプリングフィールドアーモリーなど他のメーカー(主に.380ACP、.40S&W、.45ACPなど)でもあります。
これはメーカーのミスではなく、ジャムのリスクを減らすために意図的に緩く設計されています。
ホローポイント弾には様々な種類があり、弾頭形状によってはタイトなチャンバーで使用すると装填不良(FTF)が起こりやすくなるため、どのメーカーのホローポイント弾でも確実に作動するように考えられた結果です。ライフルの場合はチャンバーが緩いと命中精度に悪影響がありますが、ピストルでは有効射程距離が短いため、あまり大きな影響は受けません。ただ、近い距離でも精度を求める場合は、タイトなチャンバーの方が有利ですし、FMJを使用する場合はチャンバーの緩さにメリットは殆どありません。
安全性については、チャンバーのサイズが規定内であれば緩くても問題ありません。
発射時にはケースが膨張するため、ガスは漏れずに膨張したケースで閉鎖されます。また動画内ではフィードランプ付近でケースがチャンバーに覆われていない問題が指摘されていますが、このようなチャンバーは「アンサポーテッド・チャンバー」と呼ばれており、逆にケース後部の全周がチャンバー内に収まっているものは「サポーテッド・チャンバー」と呼ばれています。
アンサポーテッド・チャンバーは、リロード弾(特にホットロード)で問題が起こりやすいため、メーカー製のファクトリーロードの使用が推奨されています。
新品のケースをアンサポーテッド・チャンバーで使用した場合でも、圧力次第でケースの底が膨らみやすくなります。
このケースを再利用するとき、ケースを規定のサイズに再成形しますが、再成型しても薄くなったケースウォール(ケースの側面)の厚みは元に戻らないため、このままアンサポーテッド・チャンバーで使用するとケースウォールに穴が空いて事故に繋がるリスクがあります。
これはリロードを行う人には常識であるはずですが、知らない人も多いので同様の事故は多々起きています。(当然、この場合はメーカーの保証対象外となります)>また他の口径のグロックも同じような状態なのでしょうか?
同一モデルでも製造時期によっては.380ACP、.40S&W、.45ACPで緩いチャンバーがあります。
ポルキーマスター閉鎖状態ではエキストラクターとエジェクターの位置がほぼ水平になります。
アクセレーターが当たる部分は下ではなく左側です。フレーム側にはアクセレーターが当たる場所に凹みができるので、位置が分かりやすいかと思います。
http://www.amtguns.info/is-this-a-good-auto-mag-to-buy_topic1822.html
ポルキーマスター>マルイのガスブロのグロック26はジェネレーションでいうところのどのモデルなのでしょうか?
G17のGen2(フィンガーグルーブ無し)は1988年に発表されましたが、G26(フィンガーグルーブ有り)が発表されたのは1995年なので、マルイのG26はGen2.5に相当します。
G26(サブコンパクト)は、フロントストラップ(グリップ前面)にチェッカリングがあればGen3以降、チェッカリングが無ければGen2.5と判断できます。
>エキストラクターの新旧で作動排莢などに影響は出てくるのでしょうか?
グロックの新型エキストラクターは爪の幅が延長されているので、ケースリムに掛かりやすくなっています。
これにより排莢がより確実になることでジャムのリスクが低くなります。
>またエキストラクターは旧型を搭載しているジェネレーションでも簡単に付け替えることのできるパーツなのでしょうか?
モデル間の互換性は限定的ですが、ジェネレーション間の互換性はあるので付け替え可能です。
ポルキーマスター>同じ形式のものは他にあるでしょうか。
MAS 36、マドセンM1958、レミントンM580、レミントンM591/592、ステアーモデルM、ルガーM77、・・・等がありますが、.22LRライフルを含めるともっと色々あると思います。
リアロッキングといえば、多くのレバーアクション・ライフルでも採用されています。
>SSGもM788も今は販売されていないようですが、今ではメリットが無いと見なされているのでしょうか。
>生産されていた当時はどのようなメリットが期待されていたのでしょうか。リアロッキングのメリットは、ボルトトラベル(ボルトの移動距離)が短くなることで、素早い装填と排莢が可能になります。
また、薬室を確認しやすいというのもメリットです。デメリットは、いわゆる「ボルトコンプレッション」の問題があります。
ライフルで最も頑丈な場所はブリーチ周辺になりますが、フロントロッキングラグのボルトは、弾の圧力を受けるボルトフェイスに近い場所でロックするため、強度の高い場所で弾の圧力を受けることができます。
一方、リアロッキングのボルトは、圧力をボルトの後方で受けるため、ボルトの収縮により適正なヘッドスペースが取れなくなったり、発射により薬莢が伸びる「ケース・ストレッチ」が発生しやすくなります。
これは命中精度低下を招きますし、リローディングを行うシューターには、ケースを成形してリサイズしなくてはならないという問題があります。
ただしこの問題は小口径の場合では問題とならず、高圧なカートリッジのライフルで顕著ですし、ボルトの熱処理の状態や素材の強度によっても異なります。またロッキングラグが後方にあると、レシーバー後部(レシーバーリング/ブリッジ)の強度アップが必要となり、フロントロッキングのライフルと比較して重量が重くなるため、ハンターにとっては問題といえます。
ポルキーマスター作動が良くないのは箱出し状態の場合です。
調整して適切な弾薬を選択すれば回転するようになるので、そこはあまり気にされなくても良いと思います。私もデトニクスは好きで、マルイのガスブロ(シルバー)をコレクションの一つにしています。
マイアミバイスやターミネーター2にも登場していますし、ファンも多いのではないでしょうか。ポルキーマスターご指摘の通り、デトニクスにはファイアリングピン・ブロック・セイフティがありません。
これは実銃も同じです。デトニクスが開発された当時(1970年代)は、1911にファイアリングピン・ブロック・セイフティはなく、これはシリーズ80から追加された機能です。
そのためデトニクスはコック&ロックで携帯することを前提としておらず、ハンマーをコックしやすいようにスライドをカットし、ハンマーレスト状態、またはハーフコックで携帯されていました。
これは絶対安全とはいえませんが、フルコックよりは安心です。現在の常識から見れば安全性に劣り、実際デトニクスはあまり作動の調子が良いピストルではありませんが、初の1911サブコンパクトであり、初めてコーンバレル(フレアードバレル)を採用してバレルブッシングを排除したり、ガイドロッド付きのダブルリコイルスプリングを採用するなど、当時としては最新の技術を組み込んだピストルでした。
ポルキーマスター>バレルから熱がチャンバー、アモに伝わりクックオフが発生するのを避けるという意味合いもあったということでしょうかね。
>まぁ結果的にかもしれませんが。仰る通りそうかもしれませんし、結果的にかもしれませんね。
クックオフの問題はH&K G11が失敗した原因の一つですし、銃身の熱が伝わらなくても、ケースレス弾と熱伝導の悪いロータリーチャンバーの組み合わせによって、過熱の問題は最後まで解決できなかったといえます。
通常のライフルはボルトが解放された際に薬室が外気に晒されますが、G11は完全に密閉された状態で熱が逃げない構造のため、温度上昇率が高かったようです。
-
投稿者投稿