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ポルキーマスター
ブラジルの法執行機関向けに.40S&WのG22 Gen5が製造されているので、アメリカでも.40口径版が発売される望みはあると思います。
ただロッキングブロックピンを廃止した状態で高圧の10mmは強度的に厳しいかもしれません。
もし10mm化するとすれば、スライドリリースが従来のロッキングブロックピンの位置を通っているので、アンビ・スライドリリースを諦めてピンを復活させるか、或いはアルミフレーム化したりロッキングブロックの周辺だけアルミのインサートを入れるなど、何らかの仕様変更が必要になるはずです。
そこまでするとGen5とは呼べない気もしますが、基本的にGen5は最も売れ行きが好調な9mm限定になりそうなので、Gen6に期待したいですね。
技術的問題がクリアできれば他の口径バリエーションも展開されると思います。
ポルキーマスターアームブレイス(ピストルブレイス)はグレーゾーンです。
常にストックとして使用する目的で装着すれば違法ですが、アームブレイスとして装着し、たまにストック代わりに肩に当てて使用する程度であれば合法です。
法律ではアームブレイスについて触れておらず、ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)はアームブレイスをストックと見ていません。もしストックであればそれはSBR(ショート・バレル・ライフル)やSBS(ショート・バレル・ショットガン)であり、規制対象になります。
ATFの見解では、偶発的または散発的に肩に当てて使用する場合はストックに当たらず、これはアームブレイスの誤った使用方法であるため、ストックではないものをストックとして使用する使用者の撃ち方についてまで規制しないという立場です。
2014年のATFは現在と同じ解釈でしたが、2015年にアームブレイスはストックに当たるという解釈をして市場が混乱したことがありました。
しかし2017年にストックではないという解釈で決着したため、現在では合法とされています。(ストックとして使用する場合はその限りではないといった含みを持たせた解釈になっています)ただ、今月4日にオハイオ州で発生した銃撃事件では100連ドラムマガジンとアームブレイスを装着したAR15ピストルが犯行に使用されており、こうした事件が起こると違法化を不安視する声も出ています。
アームブレイスは本来ストックではありませんから、肩に当てて射撃している画像や動画を堂々とネットにアップすると、問題視される恐れがあります。
ポルキーマスター現実では映画の演出のような派手な爆発はありません。
複数人を吹き飛ばす爆発力もありませんが、着弾地点から近ければ複数人を殺傷可能です。対人用の弾(HEなど)では着弾時に金属片を巻き散らして破片で殺傷しますし、遮蔽物などの障害物や軽車両等には着弾時の爆発によって対象を貫通し破壊する弾(HEDPなど)が使用されます。
ポルキーマスタージェリーミチュレックがタクティカルホルスターを使用して0.76~0.81秒で撃っています。
不可能ではないとはいえ、かなり早いですね。Instructor Zeroは後ろ向きで0.74秒です。
ポルキーマスター>あと納入価格の件ですが、やっぱりP226は高かったんでしょうか。
いわゆる調達価格は、M9(92SBF)が178.5ドルに対しP226は176.33ドルと銃本体価格はP226の方が低価格でしたが、予備マガジンやスペアパーツなどを含めるとP226の方が高価になりました。
>今度のM17(P320)はずいぶん安い納入価格だと噂されていますが…。
M17は180ドルになります。
民間だとフルサイズが800ドルなので、かなりお買い得ですね。ポルキーマスター>トライアル中にベレッタM9は二度も事故を起こしていたんですか。
件数で言うとスライド破損(肉眼で見えない割れを含む)が14件です。(海軍3件/陸軍11件/負傷者4人)
そのうち4件はM9ではなく民間モデルの92SBF/92SBでした。
3万発で破損したものと4500発で破損したものがありますが、4500発で破損したのは誤って9mmNATOより高圧な弾薬が使用された結果です。
破損したスライドはいずれもイタリア/フランス製でしたが、1988年からアメリカで製造されてからは問題は起きていません。>それを覆すほどベレッタM9、もしくはベレッタと米軍に何か特別なものがあったのでしょうか。
決め手となったのはコストで、SIGはベレッタより安い価格を提示できませんでした。
現場の使用者にとっては関係ないことですが、トライアルでは価格差も大きなウェイトを占めていますね。>噂レベルの話で恐縮ですがM9トライアルには政治的な判断も加味されたとする意見もありますよね…。
無いとは言えませんが、真相は分かりませんね。
ポルキーマスター>ベレッタ92FSの説明書に+P弾を使うと寿命が縮まると書いていますが、壊れるとは書いてなかったので、当時のベレッタM9のスライドは未完成みたいなものだったんでしょうか。
どんな銃でも+Pを使用すれば寿命が縮まりますが、軍用銃としては+Pに対応して当然ですね。
スライド以外にフレームの右側が割れる問題もあったので、未完成と言えると思います。
最初にフレーム不良が発覚したのは1984年ですが、解決したのは最終的にM9に決定した1988年でした。>トライアル期間に同じ事故が起きてたらM9の名はSIG P226に与えられていたかもしれませんね。
1984年のトライアルでM9の勝利がほぼ決定でしたが、1984年にフレームが割れ、1987年にスライドが割れ、1988年のトライアルで最終決定したという経緯ですので、まさにトライアル期間中の事故でしたが、担当部門のM9プログラムオフィスが頑張って押した印象があります。
ポルキーマスター>ではベレッタM9が米軍に配備された頃には9x19mmの+P弾(拳銃用)があったのにも拘らず、サブマシンガン用の強化弾を使って壊しちゃったって事なんでしょうか。
強装弾が原因でM9のスライドが割れたというのは誤解ですし、サブマシンガン用を使用したというのも正確ではありません。
そもそも9mmNATOはサブマシンガンでも作動しやすい高圧で9mmルガー+Pに相当しますが、+Pはアメリカの民間規格なのでNATOでは使用されていません。
9mmNATOのスペックはサブマシンガンでの作動を考慮したため「サブマシンガン用」と言えなくもありませんが、サブマシンガン用とハンドガン用に分かれているわけではありません。またM9のスライドが割れたのは9mmNATO弾使用中の事故ではありますが、ベレッタ社側は弾薬に原因があると主張し、米陸軍側はフランスで製造されたスライドの素材に不純物(テルル)が含まれていたことが原因と主張しました。
そしてスライドの設計はそのままでスライドの製造工程を見直した結果、破断事故が起こらなくなったため、原因はスライドの素材にあると見ることができます。ポルキーマスター最初のホットロードは.38ACP(1900年)と言って良いと思います。現在の基準では一般的なパワーですが、当時としてはハイパワーでした。
.38ACP発売当時は高圧すぎてコルトM1900に使用するのは危険ということで、後にパワーを落とした.38ACPが販売されるようになりました。しかし「+P」という基準を作ったSAAMI(1926年~)は当時存在しておらず、いわゆる「+P」としての弾薬ではFBIが採用した.38スペシャル+P「通称:FBIロード(1972年~)」が最初になります。
一方、ピストル弾では.38スーパー+Pが初ですが、「+P」のヘッドスタンプが刻印されるようになった1974年より以前(.38スペシャル+Pより前)から高圧な.38スーパーが使用されています。
1970年代までは護身用であってもFMJを使用するのが一般的で「+P」の概念がありませんでしたが、ハイキャパシティーピストルが増加した1970~1980年代からホローポイント弾や「+P」が注目されるようになりました。
ポルキーマスター空気抵抗が無ければ弾の最大飛距離(最大射程距離)が大幅に伸びます。
(有効射程距離は銃のデザインの影響を受けるため必ずしも伸びません)空気が薄く気圧が低いほど空気抵抗が弱くなるため、標高が高いほど遠くまで飛びますし、また湿度が低いほど空気抵抗が強くなるため、湿度が高いとより遠くまで飛びます。
ポルキーマスター私が知らないだけだったら申し訳ありませんが、レミントン1859は存在しなかったのではないでしょうか。
(或いは、他のモデルの俗称かもしれませんが)レミントン1858の生みの親であるフォーダイス・ビールズの特許を利用したスパートリガーのポケットリボルバー「レミントン・ルート」が1859年に発表されているので、もしかしたらこのリボルバーのことかと考えたのですが、フレーム形状もニューアーミーとは全く異なります。
しかし1970年代にスペインのメーカーがレミントン1858と同じ外観のリボルバーを復刻し、「1859 NEW ARMY」の刻印がある「レミントン1859」を販売したことがありました。
当時アメリカではアームスポート社とリッチランドアームズ社(どちらも現存しない)が輸入代理店となってこれを販売しており、現在も中古市場で流通しています。レミントン1858とスペイン製レミントン1859は外見や構造が同じで、どこが異なるのか私にも分かりません。
(同じ1859でもバージョンの違い?がある様で、複数種存在しています)ポルキーマスターブルバレルモデルが追加されたのが1959年ですが、それに伴った廃止はされなかったため、M10が製造終了する2010年までブルバレルと平行してノーマルのテーパードバレルも製造されていました。
ただ実際には60~70年代以降はブルバレルが主流となったため、これ以降は記念モデルを含めても数がかなり少ないといえます。
現在はクラッシックシリーズとして復刻M10がカタログ上にありますが、残念ながらブルバレルモデルのみです。
ポルキーマスター多くはベルト給弾なのでリンクを繋げれば無限に増やすことができますが、以下の様なバックパックだと500~800発を連続で発射可能です。
ただ短時間に200~300発を連続射撃すると銃身が過熱しすぎて問題が起こりやすくなるので、冷却を兼ねて200発程度でリロードする方が長時間運用できます。
ポルキーマスター岩を砕くとは、真っ二つになる様な状態にするということでしょうか?
鉛より硬い岩に鉛の弾を撃っても砕くことはできませんが、素手で握っただけで崩れるような脆い堆積岩にひたすら無数の弾を撃ち続ければ、そのうち砕けるかもしれませんね。
以下の動画では.50BMGを岩に向かって撃っていますが、岩の表面を砕くか、アーマーピアシング弾で浅い穴を開ける程度に留まっています。
ポルキーマスター>秘匿が不完全でチラリと見えてしまったり、プリンティングが少し分かりやすい程度に出てしまったり、そういった場合に罰則等はあるのでしょうか?
州によって異なりますが、例えばテキサス州を例にすると、テキサスではコンシールドキャリーとオープンキャリーにそれぞれライセンスが存在し、コンシールドキャリー・ライセンスを所持していればオープンキャリー・ライセンスは免除されるため、コンシールドキャリー・ライセンスでオープンキャリーが可能です。
もしテキサスでコンシールドキャリー・ライセンスを所持し、IWBホルスターでコンシールドキャリーしているときに上着を脱いでオープンキャリー状態にしても法的にはオープンキャリーなので合法ですが、状況次第では逮捕される可能性があります。
もし周囲の人間が銃の携帯に気が付いて騒ぎ始めたとして、その場で「ライセンスを所持しているので大丈夫です」と説明し、状況が落ち着けば問題ありませんが、逆に周囲がパニックになって警察に通報された場合は、到着した警官から見れば犯罪者なのかライセンス保持者なのか判断できませんから、その場で逮捕され、後で確認後に解放される事態も考えられます。
またその場で警官などに反抗的な態度を取ると状況が悪化し、秩序を乱した罪や公務執行妨害に類する罪で逮捕される可能性もあります。
コンシールドキャリーしている人から話を聞くと、通報されそうになったり、店などから退出を求められる場合もあるそうなので、コンシールドキャリー時には銃が露出しないように注意が必要です。
>州によってはセルフディフェンスでもオープンキャリーを指定するところもあったと思いますが
コンシールドキャリーが違法でオープンキャリーが合法な州は無いと思いますが、一応カリフォルニアとハワイはそれに近い状態です。
カリフォルニアでは人が殆ど住んでいないような田舎で銃を携帯しなければ命に関わるという状況が証明できる場合に限ってオープンキャリー・ライセンスを取得可能ですが、そういったケースは殆どありませんし、ハワイも法的に合法でも実質的に許可を出していない状況です。
>そういった場合は堂々と見せていても怪訝には思われないという事なのでしょうか…?
アメリカ人の誰もが銃を合法的に携帯できる制度を知っているわけではありませんから、怪訝に思われることの方が多いといえますが、寛容さは地域によります。
仮にオープンキャリーが合法であっても毎回警察に通報されてその度に確認が必要な状況だと、「オープンキャリーはやめておこう」と思うのが普通ですし、それはコンシールドキャリーでも同じです。
権利を行使するためにあえてオープンキャリーする人もいますが、殆どの人は合法的にコンシールドキャリーするのが一般的です。
ポルキーマスター世界的にはショットガンとライフルを長銃として同様に扱う国が多いと言えます。
ですがロシアではショットガン購入から5年後にライフルを購入可能になったり、キプロスではハンドガンやライフルの所持を規制する代わりにショットガンは所持可能など、ライフルに厳しい規制がある国もあります。
また一方でスペインではライフルの所持数に制限が無い代わりにショットガンは6丁までの制限があるなど、ショットガンの方が規制が厳しい国もあります。
>散弾銃とライフル銃を比較してライフルの方が強力で規制が必要であるというのは何とも言えない気がするのですが
一つの理由としてはライフルは射程距離が圧倒的に長く、流れ弾による二次被害の危険性が高いため、そういった銃を増やしたくないという思惑もあると思います。
ポルキーマスター詳しく解説すると本が書けるほど長文になる話しですが、概要は以下のウィキペディアのページで分かると思います。
ポルキーマスターアメリカの統計では立てこもり事件の殆どが住宅で発生しており、事件の半数以上が説得交渉で解決しています。
そして約20%のケースで警察が突入して解決していますが、死者が出るのは約1%です。(負傷者は約3%)
全体的に見れば交渉や投降で解決しているケースが殆どですが、レアなケースとして銃を使用した大量殺人事件やテロ事件では犯人側に要求が無い場合や、一か所に留まらず場所を移動しながら犯行を繰り返すことも多く、そういった場合は交渉の機会もなく武力で終わることが多いと言えます。
ポルキーマスター歩行者の場合は生身よりは効果があると思いますが、防弾素材自体は交通事故で受ける様な衝撃を吸収する能力が低いので、この場合はバイク用のヘルメットやボディプロテクター等の方が快適で効果があると思われます。
運転者については、アメリカでは運転していた警官が事故を起こしたがボディーアーマーのおかげで助かったという事例が多数存在しますが、一方でアメリカの警官の多くがシートベルトを着用しないということもあり、一概にボディーアーマーを着ていたら安全とは言えません。
事故の際に飛んだ金属片などからは身を守れる可能性がありますが、ボディーアーマー着用で快適性を犠牲にしてどれほど効果が得られるのか疑問です。
またヘルメットについては、防弾用よりレース用(バイク用)の方が交通事故の衝撃に対して効果があります。
ポルキーマスター発射速度が速ければ火力が増大し、近距離ににおいても有効です。
特に近距離の移動目標に対しては命中させやすくなります。
(その場合トリガーを引きっぱなしのフルオートではなく、短くトリガーを引くショートバーストに限られます)しかし発射速度が速い方が良いとはいえ、速くなればジャムやオーバーヒートといった弊害もあります。
ロシアではAO-64でAKをダブルバレル化し、後のAN-94ではボルトの移動距離を最小限に抑えて装填と排莢を同じタイミングで行う試みがありましたし、ドイツではH&K G11で薬室を回転式にすることで初弾からの発射速度を速めて火力を増大させようとしましたが、いずれも重量、コスト、信頼性、メンテナンス性など様々な問題から成功とは言えませんでした。
信頼性を維持したまま高い速射性を得るのは簡単ではありませんが、ミニガンの様な成功例もありますし、運用方法によっても違いがあります。
また細かいことですが、RPMは「発射弾数/毎分」を意味するので、連射速度(発射速度)を表す場合はROF(Rate of fire)の方が正確です。
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