安全性という意味では左右どちらの手で引いても問題ありません。
即応性を重視する場合は、右手でグリップしたまま左手でチャージングハンドルの左側をつまむようにして人差し指の側面で引くと、銃を傾けたり手首を回す必要がないため、自然かつ素早く引くことができます。
もし汚れやスプリングの重さが原因でチャージングハンドルが重いと感じる場合は、左手の人差し指と中指でチャージングハンドルの両側を引く方が良いですが、大抵の場合チャージングハンドルの左側だけを左手で引いても問題ないはずです。
射撃中に起きたジャムを素早くクリアするには、「左手でマガジンを抜く」、「左手でチャージングハンドルを数回引く」、「左手で新しいマガジンを挿入する」、「左手でチャージングハンドルを引く」という手順になります。
特別な事情が無い限り、セレクターやトリガーを操作する右手はグリップした状態を維持した方が即応性を重視する意味でお勧めです。
また、射撃場で射撃を中断して銃を置く場合は、マガジンを抜いて、左手でボルトキャッチの下側を押しながら右手でチャージングハンドルを引いてボルトをホールドオープンさせると、エジェクションポートから薬室が目視確認できる状態になり安全です。