AK-47でもサプレッサーは装着可能です。
グーグルやYoutubeで「Suppressed ak-47」と検索すると、画像や動画が見つかると思います。
ですが、AK-47はサプレッサーを装着するには向いていない銃だとよく言われます。
その理由は、バレルの工作精度が悪いということと、隙間が多いデザインにあります。
サプレッサーを装着するには、銃口のネジにサプレッサーをねじ込んで装着します。しかし、AK-47のバレルに加工されたネジは精度が悪いことがあり、バレルの軸線上と一致せずにサプレッサーが斜めに装着されてしまうことがあります。
この状態で撃てば、サプレッサーの先には銃口とは別の穴が開いてしまいます。そのため、工作精度の良いバレル(軸がズレていないバレル)を利用することが必須です。
また、AK-47はガスルート上(ガスシリンダーなど)に隙間が多く、密閉性が悪いため外部に音が逃げやすい構造です。
アサルトライフルによってはガスレギュレーターを装備し、手動でガスをカットすることで減音効果を最大にすることが可能ですが、ノーマルのAK-47にそのような機能はありません。
AK-47を効果的に減音させるには、精度の良いパーツを組み合わせたり、工夫が必要な場合が多くあります。
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