薬室に装填した状態で銃を保管するのは合法ですが、安全上、銃と弾を別々に保管することが推奨されます。(装填状態の銃を運搬するのは違法です)
カリフォルニア州では18才未満の子供や銃の所持が規制されている人が装填されている銃を所持可能な状態を作ると罪に問われます。
ここで言う「銃の所持が規制されている人」とは、精神疾患を持つ人や犯罪歴があり合法的に銃を所持できない人を指します。
例を挙げると、ガンロッカー内に銃を保管していても、同居している子供や法的に銃を所持できない人がガンロッカーを開けて弾が装填され発射可能な銃を手にできる状態は保管者の罪になるということです。
またカリフォルニア州法における「装填された状態(loaded)」とは、弾が銃の内部に入っている状態を意味します。
薬室に装填された状態に限らず、薬室に装填されていなくても弾が装填されたマガジンが銃に挿入されていたら「装填された銃(loaded firearm)」となります。
反対に、弾が装填されたマガジンを銃から抜いていれば「装填されていない」と解釈されます。
ホームディフェンスの場合は公共の場所でコンシールドキャリーする状況とは異なり、異変に気付いて対応するまで時間的余裕がある場合が多く、ロックを解除して銃を取るまで2~3秒で完了できるガンロッカーも多数販売されているため、取り遅れによるリスクは相対的に低いと考えられます。
それでも不安な場合は自宅内でコンシールドキャリーやオープンキャリーをすると良いかもしれません。
私有地での装填された銃の携帯は許可不要で合法です。