イナーシャシステムについて。

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  • #88255返信
    とっつき
    ゲスト

    現在イナーシャシステムについて調べております。この作動システムの特性に関して、
    「ガス圧ではなく反作用を利用して作動するので、銃の保持が甘いとジャムを起こす。銃が前後しない様にしっかり保持する必要がある」
    と解説するサイトや書籍もあるのですが、一方で
    「反動で銃が前後する勢いを利用するので、巷で言われるような銃が動かない様に保持するとジャムを起こす。銃に適切な角度で反動を伝えるための構え方が重要である」
    と解説するものもありました。
    慣性の法則に則って考えると、上記のうち後者の解説の方が正しいと思うのですが、どちらが正しいのでしょうか?

    また、イナーシャシステムは作動に高圧のガスを使用しないので、ガス式に比べて求められる工業精度が少なくなるともありましたが、これには何か根拠があるのでしょうか?

    #88262返信
    ポルポル
    キーマスター

    >銃の保持が甘いとジャムを起こす。
    >銃が動かない様に保持するとジャムを起こす。

    どちらも正しいです。

    イナーシャシステムでは発射時の反動によって銃とボルトが同時に後退し、ボルトキャリアはその場に留まろうとします。
    しかし、銃とボルトの後退によってイナーシャスプリングが圧縮され、その反発力によってボルトキャリアが後退し、閉鎖状態にあるボルトが開放され排莢されます。

    イナーシャシステムが正しく作動するためには反動による銃の後退が必要となり、もし銃を固定し後退できない状態で撃つとボルトキャリアが後退しないため閉鎖状態が継続されます。
    光学サイトやウェポンライトなどを装着し銃の総重量が重くなると反動が軽減されることで作動の信頼性が低下しやすくなりますし、発射する弾の重量が軽すぎると十分な反動が得られずジャムの原因となる場合があります。

    一方、銃が固定されていない状態(自由に後退できる状態)で撃った場合では、銃の後退量が大きすぎることでボルトキャリアの後退量と相殺されてしまい、正しく作動しないことがあります。
    これは女性や子供が射撃した際に起こりやすく、リコイルスプリングの強さを弱めることで対応可能な場合があります。

    >イナーシャシステムは作動に高圧のガスを使用しないので、ガス式に比べて求められる工業精度が少なくなる

    恐らく「ガスピストンやガスポートなどが不要なためガス漏れを心配する必要がない」という意味ではないでしょうか。
    ガス作動であっても高度な技術が必要となるわけではないので、工作精度の問題とは少し違う気もしますが。

    関連記事:散弾銃(ショットガン)の構造:ポンプアクションとオートマチックの仕組み

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