HB-PLAZA 入門者にやさしい銃器の話 › フォーラム › 実銃掲示板 › M1911系の様な形状のトリガーは何故、少ないのか?
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関口卓磨により3年、 3ヶ月前に更新されました。
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関口卓磨
ゲスト説明下手で申し訳ありませんが、ハンドガンのトリガーで、上方でなく後方全体でフレームと繋がった前面が三日月型の物があると思うのですが、あの形状のトリガーが、M1911系のピストル以外ではそんなに見ない気がします。何故なのでしょうか?
ポル
キーマスター1911等で利用されているスライドトリガーはコックされたハンマーを解放するだけのシングルアクションでは有用なのですが、トリガーの動きでハンマーをコックするというダブルアクションには向いていません。
ダブルアクションでハンマーをコックするにはトリガーバーを前進させることが最もシンプルかつ効率的で、回転式トリガーであればそれが可能です。
回転式トリガーは回転運動による「てこの原理」を利用し、少しの力で硬いハンマースプリングを圧縮することが可能になります。その結果スムーズなトリガープルを実現します。ストライカー方式のピストルではスライドトリガーを利用することも可能ですが、それでもトリガープルの軽さを比べると回転式トリガーには劣ってしまい、ダブルアクションでスライドトリガーを採用するH&K VP70の様に、重く移動距離が長いトリガーになってしまう例もあります。
しかし、スライドトリガーも使い方次第で、FN P90やF2000の様に、ディスコネクターやシアーを解除するだけの弱い力しか必要としない構造ではスライドトリガーも問題無く利用可能です。
関口卓磨
ゲストそもそもは、シングルとダブルの激発の際のハンマーの位置の違いからなのですね。納得しました。有り難う御座います。
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