AK12はプロトタイプから現在まで改良を重ねられていることから、どの時代のAK12と比較するかによっても異なるのですが、基本的にobves(KM-AK)は従来のAK74Mを無加工でアップグレードするためのキットであるため、KM-AKの基本構造はAK74Mと変わりません。
しかし、AK12はKM-AKと同じ改修キットが使用され類似点が多いものの、その後も改修が続けられた結果、サイト、ストック、グリップ、ハンドガード、QDマズルブレーキなどのデザインの違いがあると共に、構造的な差があります。
例を挙げると、AK12はファイアモードに2点バーストが追加され、トップカバーを前後二か所でテンションをかけて固定し光学機器のゼロを維持する構造となっています。
また、レシーバー上部はフラットトップとなり、リアサイト(ピープサイト)の位置がトップカバーの後端に移動し、ガスブロックのデザインも変更されている他、使用するマガジンにも側面の残弾確認窓や、フロアプレートにフルロードを知らせるインディケーターが追加されています。
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