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真後ろに排莢される原因とは?

  • このトピックには0件の返信、1人の参加者があり、最後にポルポルにより6年、 10ヶ月前に更新されました。
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  • #60899
    ポルポル
    キーマスター

    自動拳銃の排莢は大抵右斜め上に向かうように設計してあるはずですが、たまに真後ろに近い角度、下手すると顔面に向かってくるなんてこともありますよね?ああいったことが起こる主な原因は何なのでしょうか?

    幾つか動画を見た限りでは、スライドの短いコンパクトモデルや反動が強めの口径などで見かけている気はします。

    また、しっかりしたフォームで1~2発ずつ撃つ場合には安定して斜め右上に薬莢を飛ばしているのに、ハイペースの連射になると途端に排莢方向が安定しなくなるのも見かけるのですが、薬莢に顔面をぶたれないためには撃ち方にも注意した方が良いのでしょうか?

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    原因は一つではなく、銃の特性(エキストラクターの形状やエジェクターの位置等)によって排莢時の薬莢の飛び方が異なりますが、後ろに飛ぶ大きな原因となるのがマズルジャンプです。

    コンパクトなピストルは軽量なので銃口が大きく跳ね上がりますし、重量のある大型ピストルでもパワーのある弾薬を使用する場合は、やはり大きく跳ね上がります。

    跳ね上がりが大きければエジェクションポートの位置が後方に向くことになりますし、排莢時にエジェクターによって回転する薬莢がスライドに接触し、回転方向に変化が生じて後方に飛ぶことがあります。

    また一方で、銃によってはスライドに接触しなくてもエジェクターに接触した瞬間からケースリムがエキストラクターからも解放され、そのまま後方に飛ぶこともあります。

    時には、排莢時に薬莢がスライドに接触し、更に跳ね返ってブリーチ(銃身)に接触して後方に飛ぶこともあります。

    出来るだけ顔に飛ばないようにするには、強めにグリップして手首を固定すると軽減される傾向がありますが、気を付けていても薬莢が顔に飛んでくることがあります。

    したがって、顔に飛ばないように気を付けるよりも、飛んでくることを想定してシューティンググラス等で目を保護することが重要です。

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