決まりのようなものはありませんが、ターゲットに命中しなければ着弾を確認して修正できないので、下手なうちは7ヤードといった近距離から始めて、上手くなれば少しずつ距離を離していけば良いと思います。
視力や現場の明るさにもよりますが、可能なら射撃しながら着弾箇所が確認できる距離がお勧めです。
距離が離れていても命中するなら近距離でも命中可能なので、私は常に25ヤードで撃っていましたが、一般的には10~15ヤード前後で撃つ人が多いのではないでしょうか。
25ヤードはハンドガンにとっては遠距離なので、タクティカルシューティングのインストラクターには、「25ヤード以上のターゲットはライフルに切り替えろ」と教えている人もいます。個人差がありますが、初心者でいきなり25ヤードは難しいかもしれません。射撃を経験するとリコイルを無意識に予期して着弾が下がる「フリンチング」が起こりやすいので、ターゲットを外して地面を撃ってしまうことはよくあります。
もし練習する目的が競技やコンシールドキャリーだったりすると、ターゲットまでの距離は5ヤードから25ヤードまで想定する状況によって様々ですね。