フルオートシアー(1986年以前に製造)の売買や所持は州によっては合法です。法律上フルオートシアー自体が「マシンガン」として扱われるため登録が必要ですが、インストール先の銃を登録する必要はありません。また、売買の際は必ず免許を持つディーラー(FFLディーラー)を介し、ATFに対して登録申請と200ドルの税金を支払います。
ハンドガンにストックを装着すると、法律上そのハンドガンはライフルになります。銃身長が16インチ未満の場合はSBR(ショートバレルライフル)となるためSBRとして登録が必要ですが、銃身長が16インチ以上かつ全長26インチ以上であれば登録不要です。
カービンキットは少し複雑で、ピストルにカービンキットを装着したとき、銃身長が16インチ未満であればSBRとなり登録が必要です。
また、カービンキットのみを所有している場合は登録不要ですが、カービンキットに適合するピストルを所有している場合は「推定占有(constructive possession)」と見なされるため、カービンキットにピストルを組み合わせなくてもSBRとして登録が必要になります。