アクション(機関部)の長さが短いものをショートアクション、長いものをロングアクションと呼びます。
.243ウィンチェスター、.260レミントン、6.5mmクリードモア、.308ウィンチェスターといった全長の短い弾薬はショートアクションで使用されます。
一方、.270ウィンチェスター、7mmレミントンマグナム、.30-06スプリングフィールド、.338ウィンチェスターマグナムといった全長の長い弾薬はロングアクションで使用されます。
ショートアクションは軽量かつボルトの往復距離が短いため素早い装填排莢が可能で、射撃姿勢を問わない軽快さに優れます。
ロングアクションはショートアクションより重く、一般的に射程距離が長い傾向があるため長距離射撃に適しています。
理論上ショートアクションの方が強度が高く装薬の燃焼効率が良いためロングアクションより命中精度が高いと言われることがありますが、実際にはアクションの長さ以外の要素が命中精度に与える影響が大きいため、これには議論の余地があります。
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