ピストルの部品 それぞれの役割について伺います。

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  • このトピックには12件の返信、1人の参加者があり、最後に名無しの64式で準特級取った奴により2週、 5日前に更新されました。
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  • #90996返信
    Fulcrum
    ゲスト

    初めまして 今後ともお世話になります。

    私、いい年の男性です。 子供の頃、ルパン三世になりたくて「P38」を親にねだりました。
    (ブローバックは高くて買ってもらえませんでしたが)銃火器には子供の頃から興味が有りましたが、
    最近、ひょんな事でまた火が付きました。 ただ、自分は詳しいつもりでも知らない事だらけです。

    と言うわけで、オートマティックの構造と動作原理について再度、勉強を始めました。
     まず各部品の役割ですが、「名は態を表す」との事で「部品名から役割を探求しよう」としました。
    しかしカタカナに泣かされてしまいました。

    伺いたい本題ですが、「シアー」とは何ですか? 推測するに

      sheer(2):向きを変える。避ける、離れる
      sear  :焼く、焦がす 無感覚にする 枯れた しなびた

    このうち、正しいスペル、及び、正しい翻訳(要するに原点に戻って「部品本来の役割」)を知りたいです。

    「ハンマー」を起こしておく「つっかえ棒」の事を「シアー」と呼ぶのですか?
    更に「シアー」を蹴飛ばして「ハンマー」を開放するのが「引き金」なのですか?

    第二の質問
      bleach:漂白?(銃と漂白は繋がらない・・・)これは、私がスペルを間違えているのですか?
      ブリーチブロックの「部品の役割」を解説して下さい。

    第三の質問
      今、手元に「マルシン工業のベレッタM9」が有ります。恐る恐る分解しちゃ組み立てています。
      スライドの中に有るロッキングブロックは、どのように作動するのですか?
      リコイル時に下に下がってもバレルが10mmも後退できる隙間は無いように見えますが・・・

    第三の派生質問
      バレルの後端に付いているロッキングブロックプランジャーは、何をやる部品なのですか?

    矢継ぎ早に初歩的な質問で失礼致しました。

    #91002返信
    ポルポル
    キーマスター

    >「シアー」とは何ですか?

    シアー(Sear/逆鈎)は、ハンマーやボルトの前進(回転)を阻止するパーツです。

    1911ピストルの構造

    動画は1911ピストルの構造を表しています。
    ハンマーはハンマースプリングによって回転する力が加わっていますが、シアー(動画内の赤いパーツ)がハンマーの溝(ノッチ)に落ちてハンマーの回転を阻止しています。

    トリガーを引くとトリガーに接続されたトリガーバーが後退し、トリガーバーはシアーを押してハンマーを解放します。
    するとハンマーが回転してファイアリングピン(撃針)を叩き、ファイアリングピンが前進して弾薬のプライマー(雷管)を叩いて撃発します。

    発射後にスライドが後退するとスライド下部の凹凸に押されて上下に動くディスコネクターがシアーをリセットし、シアーが再びハンマーに接触してハンマーの回転を阻止します。

    >ブリーチブロックの「部品の役割」

    ブリーチ(Breech)とは、銃身(バレル)の後端です。ブリーチの反対側は銃口です。

    薬室に弾薬を装填してそのまま撃発すると薬莢が後ろへ発射されてしまいます。
    これを防ぐために銃身後端(ブリーチ)を塞いでブロックすることで弾が前方へ発射されます。この塞いでいる蓋となる部分がブリーチブロックです。
    ピストルの場合はブリーチブロックとスライドが一体になっているものが多いです。

    >ロッキングブロックは、どのように作動するのですか?
    >バレルの後端に付いているロッキングブロックプランジャーは、何をやる部品なのですか?

    ベレッタM9を例にした場合、発射直後にスライドが後退すると銃身後部から高圧ガスが噴出されるため、銃身内の圧力が低下するまで銃身とスライドを固定する必要があります。
    そこで発射直後はスライドと銃身を同時に後退させて圧力が低下するまでの時間を稼いでいます。

    上の図ではロッキングブロックが上昇しており、スライドと銃身が固定されて薬室が閉鎖されている状態です。
    この位置にロッキングブロックがあるとロッキングブロックの左右の突起が障害となってスライドが後退することができません。

    発射後、反動によってスライドと銃身が同時に後退すると、ロッキングブロックプランジャーがフレームに衝突します。
    するとロッキングブロックプランジャーがロッキングブロックの傾斜部を押してロッキングブロックが下降します。
    ロッキングブロックが下降するとスライドが後退可能になり、そのまま慣性によってスライドが後退し、薬室が開放されて薬莢が排莢されます。

    ※このロッキング機構を発火モデルガンで再現すると、反動が生じないモデルガンではスライドが後退できないため、実銃通りに再現されていません。

    関連記事:
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    #91007返信
    Fulcrum
    ゲスト

    詳細な解説 有難うございます。 見識が非常に深まりました。

    暫くの間、「ルガーP08ではバレルが後退するけど、M9では後退しない。はて、どのように反動を消しているの?」と疑問していました。
     バレルの先端を後ろに押すと、バレル&スライドが「リコイルSPガイド」と同じ長さまで沈みますね。
    その後スライドだけ引く事が出来ます。今、手元で確認いたしました。

    英語のヒアリングでもLとRの区別が弱いですが、BleachではなくBreachなんですか。なるほど「漂白」ではなく「尻」なんだ・・・

    恥をかいたついでに、もう一つ、二つ、お尋ねします。
    「引き金」の近傍に有る「ディスアセンブリーラッチ」は半円断面の棒ですが、この部品は何を固定する部品なのですか?
    (「ディスアセンブリーラッチを締めると、どの部品の、どの部分を、どのように固定しているのですか?」)

    「スライド」を引くとガチャッという小気味の良い音がしますが、あれはどの部品が弾けて音を出しているのでしょうか?

    #91008返信
    名無し
    ゲスト

    横から失礼します

    どのピストルのことかわかりませんが一般的にフレームとスライドを固定するためにあります。具体的にどのように固定するかは銃によって様々です。
    ピストルの分解動画(ピストル名+disassemblyなどで検索)を見てみるとわかりやすいでしょう。

    M92を例にするとラッチを押し下げると平らな面が上を向きスライドを銃口側へ引き抜くことができます。
    ラッチを押し下げた状態でスライドをフレームに組み込みラッチを押し上げるとスライドを引き抜くことができなくなります。

    フレームの内側をみると、ラッチを押し下げた状態では平らな面が出て来るのでスライド(と一体になったロッキングブロック等)を引っ掛ける障害物がなくなりスライドを引き出すことができます。
    ラッチを押し上げると平らな面が隠れ半円の部分が出てくるのでこれが障害物になりスライドが前に飛び出ることが不可能となります。

    音のことはよくわかりませんが、スライドの引き始めのガチャという音なら
    スライドとバレルのロックが解かれたときの音やハンマーとシアーが噛み合った音ではないでしょうか?
    他にもトリガーディスコネクターが動くときの音の可能性もあります。
    モデルガンであればモデルガン固有の音の可能性もありますね。

    #91010返信
    Fulcrum
    ゲスト

    説明、有難うございます。

    M9を開けて見ているのですが
    そうするとラッチの半円部(立ち上がった状態)は、リコイルSPガイドの頭とロッキングブロックの斜面に挟まれた「谷間」に入っている事になるのでしょうか?

    #91013返信
    ポルポル
    キーマスター


    ディスアッセンブリーラッチはロッキングブロックの前進を妨げています。


    ラッチを回転させると軸の部分が平らになるためスライドを前方から引き抜くことが可能になります。

    スライドの操作音は後退したバレルがフレームに接触したり、下降したロッキングブロックがフレームに接触する音などです。
    接触する部分は経年で摩耗するため目視確認が容易です。

    #91016返信
    Fulcrum
    ゲスト

    ポル様  分かりやすいアングルの図を用意して頂き、有難うございます。
    上のスレの中で、上の絵がとても見やすくて気に入りました。

    最初の質問に戻って大変恐縮ですが、
    ・スライドの中に有るロッキングブロックは、どのように作動するのですか?

    この角度で、少し視野を広く取った図で、「火薬が破裂した直後から、スライドが後退しきるまで」の(できましたら動画)数枚の図を見せて頂くわけにはいかないでしょうか?どうか、お願い致します。

    その際、スライドの透明度を幾分さげて、スライド自体も多少見えるようになると、とてもうれしいです。

    貴方の説明と図は、本当に分かりやすくて感謝しております。

    #91018返信
    ポルポル
    キーマスター

    M9ではありませんが、こちらの動画はいかがでしょうか。
    ロッキングブロックの動作はM9と同じです。

    ベレッタM93Rのバーストメカ
    #91039返信
    Fulcrum
    ゲスト

    この動画、うれしいです。 これはベレッタの次の型なんですか?

    なんとなく、わかってきました。

    手でスライドを引いた時(バレルの後退は最後)と、発砲した時(バレルの後退が最初)では、一部逆のシーケンスなんですね?

    そこで混乱していたみたいです。

    今後とも、お世話になります。

    #91040返信
    ポルポル
    キーマスター

    >これはベレッタの次の型なんですか?

    ベレッタ92をベースに作られた警察特殊部隊向けのモデルです。

    関連記事:マシンピストル(ベレッタ93R)の構造

    >手でスライドを引いた時(バレルの後退は最後)と、発砲した時(バレルの後退が最初)では、一部逆のシーケンスなんですね?

    いえ、逆ではありません。手動操作時と撃発時はどちらの場合でも同じです。

    モデルガンではバレルが後退しなくても薬室を開放できますが、実銃ではバレルが後退しなければ薬室は開放されません。

    #91163返信
    Fulcrum
    ゲスト

    マルシン工業 USN M9 (火薬が鳴るブローバック・モデルガン)は、私が言ったように逆シーケンスですが、マルゼンのP38(エア-スポーツガン ガスブローバック)は、ポルさんのおっしゃる通りの動きです。

    やってみて、比べて気が付きました。

    ただ、ベレッタに比べるとP38ってバネが弱くて、スライドする時、手の感触が味わえないんですよねぇ。

    #91165返信
    ポルポル
    キーマスター

    実銃の場合、ベレッタ92FSのリコイルスプリングはファクトリースタンダードで13ポンド、ワルサーP38は6.5ポンドが2本なので、スライドを引く重さは殆ど同等です。

    トイガンはトリガーメカや装填排莢の動作を学ぶには良いのですが、閉鎖方式の構造については残念ながら参考にし辛いですね。

    #91202返信
    名無しの64式で準特級取った奴
    ゲスト

    シアーが摩滅すると、装填後撃発すると
    弾倉カラになるまで発射が止まらなくなる
    そんな事故もありますからねぇ。
    逆鉤と補助逆鉤があるタイプ・・・自動小銃
    だと、フルオート時に機能する方は、明らかにゴツく造られてますよ。
    セミオートモデルも、逆鉤を削ったりして故意に連射が止まらなくなる改造を施すヤカラもいる様ですなぁ。
    この辺りは、水平二連散弾銃をソウドオフする犯罪者達も変わらないか。

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