>具体的にはどういった兆候が出るのでしょうか?
スライドと同じくクラックが生じます。
特に90度にカットされた部分やピンなどが通る穴から亀裂が走りやすい傾向があります。
マガジンの後部に位置する部分、フレームレイルの端の根元、マガジンキャッチやトリガーの穴、スライドストップやハンマーピンの穴、ダストカバーの上部や後部など、フレームは発射毎に反動によって歪みが生じるため繰り返しの歪みが亀裂に発展します。
(ダストカバーに質量の大きいアンダーレイルが備わっているとダストカバーの根元に負荷が掛かりやすくなります)
グーグルで「pistol frame crack」を画像検索すると状態を確認できると思います。
>修理は利くものでしょうか?
スチールやアルミ合金のフレームでは修理を請け負うガンスミスも存在しますが、新品のフレームを購入した方が安い場合が多いです。
メーカーによっては生涯補償でカバーされるため、銃を送ると無償交換修理で対応してもらえる場合もあります。
>どこまでなら加工や修繕が許されるものなのでしょうか?
シリアルナンバーの削除や入れ替えにはライセンスが必要になるため基本的にメーカーや輸入業者などしか行えませんが、溶接修理などは個人で行っても問題ありません。
フォアグリップを装着したりフルオート化するといった違法行為でなければ、大抵の加工は可能です。
メーカーに銃を送った際、新品のフレームと新しいシリアルナンバーに交換し古いフレームを廃棄する場合と、新品のフレームに元のシリアルナンバーを打刻し古いフレームを廃棄する場合があり、メーカーや州によって対応が異なるようです。