恐らくカリフォルニア州法AB-2571に関するご質問だと思いますが、この法律は実銃のモデル名の使用を規制する法律ではなく、未成年者に対して実銃の購入を促進することを規制する法律です。
例を挙げると、アメリカでは未成年者向けの射撃関連の出版物がありますが、このなかで掲載されている銃は実際のモデル名が使用されており、この出版物をカリフォルニア州内で未成年者に配布することは合法です。
しかし、この出版物のなかで銃の購入を促すような広告が含まれていると、違法となる可能性があります。
ビデオゲームも同様に、未成年者に対して実銃の購入を促す内容でなければ実銃のモデル名を使用しても問題ありません。
もし仮に銃器メーカーが広告宣伝のためにゲーム会社に代金を支払って実銃と同じモデル名を使用した場合は違法となる可能性がありますが、このようなケースは殆どありません。
ゲーム会社が実銃のモデル名を使用する場合には銃器メーカーとライセンス契約する必要があり、銃器メーカーはゲーム会社の実績や見込み売り上げを考慮し契約するかどうかを決めています。
そのため、実績がなく大きなロイヤリティが期待できないインディーズメーカーは銃器メーカーとライセンス契約できないケースがあります。
また、モデル名についてもケースバイケースで、例を挙げると、AK-47やAR-15は商標のためライセンス契約が必要ですが、M4やM249は商標ではないため誰でも使用可能です。