私は個人的に「何万発撃てた」といった耐久性に関する情報は環境や条件次第で結果が異なるため参考にする価値が低いという認識なのですが、皆さんから頂く質問のなかでも頻度の多い質問ですので、近いうちに記事としてまとめて公開したいと思います。
耐久性については過去ログもご覧ください。
当掲示板の検索フォームから「万発」「寿命」「耐久性」などのキーワードで閲覧可能です。
ゆうたゲスト
いつもお世話になっております。
またよろしくお願いします。
https://hobbyjapan.co.jp/armsweb/report/2547.html
でGen2のグロック34が「バレルを交換した後4万発撃っている」と書かれています。
当然バレルを交換する前も相当数撃たれているはずですから、グロックの耐久性は凄いとしか言いようがありませんね。
そこで、一般的な拳銃を実射していった場合、どのくらいが寿命ということになるのでしょうか?
もちろんリコイルスプリングやトリガースプリングのような消耗品と言っていいようなパーツを除いての話です。
特にS&W M10のようなそれほど強力ではない弾を撃つ拳銃がどのくらい持つのか気になります。
Jackyゲスト
おー!!
そうでしたか!
実際に撃ってないで情報だけでは、わからないものです。
やっぱり普通に使うにはデメリットを感じますね。
普通でもファクトリー製の弾薬は、凄まじい音に聞こえます。
映画の音はかわいい。
さらにでかくなると耳がやられそうですね。
日本では新しいM19は、昔のM686よりも耐久性があるなんて、ほとんど知らないと思います。
私も驚きました。
ブログにM19の記事を少し書いたのですが、今から補正しておきます。
いつも本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。
>実際にこのような加工をする方は多いのでしょうか?
好みは人それぞれですが少なくはありません。
私も愛用していました。
>またメーカーで加工してあるものと、あとからガンスミス等に頼んで加工するのでは、性能等の違いは出るのでしょうか?
メーカーもガンスミスが加工しているためガンスミスのスキル次第です。
ですが難しい加工ではないため性能差は大きくありません。
実際の効果は使用弾薬やポートのデザインによって異なります。
>どれくらいのメリットと、デメリットがあるのでしょうか?
メリットはマズルジャンプが軽減され速射性が向上しますが、効果の差は使用弾薬によっても異なり、ショットガンでは低圧なため効果は低いといえます。
ガスの量が多く腔圧が高いほど効果が得られますが、実際の反動は殆ど変化しません。
デメリットは、ガスが射手の顔に吹き付けやすくなる(胸や腰の位置で撃つと危険)、銃声が大きくなる、クリーニングに手間が掛かる、暗い場所ではターゲットを見失いやすくなるなどです。
ただしこれらのデメリットはポートのデザインによっても異なります。
>これは競技用だけに向いているものでしょうか?
競技用や通常のターゲットシューティング用としては良いですが、それ以外ではデメリットを感じやすくなります。
私はクリーニングの手間がデメリットと感じたため使用しなくなりました。
>ハンティングもOKそうですが。
ハンティングで使用するのも良いですが、イヤーマフを使用しないハンターも多いため銃声が大きくなることを嫌う人は多いです。
>また動画で、最近再版されたM19は357Magを撃っても、材質と構造の変化でM686より耐久性があるって聞こえたのですが、それでOKですか?
新しいM19はバレルとバレルシュラウドのツーピース構造(エアガンで例えるとインナーバレルとアウターバレルの関係)になったため、従来のLフレーム(M686等)よりも耐久性が高くなり、.357マグナムを使用しても高い耐久性を維持するようになりました。
従来は.357マグナムを大量発射するとフォーシングコーンが割れやすくなりましたが、新しいM19はフレームにバレルをねじ込む構造ではなくなったためフォーシングコーンの部分が厚くなり強化されています。
Jackyゲスト
昔M29がはやりだったころ、良くGUN誌などで、銃口の先に穴を開けてガスポートを作って反動を逃がすのが流行ってました。
最近ではリボルバーではあんまりそれを見かけません。
競技用のオートピストルとか、S&WパフォーマンスセンターのM19などで見かけます。
ミキュレックさんの動画で、コンプがついてるM19-3インチと普通のM19-4インチを撃ち比べて、
ミキュレックさんですら普通のM19では357Magを撃って手が痛いって言ってたように聞こえました。
英語なので、完全理解はできなかったのですが、実際にこのような加工をする方は多いのでしょうか?
またメーカーで加工してあるものと、あとからガンスミス等に頼んで加工するのでは、性能等の違いは出るのでしょうか?
反動が抑えられるのと、上にガスが吹き上げるのはわかるのですが、
いまいちどれくらいのメリットと、デメリットがあるのでしょうか?
ガスブロでは関係ないので、想像が難しいです。
これは競技用だけに向いているものでしょうか?
ハンティングもOKそうですが。
また動画で、最近再版されたM19は357Magを撃っても、材質と構造の変化でM686より耐久性があるって聞こえたのですが、それでOKですか?
よろしくお願いいたします。
参考動画
ゆうたゲスト
ポルさん、いつもありがとうございます。
やはりマニューリンMR73の耐久性は群を抜いているのでしょうか。
私が見たS&W M686の記事では「レンタルガンとして使用したところ故障なしに357マグナム弾を3万発射撃できた」というものでした。
個人で357マグナム弾を何万発も撃つ人はまれでしょうから、それだけ撃てれば十分だという気もしますが…。
ただメーカー発表としては5000発ということで、やはりマニューリンMR73には遠く及ばないのでしょうね。
ゆうたゲスト
いつもお世話になっております。
またよろしくお願いします。
先日投稿されたマニューリンMR73の耐久性の記事内容に驚いているのですが、普通の357マグナムリボルバーの耐久性はどのくらいなのでしょうか?
例えばS&W M686やルガーGP-100などで例えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
サバゲ用なら数千円の3-9×40スコープで実用上十分だと思います。
安価なスコープを実銃に使用すると反動で破損しやすいですが、エアガンではそういった心配はありません。
また高価なスコープは耐久性があり視界も明るいですが、サバゲは交戦距離が短いのでそこまでの性能は不要ですし、高品質なスコープを使用したからといって命中率が向上することはありません。
とはいえ趣味の世界なので、所有欲を満たすために高価なスコープを選択するのも良いと思います。
ストックを折り畳んでコンパクトにする必要がある場合を除けば、不要な機能は出来る限り排除するのが軍用ライフルの設計における一般的な考え方です。
具体的な不具合の内容についてはストックの構造によっても異なるため一概に言えませんが、折り畳む機能を追加すると耐久性低下、長期使用時の歪み、重量増、命中精度低下、製造コストやメンテナンスコストの増加などの問題が生じやすくなる傾向があります。
銃剣格闘(バットストローク)に適さないのはその通りですが、プラスチックの固定ストックも強い衝撃を与えれば割れやすいので、そこは重要度の高い問題点ではありません。
真鍮ケースと同等の強度、耐熱性、引張強さ、低コストなどの条件が揃えば可能かもしれませんが、私は樹脂製品の製造については素人なのでケースの形状をどうやって再現するのかも気になるところです。
真鍮のリムファイアケースは真鍮の筒を機械でプレスしリムを成形しますが、樹脂では同じ方法で製造するのは難しいと思われます。
モナカ構造や3Dプリンターなら簡単ですが、これでは耐久性や製造コストの問題があります。
ある程度大きな口径なら簡単そうですが、.22LRのサイズで製造するのは難しいのではないでしょうか。
4インチモデルの重量はM19が36オンス(1020.58g)、パイソンが42オンス(1190.68g)です。
>どれも重量がまちまちではっきりわかりません。
それが普通です。
製造時期によっても多少異なりますし、メーカー公表値と実測値が異なることも多いので目安程度に見るのが良いと思います。
耐久性と弾頭重量については以前に解説しているので以下の関連トピックをご覧ください。
関連トピック:M19、kフレームの脆弱性について
ゆうたゲスト
いつもお世話になっております。
またよろしくお願いします。
S&W M19(ダッシュ5あたりのまだロックが付いていない頃のモデル)とコルト・パイソン、それぞれ4インチの正しい重量を教えてください。
いろいろ調べたのですが、どれも重量がまちまちではっきりわかりません。
また、この両銃は市販されている357マグナム弾をバカスカ撃つには耐久力不足と言われていますが、38スペシャルなら心配することなくバカスカ撃てる程度の物なのでしょうか?
http://smith-wessonforum.com/s-w-revolvers-1980-present/263047-s-w-model-19-5-price-check.html
で見るとM19に関しては125グレインの弾は避けて158グレインの弾を使うよう書かれていますが、それはなぜなのでしょうか?
よろしくお願いします。
ゆうたゲスト
通りすがりさん、どうもありがとうございます。
やはり技術や材料も日々進化しているのですね。
私も現代のプレス技術でリファインされたAKMなどに興味があります。
また逆に第三国などで使われているAKMクローンの耐久性にも興味が出てきました。
.mamorunゲスト
申し訳ありません。説明がヘタクソ過ぎました。。。
一般的な弾薬と強力な弾薬とでは銃本体への負担が同じ一発でも当然違うと思います。
一般的には銃のトータルの発射弾数に応じて、摩耗したパーツの交換などを行うと思うのですが、その際に同じ発射弾数でも使用していた弾薬により銃の傷み具合も同等では無いと考えました。
(耐久性寿命)
例として…
通常弾999発+高圧弾1発
通常弾1発+高圧弾999発
極端で非現実的かもしれませんが、同じ1000発でも後者の方がより傷んでいると思います。
一つの銃で通常弾と高圧弾を使用して、銃本体の寿命が曖昧になるのであれば、通常弾用の銃と高圧弾用の銃と用途別に分けることにより、銃の摩耗が把握しやすいという側面もあるのかとな?と思った次第です。
シンプルに一般的な通常弾と高圧弾を併用している方は何を目安にして銃の摩耗具合を把握されているのでしょうか?
拙い素人考えなので色々と前提がおかしい可能性が大ですが、よろしくお願いいたします。
.mamorunゲスト
>パワーの強い弾薬には、そのパワーに合わせて設計された銃を使用するとトータルバランスで優れ、作動性、耐久性、速射性などに優れた性能を持ちます。
やはり目的に応じた弾薬を開発し、それに適した銃を設計するのが定石なのですね。
現在の市場で成功しているカートリッジにも共通しているようで納得しました。
ふと思ったのですが、銃の耐久性の管理において通常弾と高圧弾を1挺の銃で混用するよりも、弾薬ごとに銃を分けて管理した方が容易になるという考えがあったりはするのでしょうか。
1911ピストルで使用可能な、あまりメジャーではない弾薬では以下のようなものがあります。
.22 TCM
9x23mm win
.400 Cor-Bon
.460 Rowland
.50 GI
.45ACPより高圧で1911にパワーを持たせることは趣味として楽しむには面白い分野で一定のニーズがありますが、実用性があるかといえば疑問です。
1911は本来.45ACPを使用することを前提に設計されているため、他の弾薬を使用すると作動の確実性、耐久性、速射性などに問題があることが多く、特に高圧な弾薬は一般向けとはいえず、特性やリスクを理解したうえで使用される玄人向け商品です。
また弾薬コストが高く、入手しにくい傾向があります。
高圧な弾薬を使用するにはスライドやフレームなどに強度を持たせる必要があり、パーツが肉厚になれば銃の重量が増加することで反動が軽減され撃ちやすくなります。
しかし、1911のフレームやスライドは.45ACP以上の高圧弾では軽すぎるためマズルジャンプが大きくなり、フレームに掛かる負荷が大きくなると同時にパーツの消耗が激しくなります。
パワーの強い弾薬には、そのパワーに合わせて設計された銃を使用するとトータルバランスで優れ、作動性、耐久性、速射性などに優れた性能を持ちます。
一般的にスチールやステンレスと呼ばれている金属には様々な種類が存在し、硬度の点だけでもクロモリ鋼より硬度が高いステンレスが存在すれば、逆に硬度が低いステンレスも存在します。
含有する物質が異なると金属の特性が異なり、たった0.1%だけ炭素の含有量が異なるだけで硬度やひっぱりの強さ、価格などが大きく異なります。
そのため、一概に「ステンレスの方が軟弱」とは言えません。
例えば、サイトなどの細かいパーツには1020スチールを使用し、ボルトや銃身には4140スチールを使用します。
しかし、より耐久性が必要となるミルスペックの銃身には4150スチールを使用されますが、4150スチールは高価でありスポーツ用としては不要なため通常の使用では4140スチールや41V45スチールで必要十分と言えます。
ライフルに限った場合、銃身の素材としては17-4PHといったステンレスバレルはクロモリ鋼よりエロージョン(焼損)に対する耐久性が高いため、ステンレスが好まれています。
どちらも劣化の経過が異なり、クロモリバレルでは徐々に劣化するため集弾率も徐々に悪くなるのに対し、ステンレスバレルではエロージョンによるひび割れが大きくなる一方、ひび割れていない部分の表面が良い状態を保つため集弾率を維持し、ある点を超えると急激に悪化するといった特性があります。
しかし、いずれにしてもクロモリ鋼とステンレス鋼の違いでは腐食耐性と価格が大きく異なるため、銃身以外のパーツに関してはこの点が判断材料となります。
Mr.Smithゲスト
こちらのトピックでは、お久しぶりです。
最近このトピックに関することで、いくつか疑問に思うことがありましたので、ポルさんの意見をお聞かせ願いたいです。
http://www.back-up-trading.com/FBI-SWAT-HandgunTrial.htm
FBI SWAT Handgun Trial
<FBI SWATハンドガントライアル>
まず上記サイトに書いてある内容についてです。
誰がどこからの情報を元に記述したのかは分からないのですが、以下のような記述がありました。
「仕様書の中でも特に重要視されたのは銃の精度と耐久性であった。FBIの現行の支給弾薬であるレミントン ゴールデンセーバー 230グレイン ジャケッテッド ホローポイントを使用し、銃をランサムレストに固定した状態で10発発射し、25ヤードはなれたターゲットに1.25インチ以上のグルーピングを作らず、20、000発の耐久テストを行った後でも、最初のグルーピングから15%以上大きくなってはならないというのが要求された精度と耐久性であった。その他の仕様を見ていくと、USPSAのリミテッドクラスの仕様に非常に近い、フルハウスカスタムキャリーガンそのものであることがわかる。
このトライアルにはレスベアー、コルト、キンバー、スプリングフィールド、ウィルソン、シリンダー&スライド(ビル ラフリッジ)、マット ギッシュなど、カスタム/ファクトリーのトップメーカーが参加したが、予備テスト、集中テストの結果最終的にはスプリングフィールドの1911-A1をベースにしたカスタム”ビューローモデル”が契約を勝ち取った。スプリングフィールド社にとっても、このFBIのプロジェクトは非常に困難を極めたと同社のカスタムショップのディレクター、デイビッド ウィリアムス氏は語っている。信頼性を試す集中テストを終えるまで、ビューローモデルは20,000発を発射したが、その後も25ヤードで1.5インチの精度を保っていた。しかし、このトライアルに参加したビル ウィルソンらによるとFBIの現行の支給弾薬であるレミントン ゴールデンセ-バーは本質的に精度が低く、精度の高い銃がテストに落ちる原因となったと語っている。
“この弾は当たらない”とビル ウィルソンは語る。”市場に有るすべてのバレルを試してみた -バースト, ナウリン, ストームレイク、エド ブラウン、そして我々のバレル(ウィルソン)- 一番良かったグルーピングでもランサムレストから撃って1.6インチにしかならなかった。フェデラルの弾を撃てば1インチ以下にまとまる銃でゴールデンセ-バーを撃つと2インチになってしまう”ウィルソン、キンバー、コルトからの2丁のすべては精度テストで不合格だった。レスベア-、ラフリッジ(シリンダー&スライド)は精度テストを行う以前の段階でテストを辞退してしまった。これについてFBIからのコメントはない。」
以上、上記サイトより抜粋
ここでは、「FBIの当時の支給弾薬であったレミントン ゴールデンセーバー 230グレイン ジャケッテッド ホローポイントを使用し、銃をランサムレストに固定した状態で10発発射、25ヤードはなれたターゲットに1.25インチ以上のグルーピングを作らず、20、000発の耐久テストを行った後でも、最初のグルーピングから15%以上大きくなってはならないという精度が要求され、結果的にスプリングフィールドの銃が勝ち残ったが、この弾の本質的な精度が低かったために、他の高精度な銃がトライアルで不合格となった」との記述があるのですが、これは果たして本当のことなんでしょうか?
私はあいにく弾薬の細かい種類やメーカーなどに疎いので分からないのですが、仮にも全米で最大規模を誇る連邦政府の法執行機関であるFBIに制式採用されていた.45ACPの弾が、精度が低く質が悪いなんてことがあるのでしょうか?
もしそうだとしても、弾が原因で他社の高精度な銃が本来の力を発揮できずに、トライアルに落ちるなんてことがあるのでしょうか?
また、当時支給されていたと思われるこの.45ACPは現在も支給されているのでしょうか?
他にも、上記サイトとは別のサイトで、「FBIのトライアルに提出されたカスタム1911の中でも、スプリングフィールドアーモリーの銃は価格が安かったため、採用された」という記述があったのですが、これも本当のことなんでしょうか?
以前ポルさんに教えて頂いた通り、ビューローモデルの元になったプロフェッショナルモデルはかなり値の張る銃のようですし、FBIのトライアルに参加した他社の1911も、大体同じくらいの価格帯のように思えます。
それにこのトライアルの内容を見ていると、かなり過酷なトライアルに見えるので、それを突破したということは他社の1911と比べても、そこまで見劣りする物でもないと思うのですが…
かなり長文となってしまいましたが、以上の質問にお答え頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。
>cz-75は後期型になるにつれ生産性を重視したため、銃自体の完成度が劣化したと聞いたことがありますがどうなのでしょう?
ガンスミスキャッツではそのように説明されていましたが、実際はその逆です。
初期のCz75は鍛造スライドと鍛造フレームの組み合わせで、フレームの硬度は現在より高いものでした。
しかしフレームにクラックが生じたためスライドレールを延長することで対応し、フレームは鋳造に変更されました。
鋳造フレームに変更したことにより結果的に生産性も向上しています。
>拳銃の材質は硬ければ硬いほど優秀なものなんでしょうか?
硬ければ良いというものではなく、それぞれ使用するパーツによって適切な硬度があります。
一般的に硬度はフレームよりスライドの方が高いのですが、高すぎる硬度はご指摘の通り粘りが無く割れやすくなり、耐久性が低くなります。
ピストルの場合、フレーム後部やレール付近、またはスライドのエジェクションポート付近などにクラックが生じやすくなります。
>ストレートブローバックでバレルがスライドに固定されている特性上、ショートリコイルなどバレルが動くメカの銃よりも精度が高いイメージですがどうなんでしょう?
固定バレルは命中精度向上に良い影響がありますが、ストレートブローバックは跳ねやすく、反動を強く感じ、速射時の集弾が悪化しやすい傾向があります。
そのため現代のメーカーでは.380ACPを使用するピストルでもショートリコイル(ロックドブリーチ)を利用するのが一般的です。
関連記事:ショートリコイル?ブローバック?銃の閉鎖方式の違いを解説
>cz-83は82の民生モデルで.32ACPを15発装填できるダブルアクションのセミオートですよね?
Cz83はCz82の輸出用民間モデルです。(Cz82とCz83はどちらもダブルアクションのセミオートです)
Cz83は口径バリエーションに.32ACP(装弾数15+1発)、.380ACP(装弾数12+1発)、9x18mm(装弾数12+1発)があります。
どれぐらい長持ちするかは使い方とメンテナンス次第です。
また、厚みや材質の違い、製品の構造などによっても異なります。
革については、牛革より馬革の方が耐久性があります。
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