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  • 返信先: 特許の切れた銃の製造 #90282
    ポルポル
    キーマスター

    1911では1911A1を復刻したGIモデルやミルスペックモデルが各社から販売されていますが、オリジナルの1911A1と全く同じスペックを持つモデルは存在しません。
    それぞれパーツ形状の違いやステンレスバレルを使用するなど材質の違いもあり、一般的に復刻モデルでは現代の新しい技術やアイディアが利用されています。

    >公差範囲、材質、熱処理、表面処理等々

    これらの技術や情報は秘密ではありませんし、特許で権利保護される範囲外の内容のため同じ方法で製造したとしても問題ありません。

    >特許が切れると、そういった技術情報も広く公開されるようになるのでしょうか?

    期限切れになればパブリックドメインになります。
    ただし3Dプリンターの普及により、CADファイルをネットで公開するとITAR(国際武器取引規則)に底触する可能性があるため注意が必要です。

    返信先: 散弾と拳銃弾の使い分けについて #90279
    ポルポル
    キーマスター

    どういったシナリオを想定するかによって散弾のメリットとデメリットが異なりますし、何とも言えませんね。

    散弾が均等に散れば良いですが、実際は偏りが生じるため一定の距離を超えるとヒット率が下がりやすいですし、反動が大きいことで次弾の発射が遅れたり、装弾数が少なくなりがちなどのデメリットもあります。

    返信先: AK12とAK74の違い #90276
    ポルポル
    キーマスター

    AK12はプロトタイプから現在まで改良を重ねられていることから、どの時代のAK12と比較するかによっても異なるのですが、基本的にobves(KM-AK)は従来のAK74Mを無加工でアップグレードするためのキットであるため、KM-AKの基本構造はAK74Mと変わりません。

    しかし、AK12はKM-AKと同じ改修キットが使用され類似点が多いものの、その後も改修が続けられた結果、サイト、ストック、グリップ、ハンドガード、QDマズルブレーキなどのデザインの違いがあると共に、構造的な差があります。

    例を挙げると、AK12はファイアモードに2点バーストが追加され、トップカバーを前後二か所でテンションをかけて固定し光学機器のゼロを維持する構造となっています。
    また、レシーバー上部はフラットトップとなり、リアサイト(ピープサイト)の位置がトップカバーの後端に移動し、ガスブロックのデザインも変更されている他、使用するマガジンにも側面の残弾確認窓や、フロアプレートにフルロードを知らせるインディケーターが追加されています。

    関連トピック:
    AK-12のセーフティが従来通りの仕様になったのは何故?

    ポルポル
    キーマスター

    法律は地域ごとに異なるため一概に問題無いとは言えませんが、一般的には問題ない装備内容だと思います。
    どのような体勢でも銃がしっかり隠れている状態を維持できればOKです。

    ちなみに一般人がサンフランシスコ市内にハンドガンを持ち込むのは違法です。

    返信先: 劣化ウランの徹甲弾 #90180
    ポルポル
    キーマスター

    >アメリカで劣化ウランの小銃や拳銃用の徹甲弾は売ってますか?

    非常にレアですが劣化ウランのライフル弾は合法的に売買されています。
    (発がん性物質であり着弾時の破片を吸い込むと危険なため射撃しようとする人はいません。あくまでコレクター向けです)

    一方、拳銃弾のアーマーピアシング弾は連邦法で規制されているため劣化ウランの拳銃弾は販売されていません。
    (州によってはアーマーピアシング弾はライフル弾であっても規制されています)

    >アメリカではどういう扱いになりますか?

    拳銃弾のアーマーピアシング弾は規制対象となりライフル弾では合法なのですが、最近ではAKのハンドガンモデルも販売されているためスチールコアの7.62x39mmや5.45x39mmは拳銃弾のアーマーピアシング弾として扱われています。そのため輸入規制や販売規制の対象となっていますが、所持や射撃は合法です。(州によっては違法です)

    熱処理されていないスチールコアはアーマーピアシング弾ではありませんが、法律上拳銃弾にスチールコアを使用するとアーマーピアシング弾として扱われます。

    返信先: ポイントシューティングについて #90177
    ポルポル
    キーマスター

    動画を拝見して理解しました。

    グロスリングやギロチンといったグロスサイトピクチャーを利用しているという文脈だったのですね。

    グロスリングは想像通りでした。

    「ギロチン」の意味はドットサイトの外枠の上の部分をマンターゲットの首の部分に合わせて胴体に命中させる方法です。

    返信先: ポイントシューティングについて #90174
    ポルポル
    キーマスター

    ポイントシューティングはサイトを使用しない射撃法で、至近距離において精度を妥協する代わりにスピードを重視する状況で利用されます。
    ターゲットに命中可能な距離は射手のスキルや銃の種類(ライフルやピストルなど)によりますが、ピストルでは数メートルから10メートル以内が通常です。(高いスキルがあれば10~20メートル以上でも可能です)
    銃を目の高さまで上げる必要がないため胸や腰の高さから射撃されることが多く、本来であればフロントサイトに目の焦点を置くところをポイントシューティングではターゲットに焦点を置いて射撃されます。

    >タイミングやコツ

    タイミングはストレス状況下など照準が困難で瞬間的に至近距離のターゲットに命中させる必要がある場合に有効です。
    コツは通常の射撃法と同様ですが、トレーニングでは最初はゆっくりした動作で始めて徐々にスピードを上げて射撃するのがおすすめです。

    >「グロスサイトピクチャー」

    これは射撃法の名前というよりも、サイトの光景を意味しています。
    「グロス(gross)」は「大まか」や「全体」と訳すことができますが、フロントサイトに集中せずにサイトを大きく捉えてサイト全体をターゲットに重ねて射撃する際に「グロスサイトピクチャー」と説明されることがあります。

    >「グロスリング」「ギロチン」

    どちらも初耳で存じ上げないのですが、グロスリングは恐らくドットサイトの外枠(リング)をターゲットに重ねて射撃する方法だと思われます。(MP5の照準法に似た方法です)

    返信先: 創作における実銃の表記について #90123
    ポルポル
    キーマスター

    創作の内容にもよりますが、仮にゲームと小説では事情が少し異なります。

    ゲームの場合、トレードマーク(商標)の使用料を支払うのが長年の通例でしたが、ガンメーカー側から見れば広告費無しで商品を宣伝可能なため、交渉次第で使用料無しで実際の名称を使用できることもあります。

    その他の例では、コルト社のAR15はトレードマークとして登録されているため、他メーカーのAR15スタイルのライフルは「AR15」以外のモデル名を使用する必要があり、これはゲームで使用する場合においても異なる名称を使用するか使用料を支払う必要があります。
    また、カラシニコフコンサーンは「AK47」をトレードマークとして登録しているため、同様の対応が必要です。

    しかし、コルト社が権利を保有していないM4A1において、コードマスターズのゲーム「オペレーションフラッシュポイント」では使用料を支払うことなくM4A1の名称が使用されました。
    (コルト社はM4のトレードマークを保有しH&K社を訴えてH&K M4からHK416へ改名したこともありましたが、その後のブッシュマスター社との裁判でコルト社によるM4のトレードマーク保有は認められず、M4は一般名称となっています)

    カリフォルニア州での暴力的ゲームに関する法律やサンディフック事件以降、ゲーム内の銃に対する風当たりが強くなった背景があるなか、EAの「バトルフィールド3」ではガンメーカーと正式契約していたEAがシュアファイア社やマクミラン社の公式サイトにリンクを張ったことが「ガンメーカーをサポートしている」と炎上し、「バトルフィールド4」でEAは実在のモデル名をゲーム内で使用するが、憲法で表現の自由が保障されているため権利使用料は支払わないと宣言したことがありました。

    最近ではガンメーカーから権利侵害で訴えられるリスクを問題視することより、ガンメーカーの商品を宣伝していると疑われたくないという理由から実在の名称を避けるケースがあります。

    一方で小説の場合については、文章内で実在のモデル名を使用することに問題はありません。小説内で商標登録されているコカコーラやビッグマックを登場させることも可能です。
    しかしフィクションではなく、実際のこととして名誉棄損に当たるような表現をすると問題になる場合があります。
    また、ガンメーカーのトレードマークを小説内の挿絵や表紙などに使用する場合も問題になる場合がありますが、トレードマークの丸写しではなくテキストで「COLT」などと表記する場合はアメリカの法律上の「Fair use」の範疇に入り、権利侵害には当たらないと考えられます。
    いずれにしても、メーカーの不利益になりそうな場合は注意した方が良いです。

    返信先: アメリカでの戦車所持 #89925
    ポルポル
    キーマスター

    >海外から戦車を輸入した場合、国内で武装を着けなおす必要があるというわけですね。

    登録済みの武装が入手できれば良いですが、実際には難しいと思います。
    現実的には非武装化された戦車を輸入するか、または国内で流通している完全可動の登録済み戦車を購入するのが無難な方法です。

    >アメリカの法的にどんなカテゴリーの扱いになるのでしょうか?
    >法的には普通の車のようなカテゴリに属するということですか?
    >アメリカでも普通車のカテゴリに属してるんでしょうか?

    いずれも州や地域によって異なります。
    車幅規制や重量規制など、当該車両がその州の法律に照らし合わせて問題ないスペックであれば公道走行が可能です。

    返信先: アメリカでの戦車所持 #89921
    ポルポル
    キーマスター

    >国内の流通サイト戦車で購入するのですか?

    国内外の軍用車両専門のオークションサイトやディーラーサイトなどを経由して購入されるのが通常です。
    Amazonでは販売されていませんが、たまにebayに出品されることがあります。

    >民間人が海外から輸入したりすることも可能なんでしょうか?

    専門の代行業者を介して輸入し購入することが可能です。
    また、搭載されている砲は輸出前にカットしたりブリーチブロックを排除するなどして発射できない状態にする必要があります。

    >ライセンス等の手続きは州ごとに必要なものなんでしょうか?

    州や地域ごとに法律が異なるため、法律が適用される土地でライセンスや許可が必要となり、どんな許可が必要かも州や地域によって異なります。
    戦車で州境を自由に超えて良いといったライセンスはありません。

    返信先: アメリカでの戦車所持 #89918
    ポルポル
    キーマスター

    >これさえ行えば州によっては第二次大戦レベルの戦車や自走砲が所有できるということでしょうか?

    法律(NFA)が規制しているのは車両ではなく大砲なので、大砲所有の許可を得れば州によっては発射可能な戦車を所有可能です。
    通常、使用できない大砲が搭載された戦車はトラクターやブルドーザーと同じ扱いになりますが、州や地域によって規制内容が異なります。

    >仮に米国で戦車が買えても、街中やハイウェイなんかを走ることはできないのでしょうか?

    基本的には私有地で使用され公道を走ることは許可されませんが、ゴム付きの履帯を装着し地元で特別なラインセンスや許可を取得すれば公道を走ることが可能です。
    アメリカではイベントで民間所有の戦車が公道を走ったり、給油のため公道を走る場合もあります。

    返信先: 上下二連、開放レバーについて #89867
    ポルポル
    キーマスター

    キャストで得られるメリットは個人差にもよるため一概に「普通」とは言えませんが、メーカーによってはキャスト有りを標準にしているところもあります。

    返信先: 上下二連、開放レバーについて #89854
    ポルポル
    キーマスター

    通常、トップレバーは右方向にのみ動かして解放しますが、左利き用では左側へ動かすものもあります。

    >これは調整、加工で位置を変えることは簡単でしょうか?

    ご指摘の通りモデルによって構造が異なるため一概に言えません。
    ですが右寄りで停止しているトップレバーでは使用するうちにロッキングラグの摩耗によって停止位置が次第に中央へ動くものもあり、そういったモデルでは加工によって中央に位置させるとロッキングラグの寿命を縮める可能性があります。

    返信先: ベレッタ84Fのハーフコックポジション? #89718
    ポルポル
    キーマスター

    >84Bは「block」、84Fは92Fにならって「federal」、84F〝S〟は「safe」かと思うのですが……。

    ご指摘の通りです。

    >また、84BBの「BB」にはどういう意味があるのですか?

    わかりません。

    >BBでのサイズ変更はFにそのまま引き継がれた形になるのでしょうか? あるいは、スライド全長の変化はFからなのでしょうか?

    サイズの違いはモデルによって異なるため「BB VS F」といった明確な比較はできません。
    それぞれモデルナンバーを含め別のモデルという見方をした方が良いです。

    >BBからFへの変更点は全体のサイズ、コンバットトリガーガード、グリップパネル形状、ディコッカー装備&レバー部形状変更の三つになるのでしょうか?

    それに加えてセイフティやスライドリリースのノッチ、ポリマーグリップパネル、銃身内と薬室内のクロムメッキ化、ハンマー、ブルニトンフィニッシュ、ライフリングのツイストレートなどの変更や追加があります。

    >限定仕様かあるいは84F(FS)に対応するランヤードループが製造・販売されているのでしょうか?

    欧州仕様とアメリカ仕様でランヤードループの有無が異なることがあります。

    >中型ピストルとしての総合的な評価

    射撃したのは84Fだったと思いますが、現代の.380ACPサブコンパクトと比較するとフレームサイズが大きいため比較的安定し命中精度が高い印象があります。
    グリップも小さすぎずリコイル処理に苦労するレベルではありません。
    射撃時に問題を感じる点は特にありませんが、ストレートブローバックの構造と携帯性を意識すると設計の古さを感じます。

    ポルポル
    キーマスター

    以前に記事「スナイパークイズ:狙撃手が知っておくべき基礎知識」の問題9で解説したことがありました。

    ターキーネッキングとは、スコープやストックの設定が正しくない状態を指します。ライフルに対しスコープの位置が前方に寄りすぎていたり、ストックが長すぎることから射手の首が前に伸びた状態となり、その姿が七面鳥の首に似ていることから呼ばれます。
    また、チークレストの高さが正しくないことで顔を上げてスコープを覗き込むことはグースネッキングと呼ばれます。

    >それはそもそも構え方が間違っているという事で正しいでしょうか?

    ストックが体格に対して長過ぎることで無理な体勢になっているのかもしれません。
    LOP(トリガーからストック後端までの長さ)が適切ではないため、ストックの長さを調整する必要があると考えられます。
    固定ストックの場合はストックを短く加工するか、長さ調整が可能な伸縮式ストックに交換すると解決します。

    関連トピック:「チキンウィング」と呼ばれる構え方について

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