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ポル
キーマスターリボルバーライフル(リボルビングライフル)を一般的なライフルと比較すると、シリンダーギャップが顔に近いため危険(または不快)、異物に弱い、シリンダーが重い、装填と排莢に時間を要する、メンテナンス性が悪い・・・などの問題があり、ライフルとしての用途が限られるため現代では実用的ではありません。
ポル
キーマスター「他の州でもピストルグリップが規制されているか?」という質問でしょうか?
この法律は1994~2004年のアサルトウェポン規制法(AWB)を各州で継続施行したもので、カリフォルニアやニューヨーク以外ではニュージャージー州、メリーランド州、マサチューセッツ州でも同様のアサルトウェポン規制法があります。
ただ、内容は州によって異なり、条件次第でピストルグリップが違法な場合と合法な場合があります。
ポル
キーマスター材質、口径、弾速などの条件が同一のとき、全長が短い弾頭(軽い弾頭)と長い弾頭(重い弾頭)を比較すると、長い弾頭の方が飛距離が長くなり、また貫通力も長い弾頭の方が大きくなります。
これを弾道学用語で説明すると「長い弾頭(ライフル弾)はBC(Ballistic coefficient/弾道係数)とSD(Sectional density/断面密度)が大きい」と言い表すことができます。
全長が長いライフル弾の弾頭は空気抵抗が小さく重量も重いため、空気抵抗による減速が少なく慣性力によって長い距離を飛びます。
しかし同口径でも弾頭の全長が短いピストル弾はライフル弾と同じ速度で発射されても飛距離が伸びず、この点が不利になります。「安定」という意味では、弾頭重量に合わせた適切なライフリングのツイストレートを使用すれば、全長の長さに関係なくどちらも近距離において安定します。
ですが、飛距離が伸びない弾頭で長距離を飛ばそうとして射角を上げると滞空時間が長くなり、大きな弾道曲線になることで長距離では弾速の違いなど条件次第で安定しなくなる可能性があります。ポル
キーマスター戦車砲弾については以前に「次世代の戦車砲?」でも回答しましたが、口径の違いでメリットがあるため統一する必用があるのか疑問です。
機関砲弾についても想定するターゲットの種類、発射速度、射程距離、携行弾数などの条件を考慮して使用弾薬が選択されているため、異なる口径に変更すると必要な効果やメリットが得られなくなるリスクもあります。
また、車体/機体と火砲を全て自国で設計製造する場合は統一する方法も考えられますが、ライセンス生産の場合は非合理的かもしれません。
契約内容が不明な以上、契約上変更可能なのかわかりませんが、仮に設計を変更して搭載火砲の口径を変更した場合、単純にライセンス生産の場合と比較するとコストが跳ね上がる可能性もあります。自衛隊の使用弾薬の種類が多いとのことですが、アメリカやドイツでも20mm、25mm、30mmを使用していますし、国際的には標準的な弾種の多さだと思われます。
ポル
キーマスター何を根拠に口径の種類が多すぎるというのか意図がわからないので何とも言えません。
それぞれ使用目的が異なるため一概に口径を基準に語れないところではあります。
ポル
キーマスターM16A1の時代(1960年代)は半身の状態で肘を上げる(脇を開ける)フォームで射撃されていました。
これは銃を体に引き寄せた状態になるため銃の重心が体の重心が近づき、銃を安定させやすいフォームです。
しかしセミオートで狙撃する場合には良いものの、速射時やフルオート時、または移動しながらの射撃にはコントロールが困難な姿勢です。そしてボディーアーマー着用が一般的な時代になると、胴体正面をターゲットに向け、肘を下げ脇を締める射撃フォームに移り変わりました。
半身の状態ではボディーアーマーで守られていない脇腹をターゲットに向けることになり、ストックも滑りやすくなる問題があります。グリップの角度はグリップと肘の位置関係に影響を与えます。
昔ながらの射撃フォームのように、グリップの高さと肘の高さが近い場合はグリップの角度が浅い方が手首の可動域に無理なくグリップすることが可能です。
しかし、脇を締めてグリップの高さより低い位置に肘があるとき、手は肘からグリップに向かって上向きになるため、グリップの角度が浅いと手首を大きく曲げる必要があります。こうした手首の可動域の限界に近い状態は銃のコントロールやトリガープルに影響し、命中率に悪影響を及ぼす場合があります。
特に近接戦闘時や車両を使用するセキュリティー要員などは伸縮式ストックを縮めた状態で射撃されることがあり、この場合はグリップが肩に近づくため、角度が直角に近いグリップの方が手首に負担なく自然にグリップすることが可能になります。ただし、腕の長さや手首の可動域は人それぞれ異なるため、グリップ時の快適性は個人差があります。
関連トピック:「チキンウィング」と呼ばれる構え方について
ポル
キーマスター法規制によって選択肢が狭くなることで相対的にストレートプルのシェアが増える面はありますが、その影響は小さいと思われます。
セミオートライフルの規制が厳しいイギリスでも売れ筋のライフルは殆ど回転式ボルトアクションが占めており、ストレートプルはマイナーで、他国でもこの傾向があります。
また、ストレートプルの新製品が登場する一方、生産終了するストレートプルのライフルも存在しています。ストレートプルは速射性が高い反面、構造が複雑で価格が高価な傾向があり、速射性より価格や信頼性など他のメリットに価値を感じるユーザーが多いようです。
速射性が高いといわれるストレートプルでも、ボルトを回転させる構造のストレートプルは作動が硬くなる場合もあり、「ストレートプルか回転式ボルトか」という作動方式の違いよりも、製品の価格やユーザーのニーズに応える内容がシェアの大きさに影響していると思われます。
ポル
キーマスター薬室に装填した状態で銃を保管するのは合法ですが、安全上、銃と弾を別々に保管することが推奨されます。(装填状態の銃を運搬するのは違法です)
カリフォルニア州では18才未満の子供や銃の所持が規制されている人が装填されている銃を所持可能な状態を作ると罪に問われます。
ここで言う「銃の所持が規制されている人」とは、精神疾患を持つ人や犯罪歴があり合法的に銃を所持できない人を指します。例を挙げると、ガンロッカー内に銃を保管していても、同居している子供や法的に銃を所持できない人がガンロッカーを開けて弾が装填され発射可能な銃を手にできる状態は保管者の罪になるということです。
またカリフォルニア州法における「装填された状態(loaded)」とは、弾が銃の内部に入っている状態を意味します。
薬室に装填された状態に限らず、薬室に装填されていなくても弾が装填されたマガジンが銃に挿入されていたら「装填された銃(loaded firearm)」となります。
反対に、弾が装填されたマガジンを銃から抜いていれば「装填されていない」と解釈されます。ホームディフェンスの場合は公共の場所でコンシールドキャリーする状況とは異なり、異変に気付いて対応するまで時間的余裕がある場合が多く、ロックを解除して銃を取るまで2~3秒で完了できるガンロッカーも多数販売されているため、取り遅れによるリスクは相対的に低いと考えられます。
それでも不安な場合は自宅内でコンシールドキャリーやオープンキャリーをすると良いかもしれません。
私有地での装填された銃の携帯は許可不要で合法です。ポル
キーマスター2つの銃を比較する場合は同じ条件を用意する必用があります。
DIとピストンを比較するのであれば、作動方式以外の条件を限りなく同一にする必要がありますが、メーカーやモデルが異なるだけでなく、使用弾薬、クリーニングの頻度、クリーニング方法、ガンオイルの有無、ガンオイルの使用量や使用箇所、マガジン、発射速度・・・等々、それぞれ条件がバラバラでは比較になりません。
仮に1万発ノンクリーニングで発射し作動停止が無かったとして、同一モデルの別個体でも同じ状態が再現できるとは限りません。
その作動停止が偶然起きた事象なのか、同モデルで起こる特有の問題なのかなどの作動停止の原因を見極める必要があり、より正確に比較するには同一条件のサンプル数を増やす必要があります。とはいえ条件は違えどDIとピストンのどちらもノンクリーニングで大量発射しているライフルが存在していることは事実ですし、一方で作動が不安定なDIやピストンのライフルも存在します。
いずれにしても信頼性の高いモデルは存在し、どちらのシステムも軍や法執行機関で長年利用されており、信頼性の高さが証明されています。
それにも関わらず「どちらが耐久性があるか」といった不毛な議論に意味はあるのだろうか?・・・というのが私の個人的感想です。ポル
キーマスターNGSWプログラムは従来の弾薬(5.56mmNATO/7.62mmNATO)より高性能な弾薬による殺傷力や命中率の向上を目標としています。
具体的な性能は非公表のため不明ですが、遠距離の目標に対して遮蔽物やボディーアーマーを貫通させる能力が必要とされており、それには一定の弾頭重量と弾速が必要なため、現在テスト中の6.8mm弾は高速で低伸性の高い弾薬になると予想されます。
軽量な弾頭は空気抵抗による減速率が大きいため遠距離射撃に不向きで、一方で重い弾頭を使用することで弾速が低下すると飛翔時間が長くなり命中率低下や貫通力低下に影響するため、6.8mmでは遠距離射撃に必要な弾頭重量を使用しつつ、高速な弾速を維持することで有効射程距離が向上する可能性があります。
また、銃と弾薬の軽量化も進められているため、成功すれば大きなメリットになります。
ポル
キーマスター.50AEの+Pは存在するかもしれませんが、私は見たことがありません。
+Pではありませんが、MagSafe Ammoの.50AE 180grでマズルエナジーが1665ft-lbfというホットな弾薬も存在します。.454カスールのマズルエナジーはブランドの違いによって1,000~1,900ft-lbfといった開きがあるため、マズルエナジーの低い.454カスールとマズルエナジーの高い.50AEを比較すれば.50AEの方が勝る場合もあります。
また、リローディングの場合は15インチバレルで1983ft-lbfという.50AEのロードデータもあります。
>大口径重量弾と中口径高速弾で人体に与えるダメージがどのように変化したりしますか?
人体へのダメージの大きさという意味では口径の差は重要ではなく、弾頭のデザインや弾速の差が大きな影響を与えます。
同一条件下で比較したとき、低速な.50口径の拳銃弾より高速な.30口径(7.62mm)のライフル弾の方が圧倒的に大きなダメージを与える傾向があります。ですが弾頭の種類などによっても効果が異なるため、単純に比較できない場合もあります。
銃創学と弾道学を一から説明すると何時間も掛かるため掲示板では語れませんが、弾頭のデザイン、弾速、弾頭重量、命中箇所の状態など様々な条件で結果が異なります。ポル
キーマスターNGSWプログラムに参加しているメーカーの全てが戦車砲並みの高圧な弾薬を使用するわけではなく、SIGが開発した6.8x51mm(.277 FURY)の腔圧が戦車砲並みの80,000psiという高圧になっています。
これはSAAMIが認証する民間の弾薬には存在しない最も高圧な弾薬となります。
13~16インチバレルで600メートル離れたNIJレベル4のボディーアーマーを貫通することを目標としているため高圧になりやすく、3000発で銃身交換が必要と言われています。ですがTV社の6.8mmTVCMはM134やM240などでも利用することを考えているようなので、SIGほどの高圧にはならない可能性があります。
6.5mmクリードモア(6.5x48mm)は120grで3,000fps(57,000~62,000psi)ですが、6.8x51mmは135grで3,000fpsになるため、より大きな反動になります。
ただし反動の大きさは銃の総重量や作動方式によっても異なり、GD(ベレッタ)ではショートリコイルを利用することで反動を軽減しています。ポル
キーマスター採用が見送られる可能性はあるとしても、流石にポーズの可能性は無いと思います。
メーカーも大きなリターンを得るためにリスクを取っているわけで、技術力アピールのために資金を投じるメリットがあるとは考えにくいです。動画では根拠として「H&K、FN、コルトが参加していない」とのことですが、そもそもH&Kとコルトは経営が火の車で、採用されるか不透明なNGSWプログラムに単独フルコミットできる状態ではありませんし、FNはNGSARとNGSWのプログラムに参加したもののプロトタイプの製造のみで落選し終了しています。
ベレッタやH&Kは開発に協力しつつ採用後の製造も担当するため、パートナーシップ契約によって自ら時間と予算を掛けて単独開発するより経営上のメリットがあります。
また、今回のNGSWプログラムは銃の開発だけではなく弾薬も自前で開発する必用があるため、TV社やウィンチェスター社といった弾薬メーカーなどともチームを組む必要があります。
動画ではGDやTextronが銃器メーカーではないと言われていますが、GDはブローニングM2やM60マシンガン(サコーディフェンス)を製造していますし、TextronはSALVO計画に参加したことでも知られるAAI社を買収しており、LSATプログラムを牽引するメーカーであることからも専門技術を持ち合わせていると考えられます。
ポル
キーマスター熊の大きさにもよりますが、適切であるかどうかは別としてバックショットが使用されることもあります。
アメリカではブラックベアー(アメリカグマ)に対して00バックや000バックが使用されることがあり、近距離ではそれなりに効果があるものの、より大きなグリズリー(ハイイログマ)などに対しては適切な選択ではありません。
バックショットは貫通力が低いため、熊にはショットガンスラグやライフルが使用されるのが一般的です。
鹿などに対しても半矢になることが多いため、アメリカではバックショットをハンティングに使用することを禁止している州もあります。
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