個人の感想や印象なのであくまで参考程度ですが…
ライターの小峯 隆生氏の著作では「M16は900~1000発辺りからやや調子が悪くなってくるようだ」と語られているのは読んだことがあり、他所でも近い数字で語られている例を見た覚えがあります。しかもこれは完全に撃てなくなるという意味ではないようですし、多少調子が悪くなっても潤滑油を差すなりすれば結構調子が戻るとも元兵士の話で聞きますから、本当に全くダメになるまでには相当掛かるはずです。youtubeでも連続射撃の耐久動画はたくさん有りますが、例えばIraqveteran8888氏の動画のように加熱で樹脂製ハンドガードが燃え上がるほど連射を続けても、弾倉の10本や20本くらいジャム無しで余裕の作動だったりします。
DI式だから汚れやすくてデリケート…等とは確かによく言われる話ではありますが、個人的には疑問です。強いて言えば汚れやすい特徴のある構造と言えるのかもしれませんが、どんな銃だって撃ったら汚れますからね。兵士が一度に持っていく弾倉を全て撃ち尽くしてもまだ余裕のあるくらいの信頼はちゃんとあるのがAR15ですし、個人携行の最低限のクリーニングキットや潤滑油さえ使えないまま何千発も戦い続ける…というのは現実的にはまずあり得ませんから、AR15はデリケートで困る、というような説は話半分に聞いておいた方がいい気はします。