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質問が連続して申し訳ありません。
XM177E2のような短銃身と長めのフラッシュハイダーの組み合わせと、M4のような前者よりは長い短銃身と短めのフラッシュハイダーの組み合わせはどちらのほうが良いのでしょうか。2つ銃ののストック格納時の全長がほぼ一緒だったので気になっていました。
また速燃性の火薬をライフル銃で使うと異常高圧になり危険らしいですが、7.5インチなどの短銃身なら高圧になる前に弾頭が飛び出しそうなので安全に射撃できるのでしょうか。
ポルXM177の銃口に装着されているデバイスは厳密にはフラッシュハイダーではなく、サウンド・モデレーターと呼ばれています。
勿論、フラッシュハイダーとして機能するのですが、ツーピース構造で内部には仕切りがあり、サプレッサーの様な構造になっています。
銃は銃身が短いほど銃声が大きくなりますが、サウンド・モデレーターによって16インチバレルでも20インチバレル並みの銃声に抑える効果があります。
アメリカの法律ではサプレッサーとして扱われているため、民間市場で販売されているXM177用のフェイク・モデレーターは外見だけ似せた肉厚な筒の構造になっています。
>長い短銃身と短めのフラッシュハイダーの組み合わせはどちらのほうが良いのでしょうか。
マズルフラッシュ抑制効果はフラッシュハイダーの全長が長い方が効果が高い傾向がありますが、スリットの形状や穴の大きさなど設計の違いによって効果が異なるため一概に言えません。
>7.5インチなどの短銃身なら高圧になる前に弾頭が飛び出しそうなので安全に射撃できるのでしょうか。
発生する圧力のピークを55,000psi以下に抑えれば問題ありません。
しかし速燃性の火薬といっても様々な種類と燃焼速度が存在するので、燃焼速度が速すぎると事故に繋がります。
あれはただのフラッシュハイダーではなかったんですね…サウンドモデレーターで検索をかけるとカットモデルが見つかりましたが確かにサプレッサーのような構造でした、驚きです。
55,000psi以下というのは何か基準があるのでしょうか。銃身等の耐久性でしょうか。
ポル>55,000psi以下というのは何か基準があるのでしょうか。
市販されている殆どの.223レミントンは55,000psi以下に収まっています。
また、SAAMI(Sporting Arms and Ammunition Manufacturers’ Institute)の規格でマキシマムプレッシャーは55,000psiとされています。
M855A1は60,000psiを超えますが、.223レミントンやM855で55,000psi以下であればとりあえず安全です。

これは.223レミントンの一例です。
縦軸が圧力の高さ、横軸が時間です。
常に55,000psiの圧力を発生するのではなく、同じ弾でも一発ごとに異なる圧力が発生しているのがわかります。
詳細なデータありがとうございます。規格があるのですね。
最大圧が長く続いて一気に下がるようなイメージだったんですが一瞬なんですね。
恐らく体感ではわからないのでしょうが、これほど圧力にバラつきがあるものだとは思いませんでした。
回答ありがとうございました。