>1
銃声は使用弾薬のガスの量とガス圧に比例して音も大きくなりますが、それに加えて弾速が音速を超えるとソニックブームが発生することで、より大きな銃声になります。
.380ACP、.38SPL、.45ACPの音圧レベルは約157デシベル前後、弾速が速い9mmと.357マグナムは約160~165デシベルになります。
ピストルとリボルバーでは使用弾薬が異なる場合が多いので比較が難しいのですが、同レベルの弾薬を比較したとき、リボルバーではシリンダーギャップから漏れるガスが原因でピストルよりも大きく聞こえる傾向があります。
特に射手本人よりも横に立つ人には影響が大きく、より顕著です。
イメージとしては、ピストルは前方に向かって音が向かうのに対し、リボルバーでは横と前方に向かっている状態です。
>2
同じ弾薬でも銃身が短いほど銃声が大きくなります。
10インチの差で1~10デシベルほど変わりますが、これは弾薬や弾速で差があります。
音質に関しては、フラッシュハイダーなどマズルデバイスの形状によって音が変わることがあります。
>3
慣れると弾薬の差はある程度分かると思います。
個人的には22LR、9mm、.45ACP、その他ライフル弾やマグナム弾であれば、ある程度判断できますが、銃の種類までは分かりません。
ですがフルオートの場合は発射速度と音の違いで種類について見当が付けやすくなりますし、フラッシュハイダーの形状によって銃の種類まで判別できることもあります。