>・重量
>・反動
反動の大きさは弾頭重量、装薬、銃の総重量、発射方式、銃のデザインなどの要素によって異なります。
通常、同一の弾薬を使用したとき、銃の総重量が重いほど反動が小さくなり、逆に軽量な銃は反動を大きく感じます。
例を挙げるとVR60とVR80は類似のモデルですが、VR80の方が重いためVR60より反動が軽減されています。
また、サイガ12とヴェープル12を比較すると、ヴェープル12はレシーバーの厚みが増したことで銃の総重量が重くなり、サイガ12より反動が小さく感じられます。
>・種々の弾薬への対応力
>・マルファンクションの少なさ
これはモデルや環境などの条件によって異なります。
銃に問題がなくても使用弾薬やマガジンとの相性が悪ければジャムは発生します。
サイガ12はモデルによってガスレギュレーターの有無が異なりますが、ガスレギュレーターの設定と使用弾薬が適切ではない場合にジャムが起こりやすくなります。
しかしヴェープル12は軽量な装弾でも作動しやすいためサイガ12より対応する弾薬が多く、より作動の信頼性が高い傾向があります。
BP-12は比較的に高く評価されているブルパップショットガンです。
アメリカではサイガ12やヴェープル12といったロシア製ショットガンは輸入規制の影響で価格が高騰する傾向がありますが、こうした状況ではトルコ製BP-12やカラシニコフUSAのKS12なども人気があります。
ただ、BP-12はローリコイルシェルなどの弱い装弾で作動が困難なため、快調な作動にはスラグやバックショットなど、ある程度反動が得られるシェルが必要になります。